編集局 rss

「子供たちが交通ルールを守っている中での…

 「子供たちが交通ルールを守っている中での事故でショックを受けている」(千葉県八街市教育委員会の担当者)。「子供たちは歩道をしっかり歩いていたのに……」(八街市立朝陽小学校の大石忠男校長)=読売2日付夕刊=。  登下校中…

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熱い思いが無から有を立ち上げる

木立の中のおもてなし 山菜料理店「みたき園」女将 寺谷節子氏に聞く(上)  鳥取県智頭(ちづ)町の山間部芦津(あしず)に「山のテーマパーク」と評判となっている古民家を連ねた山菜料理店「みたき園」がある。智頭町町長の寺谷誠…

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精神科医大量処分、国民の信頼回復容易でない

 不祥事が後を絶たない精神医療で、国民の信頼を根底から揺るがす事態が発生した。精神保健指定医の資格を不正に取得したとして、医師89人の資格取り消しが決まったことだ。患者を最優先に考えなければならない医師のモラル欠如には呆…

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教育専門誌にLGBT記事

 大手メディアではLGBT(性的少数者)に関する記事が多く出ているが、教育専門の雑誌や新聞でもそうした記事を見かけるようになった。  例えば、教育新聞(9月22日付)には「園長、校長にLGBT理解で研修」という記事。教育…

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天候不順による野菜価格の高騰で、三重県…

 天候不順による野菜価格の高騰で、三重県鈴鹿市の教育委員会は市立幼稚園と小学校の給食を2日間中止することを決めた。  メニューの簡素化なども検討したが、提供する以上は栄養摂取基準を満たす必要があるほか、保護者の経済的負担…

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葬儀屋から数百の腐敗した遺体

地球だより  フィリピンのお盆である万聖節を前にマニラ首都圏で、葬儀屋の施設から大量の腐敗した遺体が発見されるという、身の毛もよだつ事件があった。  大量の遺体が発見されたのはケソン市にある葬儀屋で、近所の住人から異臭が…

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両陛下、三笠宮殿下の墓参

百合子殿下いたわられる  天皇、皇后両陛下は5日午後、東京都文京区の豊島岡墓地を訪れ、三笠宮親王殿下の墓に初めてお参りされた。両陛下は慣例で、4日の本葬「斂葬(れんそう)の儀」には参列されなかった。  三笠宮家の彬子殿下…

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地元2紙の「政治支配」、基地推進候補に個人攻撃

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(7)  過去2年間、沖縄県で実施された市長選を除く主要選挙は、革新系候補が勝利を収めた。2014年11月の県知事選では翁長雄志氏が初当選。その翌月の衆院選は、沖…

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調査捕鯨、引き続き理解得る努力を

 国際捕鯨委員会(IWC)総会がスロベニアで開かれ、反捕鯨国が日本の調査捕鯨の実施を遅らせることを狙って提出した決議が採択された。 反対国との溝深まる  決議は反捕鯨陣営のオーストラリアとニュージーランドが共同で提出した…

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「鉄板を踏めば叫ぶや冬の溝」(高浜虚子)…

 「鉄板を踏めば叫ぶや冬の溝」(高浜虚子)。歳時記では、11月の季語は冬のものとなる。例年7、8日ごろが「立冬」だからだ。「寒い季節である。草木も枯れ北国では雪の日々が続く」(稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』)。  北海…

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両陛下、スー・チー氏と御会見

 天皇、皇后両陛下は4日、来日中のミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と皇居・御所で会見された。両陛下がスー・チー氏とお会いになるのは初めて。  宮内庁によると、天皇陛下は会見で、先の大戦では多くの日本人が…

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両陛下、文化勲章受章者らと茶会

 天皇、皇后両陛下は4日午後、今年度の文化勲章受章者と文化功労者を皇居・宮殿に招き、茶会を開かれた。  茶会には、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典さん(71)、作曲家の船村徹さん(84)ら…

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「大殿下」に最後のお別れ

百合子殿下、斂葬の儀 車いすから立ち上がられ  大正、昭和、平成と激動の一世紀を生き抜き、晩年は「大殿下」と親しまれた三笠宮崇仁親王殿下との別れを多くの人々が惜しんだ。豊島岡墓地(東京都文京区)で4日、厳かに営まれた「斂…

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三笠宮殿下、斂葬の儀

皇族方ら最後のお別れ  先月27日に100歳で薨去(こうきょ)された三笠宮崇仁親王殿下の本葬に当たる「斂葬(れんそう)の儀」が4日、東京都文京区の豊島岡墓地で営まれた。喪主の同妃百合子殿下(93)ら皇族方のほか、三権の長…

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パリ協定発効、温暖化対策を加速させよ

 2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が発効した。これを機に、対策を加速させたい。 日本の批准間に合わず  パリ協定は、途上国を含む全ての国が温室効果ガスの削減に取り組み、世界全体で産業革命前からの平…

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黒人宗教指導者らが信教の自由めぐりクリントン氏非難 Black faith leaders reproach Hillary Clinton on religious freedom as enthusiasm chills

 マルティン・ルターの「95カ条の論題」発表から499年、黒人聖職者グループが民主党の玄関扉に書状を釘で打ち付け、黒人が関心を持っている問題をめぐる政治改革を求めた。  ヒラリー・クリントン選対本部に31日に届けられた書…

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昨年8月に94歳で亡くなった作家の阿川弘之…

 昨年8月に94歳で亡くなった作家の阿川弘之のことを、長女の阿川佐和子さんが描いた話題の本『強父論』(文藝春秋社)を読んだ。家庭での阿川の姿を赤裸に描いて、相当に容赦のないものだ。  その中心テーマとは別に、読んで得をし…

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“崔順実国政介入”疑惑、潘基文氏支持率に直撃

韓国紙セゲイルボ  “崔順実(チェスンシル)国政介入”疑惑で潘基文(パンギムン)国連事務総長の大統領選挙支持率が急落し、文在寅(ムンジェイン)共に民主党前代表に逆転されたという調査結果が出て注目されている。  これまで潘…

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変化に驚く友人

地球だより  ロシアの大学で一緒に学んだ日本人の旧友が、8年ぶりにモスクワを訪れた。ソ連崩壊後の激動の時代を経て、最近のロシアでは、人々の生活にはあまり大きな変化はないように感じていたのだが、旧友は興奮気味にこう語った。…

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ミャンマー、日本は国造りへ一層の支援を

 安倍晋三首相はミャンマーの事実上の最高指導者であるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相を異例の国家元首並みの待遇で迎えるとともに、関係強化のため今後5年間で官民合わせて8000億円規模の支援を行うと表明した。  ミャ…

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文芸誌「三田文学」(127号)に、昨年5月に…

 文芸誌「三田文学」(127号)に、昨年5月に69歳で急死した作家の車谷(くるまたに)長吉(ちょうきつ)を偲(しの)ぶ特集が掲載されている。村上春樹氏などとは正反対の、文学者らしい文学者だったことが伝わってくる。  特集…

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イカが獲れない

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  『古い約束は自然にイカの墨になるので/心は誰もが(故郷で食べた)ヤマノカミとジュンサイ(が恋しくて官職を捨て帰郷した晋の官吏、張翰の清貧さ)を考えないだろうか』。朝鮮後期の実学者、…

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「ロシア脅威論は幻想」

プーチン大統領、バルダイ会議で欧米の批判に反論  ロシアのプーチン大統領は10月27日、国際政治専門家らを集め毎年行われているバルダイ会議で演説し、欧米のロシア批判に反論するとともに、世界の平和を脅かしているのはロシアで…

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