編集局 rss

両陛下、植樹祭に御出席

長野県栄村の被災者とも御懇談  天皇、皇后両陛下は5日、長野市の屋内アリーナ「エムウェーブ」で開かれた第67回全国植樹祭の記念式典に出席された。  式典では、冒頭で熊本地震の犠牲者に黙とうがささげられた後、両陛下がヒノキ…

続き

タイの警察人事異動で死者任命

地球だより  タイでは、5月31日付で発表された警察の人事異動で一騒動持ち上がっている。実はこの名簿に死亡した警察官の名前が記載されるなど「トンデモ人事」が明らかになっているからだ。  それだけではなく、人事異動が発令さ…

続き

自民は変わらず辺野古移設の必要性訴えよ

 沖縄県議選では、翁長雄志知事を支える県政与党系(社民、共産両党など)が過半数を維持した。  翁長知事は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対しているが、普天間の危険性除去と抑止力維持のためには欠かせない。…

続き

子供を犯罪から守るには? 「110番の家」や交番へ行こう

◆ きょういく Q&A ◆  Q 子供が犯罪被害者の現状はどうなっていますか。  A 警察庁によれば、子供(13歳未満)の犯罪被害は平成25年で約2万7千件です。ピーク時より少なくなっていますが、全被害件数に占める子供の…

続き

サミットで見たiPS細胞

 iPS細胞(人口多能性幹細胞)をご存じだろうか。京都大学の山中伸弥教授らが世界で初めて作製した“万能細胞”で、山中教授が2012年にノーベル医学生理学賞を共同受賞して有名になった。人間の皮膚などの細胞から人工的につくら…

続き

日本のトンネル技術は世界に冠たるものだが…

 日本のトンネル技術は世界に冠たるものだが、ヨーロッパのそれも同様の実績がある。スイスで、アルプス山脈を南北に貫く鉄道トンネル「ゴッタルドトンネル」が完成した。  スイス中部エルストフェルトからイタリア国境近くの南部ボデ…

続き

フィリピンのドゥテルテ政権、共産勢力との和平に期待

 今月発足するフィリピンのドゥテルテ政権で、武装闘争を続けている共産勢力との和平に注目が集まっている。フィリピン共産党の創設者で海外に亡命中のホセ・マリア・シソン氏が、近く帰国する方針を固めており、アキノ政権で停滞してい…

続き

両陛下、長野県入りされる 全国植樹祭御出席へ

 天皇、皇后両陛下は4日、第67回全国植樹祭御出席などのため、新幹線で長野県入りされた。  両陛下は午後、「故郷」や「春が来た」など日本の数多くの唱歌を作詞した国文学者高野辰之の記念館(中野市)を視察。写真や直筆の書など…

続き

高速増殖炉、高い安全意識持つ新組織を

 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、新たな運営主体の在り方を議論してきた文部科学省の有識者検討会が、保守管理能力の向上などの要件を盛り込んだ報告書をまとめ、馳浩文科相に提出した。  点検漏れなど不祥事続く …

続き

「黒揚羽一閃し庭一閃す」(後藤比奈夫)…

 「黒揚羽一閃し庭一閃す」(後藤比奈夫)。都会でも、公園や家の庭に花木が植えられていて、花が咲くのを見るのは当たり前の光景。だが、その花を飛び回るチョウはあまり見かけない。  以前は春になれば、白い羽を持ったモンシロチョ…

続き

台湾は中国の進出阻止の砦

日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(5) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く 「日台関係基本法」制定に期待 中国が南シナ海で強行している人工島の軍事基地化の次の狙いは何か。  台湾だろう。台湾は中国沿海部の中…

続き

慰安婦支援財団、日韓合意の中断なき履行を

 昨年末のいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、韓国政府が設置する元慰安婦を支援する財団の設立準備委員会が発足し、委員会のメンバーが集まってソウルで初会合を開いた。合意から約5カ月、その履行に向けようやく第一歩…

続き

国務省、イラン問題の会見映像改変を認める State Department admits intentionally editing video of Iran press conference

 国務省は1日、2013年の同省での記者ブリーフィングの記録映像を職員が意図的に改変したことを認めた。改変によって、ジェニファー・サキ報道官の米国とイランの核交渉についての発言が削除され、国務省は、同省職員が発言を削除す…

続き

街や電車の中で、黒のリクルートスーツに身を…

 街や電車の中で、黒のリクルートスーツに身を包んだ若い人をよく見掛けるようになった。大学生に対する企業の選考活動が昨年より2カ月早まり、いまや就活真っ盛りである。  中央アジアのウズベキスタンを取材した際、通訳を務めてく…

続き

謀略説が好きなアラブ人

地球だより  エジプトの首都カイロ一の市場があるアタバで5月、2日連続して火災があった。  放火らしいとの推測から、誰が犯人かをめぐって、住民の間にいろんなうわさが流れたが、イスラム組織ムスリム同胞団による、国民に不安を…

続き

北朝鮮の労働党大会で外交エリートが権力機構に

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮が対話攻勢へ転じている。最近、国防委員会が公開書簡で南北軍事会談を提案したのをはじめ、人民武力部と労働党対南機構の祖国平和統一委員会を通じて、連続的に軍事会談を提案し、予想された平和攻勢が始まっ…

続き

海自、対潜能力で中国圧倒

日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(4) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く ミサイル防衛態勢整備は急務 仮定の話だが、日中両国が戦えば勝敗はどうなるだろうか。  海軍同士の戦いならば日本が勝つ。中国は徹底的…

続き

「現状維持」投げ掛けた蔡英文総統

中台関係の行方(上) 淡江大学国際事務戦略研究所 翁明賢所長に聞く 日本版「台湾関係法」に期待  台湾では5月20日、民進党の蔡英文総統が就任した。国民党の馬英九前政権時代に推進した対中傾斜に歯止めをかけ、中台関係の現状…

続き

消費増税2年半延期、内需喚起に努め強い経済を

 安倍晋三首相が来年4月に予定していた税率10%への消費税増税を2019年10月まで2年半延期することを表明した。  景気がプラス成長とマイナス成長を繰り返す足踏み状態にあって増税を強行すれば、景気を腰折れさせ財政再建を…

続き

STAP細胞騒動から2年。今年刊行された…

 STAP細胞騒動から2年。今年刊行された『あの日』と題する手記以来5カ月、小保方晴子さんがメディアに登場した。瀬戸内寂聴さんとの対談(「婦人公論」6月14日号)だ。  瀬戸内さんの意向による企画のようだが、内容はお粗末…

続き

イラクなどで大規模自爆テロ頻発

イスラム各派が主導権争い  自爆テロによる大量殺戮がこのところ急増してきた。主要な理由は、勢力後退傾向がみられる過激派組織「イスラム国」(IS)による“焦燥感”とみられている。そもそも、全世界を舞台にした異常な暴力の嵐は…

続き

不眠症の治療法

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  大韓民国をむしばむ低成長基調の中でも好況を誇る分野がある。“睡眠産業”だ。国民健康保険公団によると、昨年、睡眠障害で病院を訪ねた患者は45万5900人に達した。2011年の28万9…

続き

翻訳が培うハングルの豊かさ、韓国作品が海外で文学賞

韓国紙セゲイルボ  韓国人作家・韓江(ハンガン)氏の『菜食主義者』が英国のマン・ブッカー賞国際部門を受賞した。韓国作品が海外で文学賞を受賞したのは喜ばしいことだ。その喜びと光栄は何より作家のものだが、今回は翻訳者にもそれ…

続き