編集局
トランプ、クリントン両氏への反対票で投票率上昇か Voters expected to flock to polls in record numbers to vote against Trump, Clinton
2016年大統領選は、11月選挙でどの候補を支持するかではなく、民族差別主義者、うそつきと呼ばれている2人の候補者のうちどの候補に反対するかの戦いになる。この2候補が大統領になることに懸念を抱く有権者らが大挙して選挙に…
野党選挙協力、共産党を利した沖縄の教訓
7月の参院選挙まで1カ月を切った。「18歳投票」が採用される初めての国政選挙だ。参院選の帰趨は政権交代に直接結び付かないが、今後の国政を大きく左右する。 とりわけ安倍政治をめぐって与野党対立が先鋭化しており、予断を許…
4野党野合の参院選統一候補に「わかりやすい」と気安く誘う朝日
◆公約破り薦めた例も 誰が言ったのか、「理屈と膏薬(公約)はどこにでも付く」。「張り替えるほど効く」とは著名な政治家の弁とか。そんな「公約」を嫌って登場したのが「マニフェスト」。元来、声明文や宣誓文を指すそうだが、わが…
現地のメディアでは、英国(Britain)と…
現地のメディアでは、英国(Britain)と出口(Exit)を掛け合わせて、英国のEU離脱を意味する「ブレグジット(Brexit)」という造語まで生まれて、EUに残留するか離脱かの熱い議論の渦中にある。 その決着が歴…
フィリピンの新大統領VS犯罪組織
地球だより 次期フィリピン大統領のドゥテルテ氏は、犯罪者の殺害に賞金を懸け、さらに死刑の復活を主張するなど、犯罪撲滅のために手段を選ばない姿勢を鮮明にしている。しかし、犯罪組織も黙ってやられるつもりはないようだ。 最…
「梅雨の傘杖につきもし旅重ね」(河野静雲)…
「梅雨の傘杖につきもし旅重ね」(河野静雲)。関東甲信地方も梅雨入りをしたが、それほど雨が降っていない。地方では、ダムの水位が下がっている所もある。群馬県の渡良瀬川上流にある草木ダムもそうで、川では10%の取水制限の処置…
裁判員に声掛け、裁判所は安全確保策強化を
特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)系組幹部の裁判員裁判をめぐり、不審な男2人が裁判員に「よろしく」などと声を掛けた問題は、裁判員の安全確保という課題を裁判所に突き付けた。 元暴力団員が「よろしく」 裁判で被告の…
尖閣諸島、国際社会が認める実効支配を
南シナ海での中国による領土拡張の動きが国際的な非難を浴びている中で、今度はわが国の尖閣諸島周辺の接続水域に、ロシア、中国海軍の艦艇が申し合わせたように相次いで入った。何故このような事態をもたらしたのか、これを機会に反省…
ヒズボラ、南米のコカインでテロ資金を調達 Hezbollah moving ‘tons of cocaine’ in Latin America, Europe to finance terror operations
ヒズボラは、テロ資金調達活動を中南米全域で活発に行っている。数カ月前、麻薬取締局(DEA)が、イランの支援を受けたレバノンの民兵組織ヒズボラと中南米の麻薬カルテルとの関連を指摘した。議会に8日、報告された。 DEAの…
いまも戦乱の絶えないアフガニスタンは、…
いまも戦乱の絶えないアフガニスタンは、かつてシルクロードの要衝で「文明の十字路」と呼ばれた。東京・上野の東京国立博物館で開かれている「黄金のアフガニスタン~守りぬかれたシルクロードの秘宝~」展で、それを実感した。 ア…
「音速」鉄道開発への不安
地球だより 先月中旬、米ネバダ州の砂漠で新高速交通システム「ハイパー・ループ」の走行実験が公開され、次世代の移動手段として大きな注目を集めた。 「ハイパー・ループ」は、直径3・3㍍のチューブ管の中を細長い車体が浮いた…
新元素命名、技術力の高さ示した快挙だ
