三笠宮殿下 薨去


昭和天皇末弟、100歳

三笠宮崇仁親王殿下

三笠宮崇仁親王殿下

 昭和天皇の末弟、天皇陛下の叔父で、古代オリエント史の研究者としても知られる三笠宮崇仁(みかさのみや・たかひと)親王殿下が27日午前8時34分、心不全のため、入院先の聖路加国際病院(東京都中央区)で薨去(こうきょ)された。100歳だった。皇位継承順位は第5位で、明治以降の皇族では最高齢。本葬に当たる「斂葬(れんそう)の儀」は文京区の豊島岡墓地で営まれる。宮内庁は日取りなどの検討を始めた。