編集局 
音楽の都にもアジア・フォビア?
地球だより 音楽の都ウィーンには連日、中国人旅行者が溢(あふ)れていたが、中国湖北省武漢で新型コロナウイルスが発生して以来、目に見えて少なくなってきた。 ウィーンには数万人の中国人が住んでいる。中華レストラン従業員、…

新型ウイルス 国民的協力で拡大抑えよう
新型コロナウイルスの感染確認が国内で相次いでいることを受け、政府は感染症対策の専門家会議を開き、今後取るべき対応策などが発表された。迅速で適切な対応と国民的な協力で、感染拡大を抑える必要がある。 専門家会議「発生の早…

非大卒人材にも社会的な支援を
「スクール・トゥ・ワーク」が就職問題についてセミナー 中卒や高卒といった非大卒人材に対するキャリア教育事業などを行う一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(=所在地:東京都千代田区、代表理事:古屋星斗)は4日、非大卒人材の…


高校生初の「もったいない大賞」農水大臣賞受賞
石川県立翠星高校、柚子の廃棄果皮有効利用が評価される 第7回「食品産業もったいない大賞」(公益財団法人食品等流通合理化促進機構)の農林水産大臣賞を、石川県の県立翠星(すいせい)高校(白山市)食品科学研究会が受賞した。高…

道徳の教科化から小学校で2年、中学校で1年
道徳が教科化され「特別の教科道徳」となって間もなく小学校で2年、中学校で1年になる。 筆者の子供が中学を卒業した後に始まったため、授業参観の機会はなかったが、現職の教師から道徳授業について話を聞くことがある。まだ試行…

新型コロナウイルスをめぐって、発生源の…
新型コロナウイルスをめぐって、発生源の中国本土(湖北省武漢市)はもとより感染者が出ている日本など各国が対策に全力を挙げている最中に、水を差すような物言いで恐縮するが、やはり言及せざるを得ないことがある。 グローバルな…

槇原容疑者逮捕 芸能界の体質が問われる
「今後、絶対にこのようなことを起こさないことを固くお約束します」――。 20年前の薬物事件の判決公判後、こう誓っていたシンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者が再び逮捕されたことは、一度薬物に手を染めると、そこから抜…

新型コロナウイルスをめぐって、中国当局は…
新型コロナウイルスをめぐって、中国当局は、1月7日までに感染者が相当いたことを初めて明らかにした。習近平国家主席はすでにこの時、感染防止対策の指示を出していたそうだ。今回の発表は、その後の感染拡大を抑えられなかった習氏…

サンダース氏の社会主義に怯える接戦区の民主党議員 ‘Terrified of Bernie’: Sanders’ socialism spooks swing-district Democrats
接戦選挙区の民主党下院議員たちは、自分たちの有権者に対し、社会主義を擁護しなければならなくなる見通しが出てきたことに恐れおののいている。 2018年の中間選挙で共和党から議席を奪った議員たちは、民主社会主義者を自称す…

このところ、寒くなったり暖かくなったり…
このところ、寒くなったり暖かくなったりして気温があまり一定しない。それで困るのが、厚着をして外出すべきか、さほど着込む必要はないのかということ。さらに新型コロナウイルスや花粉の飛散などもあって、マスクをするかどうか迷う…

共産の暴力革命 事実誤認でも「デマ」でもない
安倍晋三首相は国会で、日本共産党について「暴力革命の方針に変更はない」と答弁した。これに対し、志位和夫共産党委員長は記者会見で抗議し、撤回を求めた。しかし、これは同党の言う事実誤認でも「反共デマ」でもない。同党はスマイ…


世界から3000種10万株「世界らん展」始まる 両陛下がご視察
世界18カ国・地域から約3000種、10万株の蘭を集めて美の共演を繰り広げる「世界らん展2020-花と緑の祭典-」(主催=読売新聞社など)の開会式が14日、東京都文京区の東京ドームで開かれた。 開会に伴い、天皇、皇后…

北朝鮮が中露の反発恐れ挑発停止
韓国の専門家ら指摘 北朝鮮が昨年末、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射とみられている米国への「クリスマスプレゼント」を実施しなかったのは、関係が良好な中露の反発を恐れたからだと、韓国の専門家が指摘した。 韓国の情報機…

米朝会談保留 非核化に向かわせる契機に
トランプ米大統領が今年11月の大統領選挙が終わるまで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談は望まないと側近に伝えたという。いとも簡単に前言を覆すトランプ氏の真意は測りかねるが、完全な非核化に応じるとは思えない正恩…

WHOがウイルス命名、中国への「不名誉」回避 WHO avoids ‘stigmatizing’ China with new coronavirus name
1000人以上の死者を出した新型肺炎で、航空機の飛行が中止になり、貿易が滞っている。この肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは「COVID―19」と命名された。「コロナウイルス」、「ディジーズ(病気)」、発見された年を合…

東京・国立劇場の文楽公演の第2部「新版…
東京・国立劇場の文楽公演の第2部「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」と「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」を見た。「反魂香」の方は、竹本津駒太夫改め六代目竹本錣太夫(しころだゆう)襲名披露狂言として演じられた。錣太…

都市で増殖するウサギ
地球だより ここ数年、暖冬で雪が少ないため、ヘルシンキ周辺の首都圏ではウサギのベビーブームが起こっている。特に夜、車で走ると至る所でかわいい子ウサギと出会う。 このウサギたちは、1980年代、90年代にペットとして住…


プーチン露大統領の改憲案、一部権限委譲も進む中央集権化
ロシアのプーチン大統領が提出した憲法改正案を、下院が基本採択した。改正により大統領権限の一部を下院に委譲し、首相候補や一般閣僚らの人事権を下院が持つことになる。「武力省」と呼ばれる国防省や内務省など武力を有し権力と結び…

あおり運転 悪質な危険行為の防止徹底を
「あおり運転」の取り締まりに関連して、全国の警察が昨年1年間に道路交通法の車間距離保持義務違反で摘発した件数が1万5065件(前年比2040件増)だったことが分かった。 警察庁は、あおり運転の罰則を新設する道交法改正…

「北海道新聞」の投書欄に「激辛番組」を…
「北海道新聞」の投書欄に「激辛番組」を批判する主婦の投書が掲載されたのをインターネットで知った。「激辛食品を食べさせられた出演者が苦しむ様子を見て楽しむような番組は不快」というのが投書の趣旨だ。 この番組は日本テレビ…

遅刻寒波
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「初雪が降った今/だんだん空っぽになっていく/私の心にぼたん雪が積もるように/君が積もっていた」 詩人イ・ジョンハの『初雪』だ。ぼたん雪のロマンが漂っている。 そんな冬だけがあ…

恵まれた気候と豊かな食べ物
地球だより エジプトに長期滞在して、何よりも恵みと感じるのが天候の良さだ。基本的に毎日が雲一つない快晴。天気予報を聞く必要も、傘を持って出るべきかを心配する必要も全くない。雨は降っても数分でやむから驚きだ。砂嵐はあるも…


コロナウイルスと“開かれた社会の敵”
韓国紙セゲイルボ 歓迎できぬ排斥する心の偏狭さ 新型コロナウイルスで韓国社会が脂汗を流している。20歳のころから30年以上大学に関わってきた筆者だが、同ウイルスによる開講延期は一言で衝撃的だ。2月末には数千人の中国人留…
