編集局
地元2紙の「政治支配」、基地推進候補に個人攻撃
国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(7) 過去2年間、沖縄県で実施された市長選を除く主要選挙は、革新系候補が勝利を収めた。2014年11月の県知事選では翁長雄志氏が初当選。その翌月の衆院選は、沖…
調査捕鯨、引き続き理解得る努力を
国際捕鯨委員会(IWC)総会がスロベニアで開かれ、反捕鯨国が日本の調査捕鯨の実施を遅らせることを狙って提出した決議が採択された。 反対国との溝深まる 決議は反捕鯨陣営のオーストラリアとニュージーランドが共同で提出した…
「鉄板を踏めば叫ぶや冬の溝」(高浜虚子)…
「鉄板を踏めば叫ぶや冬の溝」(高浜虚子)。歳時記では、11月の季語は冬のものとなる。例年7、8日ごろが「立冬」だからだ。「寒い季節である。草木も枯れ北国では雪の日々が続く」(稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』)。 北海…
両陛下、スー・チー氏と御会見
天皇、皇后両陛下は4日、来日中のミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と皇居・御所で会見された。両陛下がスー・チー氏とお会いになるのは初めて。 宮内庁によると、天皇陛下は会見で、先の大戦では多くの日本人が…
両陛下、文化勲章受章者らと茶会
天皇、皇后両陛下は4日午後、今年度の文化勲章受章者と文化功労者を皇居・宮殿に招き、茶会を開かれた。 茶会には、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典さん(71)、作曲家の船村徹さん(84)ら…
「大殿下」に最後のお別れ
百合子殿下、斂葬の儀 車いすから立ち上がられ 大正、昭和、平成と激動の一世紀を生き抜き、晩年は「大殿下」と親しまれた三笠宮崇仁親王殿下との別れを多くの人々が惜しんだ。豊島岡墓地(東京都文京区)で4日、厳かに営まれた「斂…
三笠宮殿下、斂葬の儀
皇族方ら最後のお別れ 先月27日に100歳で薨去(こうきょ)された三笠宮崇仁親王殿下の本葬に当たる「斂葬(れんそう)の儀」が4日、東京都文京区の豊島岡墓地で営まれた。喪主の同妃百合子殿下(93)ら皇族方のほか、三権の長…
パリ協定発効、温暖化対策を加速させよ
2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が発効した。これを機に、対策を加速させたい。 日本の批准間に合わず パリ協定は、途上国を含む全ての国が温室効果ガスの削減に取り組み、世界全体で産業革命前からの平…
黒人宗教指導者らが信教の自由めぐりクリントン氏非難 Black faith leaders reproach Hillary Clinton on religious freedom as enthusiasm chills
マルティン・ルターの「95カ条の論題」発表から499年、黒人聖職者グループが民主党の玄関扉に書状を釘で打ち付け、黒人が関心を持っている問題をめぐる政治改革を求めた。 ヒラリー・クリントン選対本部に31日に届けられた書…
昨年8月に94歳で亡くなった作家の阿川弘之…
昨年8月に94歳で亡くなった作家の阿川弘之のことを、長女の阿川佐和子さんが描いた話題の本『強父論』(文藝春秋社)を読んだ。家庭での阿川の姿を赤裸に描いて、相当に容赦のないものだ。 その中心テーマとは別に、読んで得をし…
“崔順実国政介入”疑惑、潘基文氏支持率に直撃
韓国紙セゲイルボ “崔順実(チェスンシル)国政介入”疑惑で潘基文(パンギムン)国連事務総長の大統領選挙支持率が急落し、文在寅(ムンジェイン)共に民主党前代表に逆転されたという調査結果が出て注目されている。 これまで潘…
変化に驚く友人
地球だより ロシアの大学で一緒に学んだ日本人の旧友が、8年ぶりにモスクワを訪れた。ソ連崩壊後の激動の時代を経て、最近のロシアでは、人々の生活にはあまり大きな変化はないように感じていたのだが、旧友は興奮気味にこう語った。…
ミャンマー、日本は国造りへ一層の支援を
安倍晋三首相はミャンマーの事実上の最高指導者であるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相を異例の国家元首並みの待遇で迎えるとともに、関係強化のため今後5年間で官民合わせて8000億円規模の支援を行うと表明した。 ミャ…
文芸誌「三田文学」(127号)に、昨年5月に…
文芸誌「三田文学」(127号)に、昨年5月に69歳で急死した作家の車谷(くるまたに)長吉(ちょうきつ)を偲(しの)ぶ特集が掲載されている。村上春樹氏などとは正反対の、文学者らしい文学者だったことが伝わってくる。 特集…
イカが獲れない
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 『古い約束は自然にイカの墨になるので/心は誰もが(故郷で食べた)ヤマノカミとジュンサイ(が恋しくて官職を捨て帰郷した晋の官吏、張翰の清貧さ)を考えないだろうか』。朝鮮後期の実学者、…
「ロシア脅威論は幻想」
プーチン大統領、バルダイ会議で欧米の批判に反論 ロシアのプーチン大統領は10月27日、国際政治専門家らを集め毎年行われているバルダイ会議で演説し、欧米のロシア批判に反論するとともに、世界の平和を脅かしているのはロシアで…
三笠宮殿下の通夜
皇太子殿下御夫妻ら御参列 先月27日に薨去(こうきょ)された三笠宮殿下の通夜が2日、赤坂御用地(東京都港区)の三笠宮邸で営まれた。喪主の同妃百合子殿下(93)をはじめ、皇太子殿下御夫妻ら皇族方や親族、閣僚らが参列された…
軍事情報包括保護協定交渉再開へ
韓国紙セゲイルボ 突然の発表に動向見守る日本 27日、東京で韓米日外交次官協議が開かれ、北朝鮮の核・ミサイル脅威に共同で対応することが話し合われた。同日、韓国では韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結交渉を4年ぶ…
憲法公布70年、改正を要する内外情勢の変化
日本国憲法公布から70年を迎えた。敗戦による占領期に連合国軍総司令部(GHQ)の絶対的な指導の下、帝国議会で大日本帝国憲法の改正手続きにのっとって制定されたものだ。しかし、陸海空軍その他の戦力を保持せず、国の交戦権を認…
アーティストの杉本博司さんは立教大卒業後…
アーティストの杉本博司さんは立教大卒業後、1970年代に渡米し、ニューヨークを拠点に、大型カメラを使って写真作品を制作。作品はメトロポリタン美術館など世界中の美術館に収蔵されている。古美術や伝統芸能にも造詣が深く、建築…
訪日客2000万人、官民挙げ4000万達成を
訪日外国人数が初めて年間2000万人を突破した。政府は3月、観光ビジョンを策定し、訪日客を2020年に4000万人に引き上げる新たな目標を設定した。目標達成へ官民を挙げて取り組んでいきたい。 3年間で一気に倍増 2…
大量殺人事件をカウントする Counting up the carnage
ブルーの制服を着るということが、これほど厳しいことはめったになかった。ごろつきや殺し屋は治安に従事している男女を軽蔑するのが常であった。しかし、今は、彼らの上司にはもはや背水の陣を敷いて戦う気概はないことが多い。着けて…
韓国の朴槿恵大統領の親友で、「陰の実力者」…
韓国の朴槿恵大統領の親友で、「陰の実力者」と呼ばれる民間人女性、崔順実氏(60)が国政介入疑惑で逮捕された。疑惑は多岐にわたっている。 大統領の演説草稿など機密文書を入手した上でアドバイスしたり、公的な人事、外交、文…