編集局 rss

米乱射テロ、過激思想による凶行を許すな

 米フロリダ州オーランドのナイトクラブでの銃乱射事件は、100人以上の死傷者を出し、銃乱射としては米史上最悪の被害となった。  事件は、国内で育った移民系の若者が他国の過激思想に影響を受けて破壊活動を起こす「ホームグロウ…

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伊波陣営内に不協和音も、参院選公示まで1週間

革新色強まる「オール沖縄」  7月10日投開票の第24回参院選は22日の公示まで残り1週間となった。沖縄選挙区は、沖縄北方担当相で自民現職の島尻安伊子氏(51)と、革新勢力が推す元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)、幸福実現…

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高校球児が政治集会の犠牲に

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  19日に那覇市の奥武山陸上競技場で革新系の政治集会が開かれるため、隣接する沖縄セルラースタジアム那覇で予定されていた全国高校野球選手権大会沖縄大会の会場が変更された問題が波紋を広げ…

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実現不可能な「グリーン」の夢 The impossible green dream

 信条を持っていることは素晴らしい。それが、皮肉を込めた激論でもなく、突拍子もないものでもない限りは、ほとんどどんなものでも良い。環境保護の過激主義者らは、いつしか、今のような信条を持つようになった。「グリーン」アジェン…

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熊本地震の発生から2カ月。被災者の仮設住宅…

 熊本地震の発生から2カ月。被災者の仮設住宅への入居が始まったが、今も145カ所で6000人以上が避難生活を余儀なくされている。  県内で全半壊した3万棟以上の家屋は、建設業者不足などもあって、その多くは手付かずの状態の…

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両陛下、日本芸術院授賞式に

 天皇、皇后両陛下は13日午前、東京・上野の日本芸術院会館で開かれた第72回日本芸術院授賞式に出席された。  日本芸術院賞は芸術分野で顕著な功績があった人物に贈られ、今回は歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん(66)本名守田伸一ら…

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皇太子殿下御夫妻、みどりの愛護式典に

 皇太子殿下御夫妻は12日、千葉県柏市を訪れ、県立柏の葉公園で開かれた第27回全国「みどりの愛護」のつどいに出席された。療養中の雅子さまの地方公務は昨年10月の鹿児島県御訪問以来。みどりの愛護のつどい御出席は、2009年…

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トランプ、クリントン両氏への反対票で投票率上昇か Voters expected to flock to polls in record numbers to vote against Trump, Clinton

 2016年大統領選は、11月選挙でどの候補を支持するかではなく、民族差別主義者、うそつきと呼ばれている2人の候補者のうちどの候補に反対するかの戦いになる。この2候補が大統領になることに懸念を抱く有権者らが大挙して選挙に…

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野党選挙協力、共産党を利した沖縄の教訓

 7月の参院選挙まで1カ月を切った。「18歳投票」が採用される初めての国政選挙だ。参院選の帰趨は政権交代に直接結び付かないが、今後の国政を大きく左右する。  とりわけ安倍政治をめぐって与野党対立が先鋭化しており、予断を許…

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4野党野合の参院選統一候補に「わかりやすい」と気安く誘う朝日

◆公約破り薦めた例も  誰が言ったのか、「理屈と膏薬(公約)はどこにでも付く」。「張り替えるほど効く」とは著名な政治家の弁とか。そんな「公約」を嫌って登場したのが「マニフェスト」。元来、声明文や宣誓文を指すそうだが、わが…

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現地のメディアでは、英国(Britain)と…

 現地のメディアでは、英国(Britain)と出口(Exit)を掛け合わせて、英国のEU離脱を意味する「ブレグジット(Brexit)」という造語まで生まれて、EUに残留するか離脱かの熱い議論の渦中にある。  その決着が歴…

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フィリピンの新大統領VS犯罪組織

地球だより  次期フィリピン大統領のドゥテルテ氏は、犯罪者の殺害に賞金を懸け、さらに死刑の復活を主張するなど、犯罪撲滅のために手段を選ばない姿勢を鮮明にしている。しかし、犯罪組織も黙ってやられるつもりはないようだ。  最…

