中国海警船、領海に侵入 今年10回目、沖縄・尖閣沖


国境警報

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で23日、中国海警局の「海警」4隻が約1時間半にわたり日本の領海に侵入し、航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は2月21日以来で、今年に入って10回目。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、4隻は、砲らしきものを搭載した「海警1303」と、「海警1301」「海警2302」「海警2502」で、午後4時20~36分ごろ、南小島の南で領海に侵入。同5時47分~6時3分ごろ、南小島東から領海を出た。

(沖縄支局)