編集局 
米の北接触試み 完全非核化を目標とせよ
バイデン米政権が2月中旬から北朝鮮当局との接触を試みていることが明らかになった。いよいよ核・ミサイルをはじめとする北朝鮮問題に本格的に乗り出すようだ。トランプ前政権で失敗に終わったトップダウン式の核交渉の反省から、制裁…

壁の建設停止は「違法」、共和議員が調査要求 ‘Unlawful’: GOP demands probe into Biden’s border wall halt
バイデン大統領が行政命令で国境の壁建設を中止したことについて、共和党上院議員らが調査を求めている。議員らは17日、議会が使途を定めた予算の執行を妨害するものであり、「連邦法への露骨は抵触」と主張した。 シェリー・ムー…

最近の相撲は、かつて輪島や北の湖がしばしば…
最近の相撲は、かつて輪島や北の湖がしばしば取ったような水入りの大相撲などまず見られなくなった。そもそもがっぷりと四つに組んだ相撲自体少なくなってきた。NHK「大相撲どすこい研」を観(み)てその理由がよく分かった。 番…

女性たちの抗議行動ーネパールから
地球だより ネパールでは女性への暴行事件がデモに発展している。下校途中だった生徒バギラティ・バッタさんが行方不明になった翌日、自宅がある西部バイタディ郡の村に近い渓谷で遺体で発見された事件を発端としたものだ。 事件が…

同性婚否定「違憲」、婚姻の本質を見ていない
耳を疑うような判決が出た。札幌地裁は、同性婚を認めないのは憲法14条が定めた「法の下の平等」に照らして「違憲」とする初めての判断を示した。婚姻の本質を見ない危険な判決と言うほかない。 これを契機に、同性婚の法制化を求…

人は噂(うわさ)話が好きだ。パワハラや…
人は噂(うわさ)話が好きだ。パワハラやイジメにつながるのは御免だが、噂話を全くしない人は少ない。それが当たり前だと『スマホ脳』(新潮新書)の著者アンデシュ・ハンセン氏(スウェーデンの精神科医)は言う。 人類は長らく1…

天を衝くLHへの怒り
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 燕巌朴趾源(パクジオン)(朝鮮後期の実学者、燕巌は号)は朝鮮最高の風刺家だった。燕巌が書いた『穢徳先生伝』には、(肥料として使われる)人糞の運搬人である厳行首(行首は商人の頭)が主…

野球でアラブ諸国と交流ーイスラエルから
地球だより あまり知られていないが、イスラエルにもイスラエル野球協会(IAB)が存在する。 1986年にIABが設立されて以来、地道に実績を積み重ねたナショナルチームは、アフリカ・欧州2020オリンピック予選で優勝し…

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米中間で立場の選択迫られる韓国
韓国紙セゲイルボ “均衡外交”の綱渡りは限界に バイデン米政権のインド太平洋戦略が輪郭を現しつつある。12日、米国・日本・オーストラリア・インド4カ国安保協議体“クアッド”テレビ首脳会議は共同声明で民主的価値を強調しつ…

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イエメン内戦 米、サウジへの軍事支援を停止
フーシ派の攻撃が激化 米国は、イエメンの武装組織フーシ派のテロ組織指定を解除、サウジへの軍事支援を停止した。一方、イエメンの首都と北部の大部分を支配しているフーシ派による暫定政府やサウジへの越境攻撃が激化、国連世界食糧…

米軍 北極圏でプレゼンス強化
中露に対抗 基地設置へ 米国防総省は16日、ロシアから「北極圏の支配」を取り戻すための新たな戦略を発表、この地域での陸軍の長期的な任務の遂行を可能にするため、北極圏に新たな基地を設置する。 この計画は2019年に発表…