理化学研究所などのチームが世界で初めて合成した原子番号113番元素の名称について、化学者の国際組織「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」は、名称案が「ニホニウム(nihonium)」、元素記号が「Nh」と発表した。 …
世に「聞き上手」はいるが、作家古井由吉氏…
世に「聞き上手」はいるが、作家古井由吉(よしきち)氏(78歳)のケースは「達人」の域に達しているのではないかと思えてくる。 ドイツ文学者手塚富雄(故人)によると、34歳年少の古井氏は「優秀な捕手」のようだった。親子ほ…
揺らぐ日本の信用
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 日本というと何が浮かぶか。侵略、歴史歪曲、独島(竹島)挑発、壬辰倭乱(文禄の役)…。日本に広がる極右的な風潮、事ごとにぶつかる韓日。あまりいいことが浮かばない。とはいえ、悪いイメー…
米で「原爆神話」めぐる議論が続く
オバマ大統領の広島訪問 日米で概ね評価の一方 オバマ米大統領が先月27日、現職米大統領として初めて、広島を訪問した。1945年8月の原爆投下以来、71年ぶりだ。日本では被爆者の9割からもオバマ大統領の広島訪問は歓迎と評…
「期待」と「誤解」の間に 大統領選控え、潘基文氏の言動に注目
韓国紙セゲイルボ “潘基文(パンギムン)旋風”が駆け抜けて行った汝矣島(ヨイド)が落ち着かない。 潘国連事務総長は30日、韓国を離れる際、「誤解がないことを望む」と述べたが誰も「誤解」とは思っていない。潘氏は6日間の…
舛添氏資金流用、反省を形で示し責任果たせ
舛添要一東京都知事の政治資金流用問題で、第三者調査結果に納得しない都議会各会派が厳しい追及を開始している。 都議会側はきょう、総務委員会理事会を開き、一問一答形式の集中審議開催を決める。都政の混乱を収束させるには、知…
中国軍の目標・能力に対する米の「危険な」誤算 Obama, Pentagon ‘dangerously’ miscalculating China’s military goals and capabilities
米中両国が戦略的に重要な南シナ海の支配をめぐって、互いに出し抜こうと危険な駆け引きを繰り広げる中、防衛評論家やアナリストらは、米国の取り組みが、中国の拡大する軍事力、経済力を前に長期的には徒労に終わるのではないかと懸念…
作家の幸田文さんが北海道の富良野に東大演習林…
作家の幸田文さんが北海道の富良野に東大演習林を見学に行った時のこと。目当てのエゾマツが分からなくて専門家に質問すると「あなたは梢の葉っぱばかり見るから、わからなくなっちゃう、幹の色、木の肌の様子も見てごらんといわれた」…
皇太子殿下御一家が壁画展に
皇太子殿下御夫妻は7日夕、長女愛子殿下(14)を伴い、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「日伊国交樹立150周年記念ポンペイの壁画展」を鑑賞された。 イタリアのポンペイ遺跡周辺で出土した約2000年前…
日米韓が連携して北朝鮮の挑発への対応強化を
中谷元・防衛相と米国のカーター国防長官、韓国の韓民求国防相はシンガポールで会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する日米韓3カ国の緊密な連携を確認した。 核・ミサイル開発を非難 会談では、北朝鮮の弾道ミサイルを…
米軍関係事件で謝罪と怒号
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 元米軍兵の米国籍男性による女性死体遺棄事件で、沖縄県全体で怒りが広がっている。こうした中、米国の軍人・軍属、民間人らが、米軍基地が所在する北谷町の国道で、行き交う人々に頭を下げ続け…
港町サンフランシスコの治安の欠如 Insecurity by the Bay
正義の歯車は、所によっては回転が遅い。ところが、幸いなことに、サンフランシスコでは、その歯車が、ほんの一時のことかもしれないが、逆回転をしつつある。「バグダッド・バイ・ザ・ベイ(港町バグダッド)」―ある人気者のコラムニ…