コラム
狂牛病騒動から13年
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2008年、大韓民国は狂牛病(BSE=牛海綿状脳症)騒動の渦に巻き込まれた。06年から08年6月まで、韓米間の数回にわたる交渉の末、当時、誕生1年目の李明博政権は、米国産牛肉の輸入…
不審なテキストメッセージにご用心ー米国から
地球だより ある日、「あなたはスティーブンさんですか。友人のエミリーから紹介されました」という人違いのテキストメッセージがスマホに届いた。無視しようかとも思ったが、間違いを知らせた方がよいだろうと思い、「私はスティーブ…
【上昇気流】東京都中央区にある鉄砲洲稲荷神社で寒中水浴が行われた
東京都中央区にある鉄砲洲稲荷神社で、氷の入った水槽で疫病退散を願う寒中水浴が行われた。新春恒例の行事だが、今年は新型コロナウイルス対策のため一般参加は見送られ、神社関係者だけ。 この時期に寒中みそぎをするところは他に…
【上昇気流】情報はどこから伝わってくるものか
「発信者(情報源)が誰なのか気にしない生徒が多い」と中学校の先生が語っていた。特にインターネット交流サイト(SNS)の場合、そうしたケースが多いようだ。情報の中身にしか関心がない。誰が何のために発信したかは無関心。 が、…
沖縄の成人式、直前の中止で悲喜こもごも
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルス感染が年末年始にかけて急激に拡大し、さまざまなイベントが中止や延期になるなど多方面で影響が出ているが、一番気の毒なのは新成人ではないか。 石垣島などの離島は年末…
巣ごもり通販が全盛ー韓国から
地球だより コロナとの闘いも3年目に突入したが、日本と同様に韓国でも巣ごもり需要が増えている。その流れに乗って売上げを堅調に伸ばしているのが、テレビなどによる通販だ。各家庭のテレビでは地上波に加え、ケーブルテレビ局のチ…
【上昇気流】NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がコメディータッチで始まった
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がコメディータッチで始まった。平家滅亡後も御家人同士の血で血を洗う抗争が続く時代を、脚本の三谷幸喜さんはどう描いていくのか。 一方、BSで放送された「鎌倉殿サミット2022」は、第一…
明け方に見える「かぎろひ」と影絵の思い出
「東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ」 昨年12月の半ばころ、夜勤明けの早朝、自転車で家路を急いでいると、ふと、この和歌が浮かんだ。炎(かぎろひ)とは、辞書的には「東の空に見える明け方の光、曙光(しょこう)…
【上昇気流】労働災害と人間の行動原理
那須サファリパーク(栃木県那須町)で開園準備をしていた20代の女性飼育員が、本来は獣舎内にいるはずのトラに襲われ、右手首を欠損する重傷を負った。助けようと駆け付けた2人も相次いでかまれるという痛ましい事故だ。 襲ったのは…
【上昇気流】6日に降った雪は、東京では2022年初めての雪で「初雪」と言っていい
6日に降った雪は、東京では2022年初めての雪で「初雪」と言っていい。降り注ぐ雪を見て、久しぶりに冬を実感した。交通機関への影響も大きかった。 帰宅を急ぐ人々の会話にも「初雪」という言葉が使われていた。俳句の季語で「…
【上昇気流】新型コロナウイルスの第6波が到来した
新型コロナウイルスの第6波が到来した。ここは再び、ワクチンの出番か。そう考えると、気がかりなことがある。コロナ禍が丸2年続くというのに、いまだ国産ワクチンがない。日本の神々も案じておられよう。 わが国の医療の始まりは…
【上昇気流】あんこう鍋の季節
<鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる>。加藤楸邨の代表句を思い出すあんこう鍋の季節となった。「西のふぐ東のあんこう」と言われるくらい、あんこう鍋は関東地方を代表する鍋料理 その本場、茨城県の大洗漁港などでは、あんこうを吊(つる…
ワクチン未接種者は外出禁止 ーフィリピンから
新型コロナウイルス感染が静まり、フィリピンでは昨年10月ごろに大幅な規制緩和が実施され解放感に包まれたが、年末からオミクロン株によるとみられる感染急増に見舞われ、政府は再び規制強化に舵(かじ)を切った。 特に感染が爆発…
【韓国紙】今年も新年の辞なし
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 北朝鮮の金正恩総書記は今年も新年の辞を発表しなかった。3年連続だ。代わりに、朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は昨年12月27日から5日間開かれた党中央委員会総会の結果を1日に報道した。…
ロシア系移民、新年は西暦ーイスラエルから
地球だより 西暦1月1日は、イスラエルでは平日だが、今年はユダヤ教の安息日「シャバット」と重なったので、静かな元旦を迎えることができた。ユダヤ暦にのっとっているイスラエルの新年は9月か10月になるが、ロシア系ユダヤ人の…
【上昇気流】東京では正月の三が日、快晴の日が続いた
東京では正月の三が日、快晴の日が続いた。初詣に出掛けたのは地元の小さな神社だった。自然の豊かな素晴らしいロケーションで、いつ行っても憩いの場所として迎えてくれる。 東京都三鷹市にある「丸池の里」の勝淵神社だ。北から流…
民間人による宇宙旅行
日本の民間人として初めて実業家らが宇宙旅行に出掛けた。2週間足らずの宇宙滞在に費用は1人当たり数十億円といわれ、ごく一部の資産家対象というのが実情だが、民間に宇宙活用の門戸を広げるきっかけになったのは間違いなかろう。 …
嬉しい送料一律、フリマサイトですっきり年越し
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 2022年を迎えた。年末は大掃除をしたり、粗大ごみを出すなどして忙しかった人が多かったのではないか。 筆者もその一人だが、大掃除をしていくうちに思い出の品やたんすの引き出しの奥に…
雑煮におせち、正月につなぐお袋の味
元日の朝に食べる雑煮に入れる餅は、東日本が四角で、西日本は丸と相場が決まっている。しかし、わが家では毎年、西日本出身の家内が作る雑煮は薄味だが餅は四角い。東北生まれの筆者の実家から年末に届く餅を使っているからだ。家内に…
【上昇気流】元日の恒例行事となったNHKの「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」中継
元日の恒例行事となったNHKの「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」中継。昨年は無観客で行われたが、今年は2年ぶりに観客を入れての開催となった。 ほとんどがマスクを着用していたが、楽友協会の黄金大ホールも観客を…
【上昇気流】列島を襲う寒波、冷え込む初春
列島を襲った寒波の影響で冷え込む初春を迎えた。都心では大晦日(おおみそか)に粉雪がちらついたが、元日の昼間は空が澄み渡る晴天。一方、日本海側は新潟などで大雪に見舞われ、交通機関が混乱した。事故に十分注意が要る。 降水量と…
【上昇気流】こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪、みず雪、かた雪、春待つ氷雪
こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪、みず雪、かた雪、春待つ氷雪。太宰治が表現した津軽の七つの雪を、歌手の新沼謙治さんが歌っている。北国や日本海側で大雪が予想される元旦は、どんな雪が降るだろうか。 明治35年に青森の陸軍…
【韓国紙】選挙前の募兵制公約
米国が徴兵制を実施していた1956年、名門プリンストン大卒業生750人のうち、過半数の450人が卒業後、軍に入隊した。しかし、募兵制(志願兵制)に変わった(1973年)後の2006年には、卒業生1108人のうち入隊した…