編集局
WHOがウイルス命名、中国への「不名誉」回避 WHO avoids ‘stigmatizing’ China with new coronavirus name
1000人以上の死者を出した新型肺炎で、航空機の飛行が中止になり、貿易が滞っている。この肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは「COVID―19」と命名された。「コロナウイルス」、「ディジーズ(病気)」、発見された年を合…
東京・国立劇場の文楽公演の第2部「新版…
東京・国立劇場の文楽公演の第2部「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」と「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」を見た。「反魂香」の方は、竹本津駒太夫改め六代目竹本錣太夫(しころだゆう)襲名披露狂言として演じられた。錣太…
都市で増殖するウサギ
地球だより ここ数年、暖冬で雪が少ないため、ヘルシンキ周辺の首都圏ではウサギのベビーブームが起こっている。特に夜、車で走ると至る所でかわいい子ウサギと出会う。 このウサギたちは、1980年代、90年代にペットとして住…
プーチン露大統領の改憲案、一部権限委譲も進む中央集権化
ロシアのプーチン大統領が提出した憲法改正案を、下院が基本採択した。改正により大統領権限の一部を下院に委譲し、首相候補や一般閣僚らの人事権を下院が持つことになる。「武力省」と呼ばれる国防省や内務省など武力を有し権力と結び…
あおり運転 悪質な危険行為の防止徹底を
「あおり運転」の取り締まりに関連して、全国の警察が昨年1年間に道路交通法の車間距離保持義務違反で摘発した件数が1万5065件(前年比2040件増)だったことが分かった。 警察庁は、あおり運転の罰則を新設する道交法改正…
「北海道新聞」の投書欄に「激辛番組」を…
「北海道新聞」の投書欄に「激辛番組」を批判する主婦の投書が掲載されたのをインターネットで知った。「激辛食品を食べさせられた出演者が苦しむ様子を見て楽しむような番組は不快」というのが投書の趣旨だ。 この番組は日本テレビ…
遅刻寒波
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「初雪が降った今/だんだん空っぽになっていく/私の心にぼたん雪が積もるように/君が積もっていた」 詩人イ・ジョンハの『初雪』だ。ぼたん雪のロマンが漂っている。 そんな冬だけがあ…
恵まれた気候と豊かな食べ物
地球だより エジプトに長期滞在して、何よりも恵みと感じるのが天候の良さだ。基本的に毎日が雲一つない快晴。天気予報を聞く必要も、傘を持って出るべきかを心配する必要も全くない。雨は降っても数分でやむから驚きだ。砂嵐はあるも…
コロナウイルスと“開かれた社会の敵”
韓国紙セゲイルボ 歓迎できぬ排斥する心の偏狭さ 新型コロナウイルスで韓国社会が脂汗を流している。20歳のころから30年以上大学に関わってきた筆者だが、同ウイルスによる開講延期は一言で衝撃的だ。2月末には数千人の中国人留…
パレスチナで米大統領の和平案に反発強まる
トランプ米大統領による中東和平案「世紀のディール(取引)」が発表された1月28日以降、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区ラマラやガザ地区では、和平案に反対する抗議デモが行われ、イスラエル軍との衝突でパレスチナ側に死者…
WHO会議 台湾参加は防疫のため当然だ
世界保健機関(WHO)は肺炎を引き起こす新型コロナウイルス対策のため国際会議をジュネーブで開き、同ウイルスによる肺炎の名称を「COVID-19」と決めた。中国の反対でWHOに加盟できない台湾もオンラインや電話で会議に参…
今年は作家の三島由紀夫が亡くなって50年目…
今年は作家の三島由紀夫が亡くなって50年目。これを期して封印されてきたスクープ映像が映画として来月20日から公開される。豊島圭介監督の「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」だ。 1969年5月13日、東大駒場キ…
“わがごと感”持ち早期避難を、江戸川区の水害ハザードマップ
ここにいてはダメです―東京都江戸川区が昨年5月、11年ぶりに改訂した水害ハザードマップの表紙の地図に記されたフレーズだ。インパクトのある表紙はメディアやSNSでたびたび話題となっており、当初住民の中からは「引っ越したく…
政府主催の奉祝行事開催を、明治神宮で建国記念の日式典
「建国記念の日」の11日、日本の建国を祝う会(会長・大原康男國學院大学名誉教授)主催の奉祝式典が明治神宮(東京都渋谷区)で行われ、国会議員や駐日大使をはじめとする約1200人が参加した。 主催者代表であいさつした大原…
札幌五輪招致 どのようなレガシーを残すか
日本オリンピック委員会(JOC)が、2030年冬季五輪招致を目指す札幌市を国内の立候補地として承認した。招致が実現すれば、1972年以来2度目の開催となる。 72年当時は高度経済成長期で、64年の東京五輪、70年の大…
クルーズ船那覇港に、新型肺炎と豚熱の二重打撃
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 横浜発着の大型クルーズ船の乗客から新型コロナウイルス感染が確認されているが、途中、那覇港に停泊していることから、沖縄県内にはいつ感染者が出てもおかしくない、との危機意識がある。 …
「出産観光」の終了 Ending ‘birth tourism’
多くの移民活動家グループは、トランプ大統領その他の人たちに、「検問所の無い国境」を勧めている連中だと非難されることには、断固として異議を唱えている。 しかし、トランプ政権による、移民を管理するためのつい最近の業務に対…
「長嶋や王はいつも太陽の下に咲くヒマワリ…
「長嶋や王はいつも太陽の下に咲くヒマワリ。僕は人の見ていない所にひっそりと咲く月見草みたいなもの」。訃報が伝えられた野村克也さんが、1975年に通算600号本塁打を打った時に語った有名な言葉だ。僻(ひが)みっぽくも聞こ…
握手にも善しあし
地球だより 韓国は握手社会だ。初対面でも握手、友人や知人と会った時はもちろん握手、仕事上なら異性とも握手する。筆者がこちらで握手した相手で今も思い出に残る2人の政治家がいる。 一人は親指の付け根部分が驚くほど盛り上が…
建国記念の日 躍動する歴史支えた皇室
きょうは建国記念の日。初代・神武天皇が大和の橿原宮で即位された日である。令和初のこの日を祝い、古事記や、今年で成立から1300年の日本書紀に記された悠久の歴史と父祖たちの営みに思いを馳(は)せたい。 今上陛下まで12…
関東煮、田楽とかしわ 身近な歴史を辿る
関東煮(かんとだき)、田楽…。仕事の合間に聞こえてくる懐かしい言葉に思わず耳をそばだてた。先週金曜夜のNHK番組『チコちゃんに叱られる』の「おでんの『でん』ってなに?」という問いの中でだ。 この二つは、筆者が子供の頃…
さて、きょうは何を着て行こうかな……。…
さて、きょうは何を着て行こうかな……。外出する予定の時、着るものの組み合わせをあれこれ考えるようになって久しい。清潔を心掛けても、見栄えとかおしゃれ心からではない。 その際に頼りにするのは気象予報や天気図である。天気…
トランプ氏、弾劾を乗り切り支持率上昇 Trump weathers impeachment, sees approval ratings rise
トランプ米大統領の弾劾裁判は5日、上院で無罪評決が下された。民主党アイオワ州党員集会の混乱や大統領の一般教書演説など、ここ数日、トランプ氏にとって目まぐるしく続いていた政治的幸運がまた加わった格好だ。民主党内からは、ト…