編集局
日暮れが早足でやって来るようになった。…
日暮れが早足でやって来るようになった。北の地では氷が見られるようになるという二十四節気の「寒露」が今月8日、湿り気も露から霜に形を変えていくとされる「霜降(そうこう)」が23日で、暦の季節ははや晩秋である。 しばらく…
IS、未成年の勧誘加速
テロ計画関与の逮捕相次ぐ 過激派組織「イスラム国」(IS)のシリアやイラクの戦闘に最も多くの欧州国籍者を送り込んでいるフランスで、テロ計画に関与する未成年者が次々と逮捕されている。社会的疎外感を持つアラブ移民系の未成年…
子供たちの豊かな成長支える
コミュニティ・スクールと地方創生 岩国市会議員 前野弘明氏に聞く 学校と保護者や地域の人々がともに知恵を出し合って、子供たちの豊かな成長を育むコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)。現在でこそ、コミュニティ・スク…
早くも花火犠牲者
地球だより フィリピンの新年の風物詩といえば悪運を追い払う盛大な花火だが、毎年のように死傷者が出るなど政府も対策に頭を悩ませている。まだ新年は少し先の話だが、早くも花火に関連する大事故が起き複数の死傷者が出た。 事故…
二重国籍禁止法案の真意
インタビューfocus 国益優先は国会議員の責務 日本維新の会幹事長 馬場伸幸氏 民進党蓮舫代表が台湾国籍をも保有することが発覚して浮上した二重国籍問題は、その後、十数人の国会議員が二重国籍者であると指摘され、波紋が広…
代替フロン、温暖化防止へ削減進めよ
アフリカ・ルワンダの首都キガリで開かれた「モントリオール議定書」の締約国会議は、エアコンなどの冷媒に使われ、温室効果が極めて高い「代替フロン」の生産を規制する議定書改定案を採択した。地球温暖化防止に向け、着実に削減を進…
異常気象と秋の空
「秋を描いてこい」。小学校5、6年生のころ、担任の先生から図工の時間にこんな課題を与えられ、校舎の外、校庭や運動場、そして裏山などを歩き回ったことを覚えている。田舎の小学校だから、秋を特徴づける景色はそこかしこに待ち構…
名古屋城内の広大な中庭に、休日ともなれば…
名古屋城内の広大な中庭に、休日ともなれば多くの若い女性らが集まり、歓声を上げる光景が見られる。「名古屋おもてなし武将隊」のイベントが目当てだ。 10人の武将たちに扮(ふん)した「武将隊」がキメる殺陣は見応えがある。名…
歴史を塗り替える中国
インサイト2016 筑波大学名誉教授・理学博士 遠藤 誉 2016年9月20日、米ワシントンDCのナショナル・プレス・クラブで国際シンポジウムが開催された。主催はアメリカの大手シンクタンク「Project(プロジェクト…
タイ国王死去、愛国の念を貫いた「大地の父」
タイ国民にとって、プミポン国王はかけがえのない存在だった。その国王が大樹が倒れるように逝った。タイ国民は国王を「大地の父(ポー・クロン・ペン・ディン)」と呼んできた。仏教の保護者であり国軍の統帥権を保持する国家元首への…
「秋晴の外の明るさ部屋になく」(稲畑汀子)…
「秋晴の外の明るさ部屋になく」(稲畑汀子)。昨日は久しぶりに秋晴れの日差しが見られた。空が青く、明るい。しみじみと秋の一日を実感。 ノーベル文学賞の受賞者に、米国のシンガー・ソングライターのボブ・ディラン氏が選ばれた…
皇太子殿下が信玄堤を御視察
皇太子殿下は14日、日帰りで山梨県を訪れ、八ケ岳南麓に湧く「三分一湧水」や、武田信玄が築いたとされる堤防「信玄堤」を視察された。皇太子殿下は水問題に関心があり、長年水に関する研究や活動を続けられている。 午前中、車で…
大規模停電、不測の事態への備え万全に
東京都内の約58万6000戸に影響が出た大規模停電は、埼玉県新座市の東京電力施設内のケーブル火災が原因だった。ケーブルの経年劣化が火災につながったとみられている。 ケーブル劣化で漏電か 停電の影響で、都内では鉄道など…
オバマ氏、ハッキングへの報復表明 Obama Vows retaliation for hack
ホワイトハウスは、今年の米大統領選に影響を及ぼすことを狙ってロシアがハッキングを行っているとして、報復を行うとみられている。具体的な内容は明らかにされていない。 政府高官は「インサイド・ザ・リング」に対して「大統領は…
70年にわたり在位したタイのプミポン国王が…
70年にわたり在位したタイのプミポン国王が死去した。首都バンコクでは、多くの人が喪服で出勤し、国王が息を引き取った病院前の大通りの歩道は喪服姿の人々で埋め尽くされた。国王への敬愛の深さが、悲しみに表れている。 政治勢…
たくましい子供の順応力
地球だより 5歳の娘が9月から公立のキンダーガーテン(日本の幼稚園の年長に相当)に通い始めた。筆者が住むバージニア州では、キンダーガーテンは義務教育で小学校の中にある。このため、幼稚園児でも小学生たちと一緒に黄色いスク…
金氏の姿が見られなかった党創建71周年
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)労働党委員長が党創建71周年(10月10日)を前後して、公開の席に姿が見られず、関心が集まっている。 最高人民会議常任委員長の金永南ら最高位幹部が10日、金日成(キム…
2次補正成立、低迷する景気に弾みつけよ
2016年度第2次補正予算が成立した。決定している総事業規模約28兆円の経済対策の第1弾となるものである。 日本経済は最近の円高の影響もあり、内外需とも冴(さ)えず、牽引(けんいん)役不在の低迷状態にある。企業にも奮…
「殺したがるばかども」と作家の瀬戸内寂聴氏が…
「殺したがるばかども」と作家の瀬戸内寂聴氏が発言した。「殺したがる」というのは、犯罪被害者遺族が加害者の死刑を望む、との意味だ。今月初めに福井市で開かれた日弁連の死刑廃止に関するシンポジウムの席上、ビデオメッセージの形…
ポリフェッサーの季節
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 1980年代のソウル大社会学部では現実政治に積極的に参加する教授(ポリフェッサー)に対する抗議デモが相次いだ。政治学科がその震源地だった。●成東、崔昌圭、金学俊教授と李洪九教授がそ…
盛り上がり欠いた釜山国際映画祭
韓国紙セゲイルボ 「セウォル号」作品めぐり対立 「活気を失った」―。今年の釜山国際映画祭(BIFF)を見守った参加者が異口同音に発する言葉だ。 紆余曲折の末に開幕したが、例年と違って浮き立った雰囲気はない。映画「ダイ…
衆院補欠選挙、政権選択の争点を占う前哨戦
衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙が告示され、23日の投開票に向けて選挙戦に入っている。7月参院選後に展開した動きである東京都知事選、内閣改造、民進党代表選を経てから初の国政選挙であり、次期衆院選の前哨戦としても注目さ…
最高裁判事指名めぐるクリントン氏公約に保守派懸念 Clinton’s vow to push Supreme Court left galvanizes conservatives wary of Trump
【セントルイス】ヒラリー・クリントン氏はこの週末、ドナルド・トランプ氏が女性をめぐるわいせつな発言で負ったダメージの一部を修復するのを結果的に手助けした。最高裁に関して左寄りの発言をしたためだが、保守派共和党員は、この…