接続水域に中国海警船、43日連続 沖縄・尖閣沖


国境警報

 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は27日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」2隻がとどまっていると発表した。尖閣周辺の接続水域で中国公船が確認されるのは43日連続。
 2隻は、砲らしきものを搭載した「海警1303」と、「海警1301」で、午後3時現在、南小島の東南東約33㌔付近を航行している。

(沖縄支局)

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 一方、防衛省の発表によると、22、23、25日、日本海および東シナ海において、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。防衛省は運用上の機密保持のため、対象機の国籍には逐次言及しないとしている。

(川瀬裕也)