天皇陛下が田植え


田植えをされる天皇陛下=26日午前、皇居・生物学研究所脇の水田(宮内庁提供)

田植えをされる天皇陛下=26日午前、皇居・生物学研究所脇の水田(宮内庁提供)

 天皇陛下は26日、皇居内の生物学研究所脇にある水田で田植えをされた。皇居の稲作は昭和天皇が始められた恒例行事で、上皇陛下から引き継がれた。

 水色の長袖シャツに黒の長靴姿の陛下は、水田に入ってしゃがみ、うるち米のニホンマサリともち米のマンゲツモチの苗計20株を丁寧に植られた。

 秋に陛下が稲刈りをされ、収穫した米は宮中祭祀(さいし)の新嘗祭などに使われる。