編集局 rss

米中会談 バイデン氏は強硬路線を貫け

 米アラスカ州アンカレジで米中外交トップによる初の直接会談が行われた。人権や安全保障などの問題で対立が鮮明になる一方、気候変動問題など利益が重複する分野では協力を模索していく姿勢を確認した。だが中国は協力の見返りに、米国…

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もう十四、五年前になるが、原発関連団体の…

 もう十四、五年前になるが、原発関連団体の主催で中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を見学するツアーがあり、一般市民50人ほどが参加した。現場の核施設を前にし、職員が発電の仕組みなどを熱心に説明してくれた。  ところが東京…

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悠仁殿下、表彰式にオンラインで御出席

北九州 子ども文学賞で佳作  秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下(14)お茶の水女子大付属中2年は20日、北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」の表彰式に、お住まいの宮邸からオンラインで出席された。夏休みの課…

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緊急事態解除 引き続き感染対策徹底しよう

 新型コロナウイルス対策として首都圏1都3県に発令されていた緊急事態宣言がきょうを期限に解除される。新規感染者の下げ止まりや増加の傾向が見られる中、リバウンド(感染再拡大)を抑えるため、政府や自治体は可能な限りの手段を講…

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ポリコレ優先の米国防総省、保守派司会者と“戦争” Pentagon wages war on TV talk show host

 ワシントンの政治的中傷に徐々に加わりつつある米国防総省の傾向がバイデン大統領の下で加速しているのかもしれない。米軍がFOXニュースの保守派評論家を激しく攻撃したことは異例であり、保守派議員から反発を招いているほか、国防…

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新型コロナウイルス禍で、今年もじっくりと…

 新型コロナウイルス禍で、今年もじっくりと花見を楽しむわけにはいかないようだ。密を避けるために、東京・目黒区の花見の名所も、自粛を求める看板が掲げられ、立ち入り禁止のテープが張り巡らされていることが報じられている(読売新…

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18日、米アラスカ州アンカレジで行われた米中外交トップ会談に出席するサリバン大統領補佐官(右端)、ブリンケン国務長官(右から2人目)、中国の楊潔篪共産党政治局員(左から2人目)、王毅外相(左端)(AFP時事)

米中外交トップ会談、ウイグル・香港で厳しく対立

冒頭1時間 異例の応酬  米中外交トップの会談が18日、アラスカ州アンカレジで行われた。双方は、中国の新疆ウイグル自治区や香港における人権問題などをめぐり厳しく対立。バイデン政権発足後初となる米中外交トップの直接会談は、…

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米の北接触試み 完全非核化を目標とせよ

 バイデン米政権が2月中旬から北朝鮮当局との接触を試みていることが明らかになった。いよいよ核・ミサイルをはじめとする北朝鮮問題に本格的に乗り出すようだ。トランプ前政権で失敗に終わったトップダウン式の核交渉の反省から、制裁…

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壁の建設停止は「違法」、共和議員が調査要求 ‘Unlawful’: GOP demands probe into Biden’s border wall halt

 バイデン大統領が行政命令で国境の壁建設を中止したことについて、共和党上院議員らが調査を求めている。議員らは17日、議会が使途を定めた予算の執行を妨害するものであり、「連邦法への露骨は抵触」と主張した。  シェリー・ムー…

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最近の相撲は、かつて輪島や北の湖がしばしば…

 最近の相撲は、かつて輪島や北の湖がしばしば取ったような水入りの大相撲などまず見られなくなった。そもそもがっぷりと四つに組んだ相撲自体少なくなってきた。NHK「大相撲どすこい研」を観(み)てその理由がよく分かった。  番…

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女性たちの抗議行動ーネパールから

地球だより  ネパールでは女性への暴行事件がデモに発展している。下校途中だった生徒バギラティ・バッタさんが行方不明になった翌日、自宅がある西部バイタディ郡の村に近い渓谷で遺体で発見された事件を発端としたものだ。  事件が…