「婚姻」はき違えた判決、麗澤大学教授(憲法)八木秀次氏の話
極めて奇妙な判決だ。主文で原告の国家賠償請求を棄却して被告の国を勝訴させつつ、判決本文で「違憲」と結論付ける、いわゆる“ねじれ判決”。勝訴となったため、国側は控訴できない。 そもそもこの判決には、婚姻制度の目的・趣旨…


新型コロナ起源、中国軍の生物兵器開発か 元米国務省幹部指摘
19年秋、研究者らに症状 トランプ前米政権で新型コロナウイルスの起源を調査するタスクフォースを率いたデービッド・アッシャー元国務省調査官はこのほど、同ウイルスについて、中国人民解放軍が生物兵器を開発する過程で、武漢ウイ…

英安保見直し、歓迎したいインド太平洋重視
英国政府は「安保・国防・外交政策統合レビュー(見直し)」を発表し、欧州連合(EU)離脱後の安全保障や外交、貿易においてアジア諸国との関係を強化するため、インド太平洋地域を重視した中長期計画を打ち出した。中国の覇権主義的…

「車載用電池」強化へ開発と原材料確保に全力をと力説する読売社説
◆依然利点大きい原発 東日本大震災から10年が過ぎた。東京電力福島第1原発事故から10年でもある。 この間、日本のエネルギー事情は大きく変わり、原子力が大きく落ち込む一方で、太陽光発電や風力など再生可能エネルギーの開…

東京都写真美術館で、山岳写真家、白川義員…
東京都写真美術館で、山岳写真家、白川義員(よしかず)さんの写真展「永遠の日本」(第1期)が開かれている。続いて4月からは「天地創造」(第2期)が開かれる。見れば誰でも気付くのが赤の多用だ。 白川作品の基調となる色彩だ…

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英アストラゼネカ製ワクチン、EU主要国で使用中断
欧州連合(EU)加盟国ではデンマークなどに続き、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなどが15日、英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を一時的に見合わせると発表した。アストラゼネカから提供された…

シリア内戦10年 利害超えて和平へ取り組め
シリア内戦勃発から10年たったが、平和への道筋はいまだ見えてこない。 既に40万人以上が死亡 2010年末のチュニジアでの民主化デモを契機に始まった「アラブの春」。瞬く間に中東全域に拡大し、エジプト、リビア、イエメ…

「仕組みが複雑」、意外に不評な県民宿泊割
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 首都圏での新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が続いており、県内の観光関連業界に本格的な春が到来する気配はない。 プロ野球のキャンプ観戦、さらには、修学旅行で多くの旅行客…

軍がテレビ司会者に反撃、妊婦用飛行服を揶揄 Carpet-bombing a TV show host: The Pentagon goes to war against Tucker Carlson
FOXニュースの司会者タッカー・カールソン氏は先週、自身の冠番組で、米軍の妊婦用飛行服の採用について、女性をつなぎ留めておくためとはいえ、やり過ぎではないかとの見方を示した。カールソン氏は、中国の「親愛なる指導者」が最…

東京・渋谷区が60歳以上や定年を迎えた…
東京・渋谷区が60歳以上や定年を迎えた住民に配布している地域デビューガイド「渋カツナビ」(A5版24㌻のカラー冊子)。最新第4号の特集は「お年寄り今こそ助け隊」で、先輩の高齢者らが相互扶助の在り方を指南している。 シ…

心に沁みた慰労の言葉ー韓国から
東日本大震災から10年となった日に合わせ、ソウルでは日韓両国の関係者による記念行事が行われた。 相星孝一駐韓日本大使は、当時いの一番に海外から救助に駆け付けてくれた韓国国際救助隊の隊長に感謝状を授与し、津波の被害から…

米AI独立委 中国への頭脳流出に懸念
新たな防止対策づくり訴え 米独立委員会「人工知能(AI)に関する国家安全保障委員会(NSCAI)」は14日までに米議会で、AIなど重要な技術について中国への頭脳流出を防止するための新たな対策を講じるよう訴えた。 ギル…
