編集局 rss

衆院補選、野党共闘で惨敗した民進党

 7月の参院選後、初の国政選挙となった衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙で、自民党が議席を守った。  「解散風」が吹く次期衆院選の前哨戦として注目されたが、政策論争は低調で、与野党ともに課題を残した。とりわけ惨敗した民進…

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電通の女性過労死に想う

 10月7日、昨年クリスマスに自殺した電通の女性社員の過労死認定がされた。亡くなった高橋まつりさん(24歳)は母子家庭で育ち、母親を楽にしてあげたいと東大入学を果たし、卒業後電通に入社、わずか1年足らずで命を絶った。ツイ…

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米国の電力会社テネシー渓谷開発公社(TVA)…

 米国の電力会社テネシー渓谷開発公社(TVA)が、従来の軽水炉を使った原子力発電所の営業運転を開始した。  米国で新規の商用原子炉が稼働したのは、1996年の同原発1号機以来20年ぶり。79年にスリーマイル島原発事故があ…

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比の対中外交、「力による変更」を容認するな

 フィリピンのドゥテルテ大統領は訪問先の中国で習近平国家主席と会談し、南シナ海問題の解決に向けてアキノ前政権下で冷え込んだ関係を修復することで合意した。  だが、南シナ海での中国の主権を否定した7月の仲裁裁判所の判決を棚…

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「やゝ寒し灯の澄み渡る時」(深川正一郎)…

 「やゝ寒し灯の澄み渡る時」(深川正一郎)。東京では本格的な紅葉にはまだ早いが、桜やその他の樹木の葉が色づき始めている。朝夕は肌寒いが、昼はまだ暑い日がある。  読書の秋と言っても、読みたい本がたくさんあって選ぶのに困る…

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両陛下、IOC会長らと御会見

天皇、皇后両陛下は21日、来日している国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長、続いて国際パラリンピック委員会(IPC)のクレーブン会長夫妻と、皇居・御所で会見された。  宮内庁によると、天皇陛下はバッハ会長との約1…

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ユネスコ、記憶遺産の制度改善進めよ

 岸田文雄外相は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の今年の分担金など約44億円が未拠出であることを明らかにした。日本政府は、記憶遺産の選考過程の透明化が進むまで、支払いの留保を継続する方針だ。日本はユネスコに制度改善を強…

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モスル奪還作戦開始、イラクの一体性維持に疑念も Iraq’s viability as a unified nation in doubt as Mosul offensive heats up

 「イスラム国」(IS)からのモスルの解放は、イラク分裂のスタートの合図にもなり得る。イラクでは、異なる宗派や宗教の間で緊張が高まっている。  イラク、クルド、スンニ派とシーア派の民兵部隊が18日、イラク第2の都市へと進…

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9月の訪日外国人数が過去最高の191万人と…

 9月の訪日外国人数が過去最高の191万人となり、今年の累計訪日客数は前年同期比で24・1%増の1797万7700人となった。この勢いでいけば訪日客2000万人は、早ければ10月中に実現する見通しという。  外国人観光客…

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なくならない割礼の風習

地球だより  エジプト英字紙エジプシャンガゼットによると、同国では9月末、女性の割礼に関わった医師や両親に対する刑罰がより重くなる法律が適用されることになった。  割礼の風習は、死亡の血を流すという、ユダヤ教の教えに端を…

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北の挑発に外交・安保・統一の包括戦略を

韓国紙セゲイルボ  10日の核実験10周年と労働党創建71周年記念日を静かに過ごした北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)党委員長は1カ月先の米国大統領選挙の結果を待ちながら、新政府により大きな脅威を与える準備で忙しいだろう。…

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皇太子妃殿下、岩手御訪問取りやめ

愛子殿下の御看病続き  宮内庁東宮職は20日、皇太子妃殿下が21日から2泊3日の日程で予定していた第16回全国障害者スポーツ大会出席のための岩手県御訪問を取りやめ、皇太子殿下が1人で訪問されると発表した。体調不良が続いて…

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日ソ宣言60年、首相は領土問題で妥協するな

 日ソ共同宣言の署名から60年を迎えた。この宣言によって両国間の戦争状態は終結し、国交を回復した。だが、ロシアが北方四島を不法占拠している事実を認めていないため、国境の画定には至らず、いまだに平和条約を締結できていない。…

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「公明」が観光立国特集 国・地方の成長に期待

アジア客に通訳不足指摘  訪日外国人が増えている。安倍晋三首相は「観光は、我が国の成長戦略の大きな柱の一つであります。そして地方創生への切り札であります。GDP600兆円に向けた成長エンジンでもあります」と、3月末の「明…

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今年も、村上春樹氏はノーベル文学賞受賞を…

 今年も、村上春樹氏はノーベル文学賞受賞を逸した。ノーベル賞の場合、候補者は公表されない。本当に最終候補になったかどうかも、実は不明だ。  村上氏には『職業としての小説家』(新潮文庫)という著書がある。自分を語ることが滅…

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羅生門効果

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  1997年、国会の韓宝特別委の聴聞会。当時、拘禁中だった鄭泰守(チョンテス)・元韓宝グループ会長がマスクをかぶって出席した。韓宝グループへの不正融資疑惑と関連し、世の中を動揺させた…

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天皇陛下、ブラジル大統領と御会見

 天皇陛下は19日午前、皇居・御所で、来日したブラジルのテメル大統領と約20分間会見された。  宮内庁によると、陛下が「日本とブラジルは移民などもあり密接な関係にあります」と述べられると、大統領は「日系人はブラジルの発展…

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公職者に配偶者の金品受領通報義務

韓国紙セゲイルボ 規制の度が過ぎる請託禁止法  楚の葉公が孔子に自慢した。「わが村に正直で有名な人がいる。自分の父が他人の羊を盗むのを見て役所に告発した。本当に正直な人ではないか?」  孔子曰(いわ)く、「わが村の正直さ…

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皇后陛下82歳に 「生前退位」報道に衝撃

 皇后陛下は20日、82歳の誕生日を迎え、宮内記者会の質問に文書で回答された。天皇陛下が「生前退位」の意向を示されたとの報道について、「新聞の一面に『生前退位』という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした」「歴史の書…

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有識者会議、皇室の伝統踏まえ徹底論議を

 天皇陛下が生前退位の御意向を滲(にじ)ませたお気持ちを表明されたのを受け、政府が設置した「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が初会合を開いた。象徴としての在り方、そしてわが国の国体に関わる重大なテーマであるだけ…

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トランプ氏敗北すれば暴動、民主党側が懸念 Democrats warn of a racist uprising if Donald Trump loses election

 民主党周辺で大統領選をめぐって、ドナルド・トランプ氏が敗北した場合に白人優越主義者やネオナチによる暴力的な反乱が起きるのではないかという懸念が強まっている。  民主党候補ヒラリー・クリントン氏が11月8日の投票で勝利し…

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「ロッシーニ ルネサンス」という言葉がある…

 「ロッシーニ ルネサンス」という言葉がある。オペラ作曲家のG・ロッシーニ(1792~1868)は彼の時代から今日までよく知られているが、演奏されてきたのはごく一部の作品。  1825年パリで初演された“幻のオペラ”「ラ…

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中朝の核の脅威に警鐘、敵基地攻撃能力の保持を

世日クラブ 元護衛艦隊司令官 金田秀昭氏が講演  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が18日、都内で開かれ、元護衛艦隊司令官の金田秀昭氏が「現実味増した金正恩の核…

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