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同性婚否定「違憲」、婚姻の本質を見ていない

 耳を疑うような判決が出た。札幌地裁は、同性婚を認めないのは憲法14条が定めた「法の下の平等」に照らして「違憲」とする初めての判断を示した。婚姻の本質を見ない危険な判決と言うほかない。  これを契機に、同性婚の法制化を求…

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人は噂(うわさ)話が好きだ。パワハラや…

 人は噂(うわさ)話が好きだ。パワハラやイジメにつながるのは御免だが、噂話を全くしない人は少ない。それが当たり前だと『スマホ脳』(新潮新書)の著者アンデシュ・ハンセン氏(スウェーデンの精神科医)は言う。  人類は長らく1…

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天を衝くLHへの怒り

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  燕巌朴趾源(パクジオン)(朝鮮後期の実学者、燕巌は号)は朝鮮最高の風刺家だった。燕巌が書いた『穢徳先生伝』には、(肥料として使われる)人糞の運搬人である厳行首(行首は商人の頭)が主…

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野球でアラブ諸国と交流ーイスラエルから

地球だより  あまり知られていないが、イスラエルにもイスラエル野球協会(IAB)が存在する。  1986年にIABが設立されて以来、地道に実績を積み重ねたナショナルチームは、アフリカ・欧州2020オリンピック予選で優勝し…

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米中間で立場の選択迫られる韓国

韓国紙セゲイルボ “均衡外交”の綱渡りは限界に  バイデン米政権のインド太平洋戦略が輪郭を現しつつある。12日、米国・日本・オーストラリア・インド4カ国安保協議体“クアッド”テレビ首脳会議は共同声明で民主的価値を強調しつ…

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イエメン内戦 米、サウジへの軍事支援を停止

フーシ派の攻撃が激化  米国は、イエメンの武装組織フーシ派のテロ組織指定を解除、サウジへの軍事支援を停止した。一方、イエメンの首都と北部の大部分を支配しているフーシ派による暫定政府やサウジへの越境攻撃が激化、国連世界食糧…

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米軍 北極圏でプレゼンス強化

中露に対抗 基地設置へ  米国防総省は16日、ロシアから「北極圏の支配」を取り戻すための新たな戦略を発表、この地域での陸軍の長期的な任務の遂行を可能にするため、北極圏に新たな基地を設置する。  この計画は2019年に発表…

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「婚姻」はき違えた判決、麗澤大学教授(憲法)八木秀次氏の話

 極めて奇妙な判決だ。主文で原告の国家賠償請求を棄却して被告の国を勝訴させつつ、判決本文で「違憲」と結論付ける、いわゆる“ねじれ判決”。勝訴となったため、国側は控訴できない。  そもそもこの判決には、婚姻制度の目的・趣旨…

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新型コロナ起源、中国軍の生物兵器開発か 元米国務省幹部指摘

19年秋、研究者らに症状  トランプ前米政権で新型コロナウイルスの起源を調査するタスクフォースを率いたデービッド・アッシャー元国務省調査官はこのほど、同ウイルスについて、中国人民解放軍が生物兵器を開発する過程で、武漢ウイ…

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英安保見直し、歓迎したいインド太平洋重視

 英国政府は「安保・国防・外交政策統合レビュー(見直し)」を発表し、欧州連合(EU)離脱後の安全保障や外交、貿易においてアジア諸国との関係を強化するため、インド太平洋地域を重視した中長期計画を打ち出した。中国の覇権主義的…

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「車載用電池」強化へ開発と原材料確保に全力をと力説する読売社説

◆依然利点大きい原発  東日本大震災から10年が過ぎた。東京電力福島第1原発事故から10年でもある。  この間、日本のエネルギー事情は大きく変わり、原子力が大きく落ち込む一方で、太陽光発電や風力など再生可能エネルギーの開…

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東京都写真美術館で、山岳写真家、白川義員…

 東京都写真美術館で、山岳写真家、白川義員(よしかず)さんの写真展「永遠の日本」(第1期)が開かれている。続いて4月からは「天地創造」(第2期)が開かれる。見れば誰でも気付くのが赤の多用だ。  白川作品の基調となる色彩だ…

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