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「梅雨の傘杖につきもし旅重ね」(河野静雲)…

 「梅雨の傘杖につきもし旅重ね」(河野静雲)。関東甲信地方も梅雨入りをしたが、それほど雨が降っていない。地方では、ダムの水位が下がっている所もある。群馬県の渡良瀬川上流にある草木ダムもそうで、川では10%の取水制限の処置…

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裁判員に声掛け、裁判所は安全確保策強化を

 特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)系組幹部の裁判員裁判をめぐり、不審な男2人が裁判員に「よろしく」などと声を掛けた問題は、裁判員の安全確保という課題を裁判所に突き付けた。 元暴力団員が「よろしく」  裁判で被告の…

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尖閣諸島、国際社会が認める実効支配を

 南シナ海での中国による領土拡張の動きが国際的な非難を浴びている中で、今度はわが国の尖閣諸島周辺の接続水域に、ロシア、中国海軍の艦艇が申し合わせたように相次いで入った。何故このような事態をもたらしたのか、これを機会に反省…

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ヒズボラ、南米のコカインでテロ資金を調達 Hezbollah moving ‘tons of cocaine’ in Latin America, Europe to finance terror operations

 ヒズボラは、テロ資金調達活動を中南米全域で活発に行っている。数カ月前、麻薬取締局(DEA)が、イランの支援を受けたレバノンの民兵組織ヒズボラと中南米の麻薬カルテルとの関連を指摘した。議会に8日、報告された。  DEAの…

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いまも戦乱の絶えないアフガニスタンは、…

 いまも戦乱の絶えないアフガニスタンは、かつてシルクロードの要衝で「文明の十字路」と呼ばれた。東京・上野の東京国立博物館で開かれている「黄金のアフガニスタン~守りぬかれたシルクロードの秘宝~」展で、それを実感した。  ア…

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「音速」鉄道開発への不安

地球だより  先月中旬、米ネバダ州の砂漠で新高速交通システム「ハイパー・ループ」の走行実験が公開され、次世代の移動手段として大きな注目を集めた。  「ハイパー・ループ」は、直径3・3㍍のチューブ管の中を細長い車体が浮いた…

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新元素命名、技術力の高さ示した快挙だ

 理化学研究所などのチームが世界で初めて合成した原子番号113番元素の名称について、化学者の国際組織「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」は、名称案が「ニホニウム(nihonium)」、元素記号が「Nh」と発表した。 …

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世に「聞き上手」はいるが、作家古井由吉氏…

 世に「聞き上手」はいるが、作家古井由吉(よしきち)氏(78歳)のケースは「達人」の域に達しているのではないかと思えてくる。  ドイツ文学者手塚富雄(故人)によると、34歳年少の古井氏は「優秀な捕手」のようだった。親子ほ…

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揺らぐ日本の信用

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  日本というと何が浮かぶか。侵略、歴史歪曲、独島(竹島)挑発、壬辰倭乱(文禄の役)…。日本に広がる極右的な風潮、事ごとにぶつかる韓日。あまりいいことが浮かばない。とはいえ、悪いイメー…

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米で「原爆神話」めぐる議論が続く

オバマ大統領の広島訪問 日米で概ね評価の一方  オバマ米大統領が先月27日、現職米大統領として初めて、広島を訪問した。1945年8月の原爆投下以来、71年ぶりだ。日本では被爆者の9割からもオバマ大統領の広島訪問は歓迎と評…

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「期待」と「誤解」の間に 大統領選控え、潘基文氏の言動に注目

韓国紙セゲイルボ  “潘基文(パンギムン)旋風”が駆け抜けて行った汝矣島(ヨイド)が落ち着かない。  潘国連事務総長は30日、韓国を離れる際、「誤解がないことを望む」と述べたが誰も「誤解」とは思っていない。潘氏は6日間の…

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