編集局 rss

茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構…

 茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)を訪ね、国内外に知られる素粒子加速器を見学する機会を得た。わが国の原子力研究の拠点だ。  加速器は周長3㌔で、筑波山を望む広大な敷地の地下に埋設されており、一部見るこ…

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日韓防衛協定、「反日」超え今度こそ締結を

 北朝鮮の脅威などに備える日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結に向け、韓国政府が日本政府との協議を再開する意向を明らかにした。北朝鮮が核弾頭を搭載した各種弾道ミサイルによる攻撃の能力を高める中、日韓はGSOM…

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「朝寒や高野の僧のかぶりもの」(岡田耿陽)…

 「朝寒や高野の僧のかぶりもの」(岡田耿陽)。季節の変わり目に「一雨ごとに暖かくなる(寒くなる)」という表現を使うが、最近はそれを実感する。雨が降るたびに寒さが身に染みる気がする。  歳時記では、秋の寒さを形容する表現が…

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比大統領来日、中国封じ込めへ関係強化を

 フィリピンのドゥテルテ大統領が来日し、安倍晋三首相と会談した。ドゥテルテ氏は親日家として知られる。両首脳は、南シナ海問題の平和的解決や米国を含む3カ国協力の重要性を共有する共同声明を発表した。 「常に日本の側に立つ」 …

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三笠宮殿下「御舟入」

両陛下らお別れの御弔問  27日に100歳で薨去(こうきょ)された三笠宮親王殿下の一般の納棺に当たる「御舟入(おふないり)」の儀式が28日夕、赤坂御用地(東京都港区)にある三笠宮邸で営まれた。喪主の三笠宮妃百合子殿下(9…

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日本でも今や晩秋の風物の一つとなった感の…

 日本でも今や晩秋の風物の一つとなった感のあるハロウィーン。昨晩のNHKニュース7で武田真一アナウンサーが、ドラキュラ風のマントを着て関連のニュースを語っているのには恐れ入った。  西洋起源のこの行事、バレンタインデーに…

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大統領選走者の文在寅と北核リーダーシップ

韓国紙セゲイルボ  宋旻淳(ソンミンスン)元外相の回顧録が政界を揺らしている。盧武鉉(ノムヒョン)政府が国連北朝鮮人権決議案について「事前に北朝鮮と協議した」という記述が真実攻防になっているからだ。  文在寅(ムンジェイ…

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三笠宮殿下 薨去

昭和天皇末弟、100歳  昭和天皇の末弟、天皇陛下の叔父で、古代オリエント史の研究者としても知られる三笠宮崇仁(みかさのみや・たかひと)親王殿下が27日午前8時34分、心不全のため、入院先の聖路加国際病院(東京都中央区)…

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三笠宮殿下、学者皇族の誠実な御生涯

 昭和天皇の末弟で今上陛下の叔父に当たる三笠宮崇仁親王殿下が薨去(こうきょ)された。皇族の中では最高齢の100歳であられた。慎んで哀悼の意を表したい。  昭和の激動期、そして平成の御代に入っても四半世紀以上を、皇族の中の…

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82歳の誕生日を迎えられた皇后陛下が、宮内庁…

 82歳の誕生日を迎えられた皇后陛下が、宮内庁記者会からの質問に文書で回答された。新聞各紙に御回答の全文が掲載されたが、中に気になる1点があった。  皇后陛下は、新聞の1面で「生前退位」という活字を見られた時、大きな衝撃…

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配車アプリ「Uber」が席巻

地球だより  ブラジルで配車アプリ「Uber」の勢いが凄(すご)い。ブラジルでは、一昨年の3月にリオデジャネイロでテストが開始されたばかり。タクシー業界の反発や政治的な判断などでさまざまな紆余(うよ)曲折がありながらも、…

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さらなる民主化推進への道

寄稿 在日本ウズベキスタン共和国特命全権大使 ファルフ・トゥルスノフ 12月4日大統領選挙を実施  ウズベキスタンは、独立以降、法治国家、民主主義国家、市民社会を築いてきました。また、国や社会の営みに関わるすべての分野に…

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“脱北者3万人時代”に備えよ

韓国紙セゲイルボ 逆説的な統一時代到来を暗示  北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)が2011年に執権して以後、しばらく停滞していた北朝鮮住民の離脱が今年に入って増加傾向に転じ、“脱北者3万人時代”が目前に迫っている。  最…

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参院選1票格差、制度改革論議と人口政策を

 7月に行われた参議院選挙地方選挙区の定数と有権者数から割り出された「1票の格差」が最大3・08倍(1月1日、住民基本台帳で)だったのは投票価値の平等を損ない憲法に違反するとして、弁護士グループが全国各地の高等裁判所に起…

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オバマケア保険料が急上昇 Obamacare premiums to rise by double-digit percentages for millions

 政府は24日、オバマケアの保険料が2017年に引き上げられることを認めた。最も契約の多い標準プランの保険料が平均22%上昇する。支持者らが想定したよりも高齢で、病気がちな加入者への依存が続いているためだ。  連邦政府が…

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日本の封建社会を知る上で、世界の学者たちが…

 日本の封建社会を知る上で、世界の学者たちが注目してきた文書の一つに、歴史学者・朝河貫一によって英訳された『入来文書』がある。米国で1929年に出版され、矢吹晋氏による日本語訳が出されたのは2005年。  この文書が発見…

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両陛下が下鴨、上賀茂神社御参拝

 京都市を訪問中の天皇、皇后両陛下は25日、下鴨神社(左京区)と上賀茂神社(北区)に参拝された。  両陛下の参拝は、両神社が世界文化遺産に登録された1994年以来、22年ぶり。  午前中、滞在先の京都大宮御所から車で下鴨…

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受動喫煙対策案、一層の強化が求められる

 厚生労働省は2020年東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、多くの人が利用する官公庁や医療機関、学校などで全面禁煙を義務付ける対策案を公表した。  これまでの「努力義務」と比べれば前進と言えるが、今回…

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機動隊員発言問題の本質

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄県の米軍北部訓練場(東村)で警備に派遣されていた大阪府警の機動隊員が反基地活動家に「土人」と発言した問題の波紋が広がっている。  翁長雄志知事は20日、池田克史県警本部長を県庁…

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ヒラリーとドナルドと大義 Hillary, Donald and the greater good

 2016年の大統領選挙シーズンは、価値観重視の有権者にとって厳しい状態が続いている。ほとんどの選挙報道が、セックスや、うそや、または、ビデオテープについてのものだという時に、米国が「丘の上の輝く町」としての地位をどうや…

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東京地方は、朝の散歩それも多少速く歩くのが…

 東京地方は、朝の散歩それも多少速く歩くのが気持ちのいい候となった。私事で恐縮だが、四国から上京していた知り合いは、新宿区の神田川沿いの散歩を楽しんで以下の気付きがあったという。  田舎と変わらず犬を連れている人がたくさ…

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スマホの“火消し”いつに

地球だより  以前、韓国最大手財閥サムスンの系列研究所に再就職した、こちらの元政府高官をインタビューした際、持っていたスマートフォンで撮影しようとしたら「なぜiPhoneの携帯を使っているのか」と言われたことがある。彼が…

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両陛下、国際外科学会に出席される

 京都市を訪問中の天皇、皇后両陛下は24日午後、国立京都国際会館で開かれた第40回国際外科学会世界総会の開会式に出席された。  両陛下は学術振興のため、国内で開催される国際学会に出席されるのが毎年恒例となっている。開会式…

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