技術立国目指すフィンランド、産官学挙げて起業家育成


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 自然の進化を模倣してたんぱく質を作成する「進化分子工学」の分野を切り開く発見をしたことが評価された。

 この賞は、技術革新の推進を目的に、学術機関、産業界、政府が共同で設立したフィンランド技術賞財団(TAF)が設けたもので、賞金は技術賞として世界最大の100万ユーロ(約1億2000万円)。2006年には青色発光ダイオードを開発した中村修二教授が受賞した。

 財政赤字、雇用促進など多くの課題を抱えている北欧の小国フィンランドは、イノベーションに力を入れていくことで新たな国造りに取り組んでいる。


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