悠仁殿下 15歳に


来春高校生 コロナ影響調査も

秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下は15歳の誕生日を迎えられた=8月5日、東京都港区の宮邸(宮内庁提供)

 秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下は6日、15歳の誕生日を迎えられた。現在お茶の水女子大付属中(東京都文京区)の3年生で、1日から2学期が始まり元気に通学されている。来春から高校生だが、付属高は女子校のため外部に進学される見通し。

 宮内庁によると、昨年9月の生徒祭では、クラスで行った「『コロナ禍を生きる』大人たちへのインタビュー」の調査結果を発表。文化芸術界などの苦労や努力を知り、考えを深められた。11月には、同女子大の研究室をクラスの班ごとに訪問。悠仁さまは理学部の講義室を訪れ、専門的な話をお聞きになった。

 今年3月、小学5年の時に紀子殿下と訪れた小笠原諸島への旅行を題材にした作文が、北九州市主催の文学賞で佳作に入選。表彰式にオンラインで出席された。

 6月には、中止となった修学旅行の代わりに3日連続で行われた校外学習で、「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに、生花店で働く障害者に話を聞かれた。夏休みは、多くの時間を学習に割き、学校の課題に取り組む合間には興味のある稲作などの本をお読みになった。

 悠仁さまは皇位継承順位2位。進学先について、秋篠宮さまは昨年11月の記者会見で、「本人とよくよく相談しながら決めていきたい」と話されている。