コラム rss

新型コロナウイルス禍で屋内で過ごす時間が…

 新型コロナウイルス禍で屋内で過ごす時間が増えてペット需要が拡大し、専用ショップでは犬猫が品薄になっている所もある。散歩に出ると、子犬を抱えたり連れたりしている人が前より増えてきた感じもする。  近年の世論調査で、ペット…

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JR中央線・総武線が走る阿佐ケ谷駅を出ると…

 JR中央線・総武線が走る阿佐ケ谷駅を出ると、右手に中杉通りがあり、道の両側にケヤキの木が並んでいる。夏には葉が生い茂って頭上を覆うようなアーチを作り、歩いていると心地よい木陰となっている。  そのケヤキ並木は、今ごろに…

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「イノベーション」というと車や通信の技術…

 「イノベーション」というと車や通信の技術革新がすぐ頭に浮かぶが、資源エネルギー庁のホームページに「原子力にいま起こっているイノベーション(後編)~実は身近でも使われている原子力技術」という記事が載っている。  例えば、…

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今月25日は三島由紀夫の没後50年に当たる…

 今月25日は三島由紀夫の没後50年に当たる。1970年11月25日正午すぎ、三島は東京の陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で衝撃的な死を遂げた。享年45。文学者の自殺事件としては、事件として大掛かりだったことも含めて、芥川龍之介(…

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空港の名前

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  私たちの人生で旅行の楽しみは格別だ。一大決心しなければ行けない海外旅行はまた特別だ。荷物を準備する時のときめきと訪問地の異国的な情緒・食事・天気まで…。帰ってきた後もしばらくの間は…

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届かなかった郵便ー米国から

地球だより  先日、インターネットを通して妻が家族の写真をまとめたフォトブックを注文した。しかし、それから1カ月近くたち、到着予定日を過ぎても商品は自宅に届かない。  電話で問い合わせたところ、担当者の女性は「届かなかっ…

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街を歩くと黄に色づいたイチョウの木をよく…

 街を歩くと黄に色づいたイチョウの木をよく見掛ける。東京・武蔵野市にある杵築(きづき)大社に参拝した際、珍しい「千本イチョウ」を目にした。この大社は山岳信仰の「富士講」で知られ、ミニ富士山もある。  静かな境内にはイチョ…

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尖閣、人権… もっと中国を刺激しよう

 対中関係は、「できるだけ刺激しない」から「しっかり刺激する」外交へ転ずるべき時だろう。  第一に尖閣問題だ。菅首相も「日米同盟が基軸」だと強調する。米大統領選で勝利宣言したバイデン氏との初の電話会談で「尖閣は日米安保条…

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タブー破る米軍高官訪台 「深刻な中国の脅威を反映」

 米トランプ政権は、軍高官を台湾に初めて派遣、駆逐艦の台湾海峡通過など、中国への軍事的圧力を強化している。  米当局は、インド太平洋軍のスチュードマン情報部長(少将)が22日、台湾軍当局との情報共有のため台湾を訪問したこ…

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社会の公器、沖縄タイムス社が不正受給の温床に

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  新型コロナウイルスによる経済的打撃を受けた事業者を対象とした支援策である持続化給付金で、地元2紙の一つ、沖縄タイムス社(武富和彦社長)の社員による大規模な不正が発覚した。不正を行っ…

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50年前のきょう11月25日、気流子が通う高校の…

50年前のきょう11月25日、気流子が通う高校の…  50年前のきょう11月25日、気流子が通う高校の午後の授業開始早々、担当教師が「三島由紀夫が自衛隊で割腹自殺した」と語った。三島が東京・市谷の東部方面総監部のバルコニ…

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芸術分野にも及ぶ受験競争ー韓国から

地球だより  あまり知られていないが、韓国人はアート好きだ。経済的ゆとりができたことが大きいと言われる。本来は「芸術の秋」を楽しむこの時期だが、今年はコロナ禍で展示会が相次ぎ中止に追い込まれた。それでも対面を避ける工夫が…

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ある企業戦士の臨死体験から得た利他の喜び

 地域のネットワークづくりのために4年前から月1回の地域講座を主宰している。コロナの時世、自分の人生と宗教との関わりについて考えてみるのもいいだろうと、今回は「日本仏教について学ぶ」をテーマに、初のリモート講座となった。…

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見過ごせないオピニオンが産経新聞「正論」に…

 見過ごせないオピニオンが産経新聞「正論」に掲載された。日米近現代史研究家・渡辺惣樹(そうき)氏による「米大統領選に隠れた民主党の裏側」だ。  示された幾つかの事実があるが、なぜか日本のメディアではその情報の断片にすらお…

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東京大学は国立大学で初めて大学債を発行した…

 東京大学は国立大学で初めて大学債を発行した。10年で計1000億円超の調達を目指し、資金は先端的な研究施設や教育体制の整備に充てるという。  「国立大学が債券を発行」などと聞くと、半世紀前の大学人は驚いてひっくり返って…

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古書店回りをしていると、本に著者のサイン…

 古書店回りをしていると、本に著者のサインや、元の所有者の読み始めた日と読了した日などを記載してあるものを見掛ける。中には書き込みではなく、蔵書印が押されたものもある。  蔵書印があっても、ほとんど読んだ跡がない真っさら…

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新型コロナウイルスの国内新規感染者が1日…

 新型コロナウイルスの国内新規感染者が1日当たり2400人を超え、冬とともに感染拡大の第3波が到来したようだ。必ず第2波、第3波は来ると言われていたが、あっと言う間に過去最多を更新してしまった。ピークをどれくらいで抑える…

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自粛・忍耐のダサイン祭ーネパールから

地球だより  最も有名なヒンズー教徒の祭典の一つ、ダサイン・フェスティバルが10月17~26日にあった。毎年ヒンズー暦により日は変わるが、秋に10日間かけて世界中のヒンズー教徒がこの祭典を祝う。  春のホリ・フェスティバ…

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国民投票法改正案 成立急ぎ条文案審議に入れ

 憲法改正について議論する衆院の憲法審査会がようやく開催された。先の通常国会で自由討議を行って以来およそ半年ぶりであり、菅政権では初となる。改憲の是非を問う国民投票の利便性を高める国民投票法改正案の成立は待ったなしだ。今…

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10年以上も前の話。テレビで関西の芸人が…

 10年以上も前の話。テレビで関西の芸人が「うちの嫁は……」と話しだした。どう見ても30代にしか見えない彼に嫁がいるのが不思議だった。「嫁とは息子の妻」のこととそれまで考えていたからだ。  だが話を聞いていると、どうやら…

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オリーブ畑でのんびりーイスラエルから

地球だより  イスラエルでは例年10月に雨が降り始め夏の終わりを告げるが、今年は11月に入ってからようやく雨が降りだした。  この時期は、オリーブの収穫時期であり、アラブ地域では、収穫したオリーブの実や絞ったばかりのオリ…

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光化門広場の改造

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  光化門広場(朝鮮王朝の正宮・景福宮の正門・光化門前の広場)の「再構造化」は1990年代から論議され始めたソウル市の核心的な都市空間改善事業だ。当時、光化門前の歴史広場と世宗文化会館…

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「おそらく剱岳の一番のみごとな景観は、…

 「おそらく剱岳の一番のみごとな景観は、仙人池あたりから望んだものであろう。眼前に、岩と雪の交錯したダイナミックな光景が迫ってくる」。深田久弥は『日本百名山』の中で、剱岳(富山県)について眺めるのに良い所まで紹介している…

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