編集局
スウォルウェルのスパイとの関係は見過ごせない Eric Swalwell’s relationship with a spy can’t be ignored
連邦議会がクリスマス休暇に入ろうとしていた12月初め、首都ワシントンは、カリフォルニア州選出の下院議員、エリック・スウォルウェル氏と、最近、米国とは利害が一致しない海外の大国の1人の代理人との関係をめぐって騒然となった…
小紙の昨年12月28日付外報面に「中国、『革命…
小紙の昨年12月28日付外報面に「中国、『革命的兵器』開発急ぐ」という記事が出ていた。中国の習近平指導部が、人工知脳(AI)や脳科学を活用し、敵兵の脳をコントロールする兵器の開発に心血を注いでいるという。米国との戦いに…
「K防疫」危うし!ー韓国から
地球だより 新年を迎え、明るい話題を紹介したいところだが、巷(ちまた)ではどうしてもコロナをどう克服するのかという話で持ち切りだ。こちらの保健当局も「手洗い、マスク着用、ソーシャル・ディスタンス」を個々人が徹底すること…
新年の日本経済 コロナ収束後の成長力強化を
2021年の日本経済がスタートした。4日の東京証券取引所大発会は、前年末比185円79銭安の2万7258円38銭で引けた。株価は景気の先行きを示すものだが、今年はどんな展開になるか。 新型コロナウイルス感染が再拡大の…
年越し前の「幸先詣」が家族の絆を強める
「密」になるのを避けるため、初詣の分散参拝が願われる中、年越し前に参拝を前倒しする「幸先詣(さいさきもうで)」を呼び掛けた湯島天神(東京都文京区)を、大みそかに参拝した。 「学問の神様」として知られるだけに、多くの受…
元日付の新聞から。産経<年のはじめに>…
元日付の新聞から。産経<年のはじめに>は、天安門事件で西側諸国の制裁を緩やかにしようと立ち回り、中国共産党を救ったのは日本だと指摘する。さらに戦時中、蒋介石(国民党)軍に敗走した「毛沢東が息を吹き返したのは、日本軍が昭…
日韓関係 文氏は改善に向け覚醒せよ
今年こそは日韓関係を改善させることができるだろうか。新年からそんな思いを抱かざるを得ないのは、文在寅政権下の韓国で徴用工判決に伴う国際法違反の状態が続き、文政権が慰安婦合意の不履行などに対し国内事情を優先させて長い間正…
東京はじめ太平洋側地域の三が日はおおむね…
東京はじめ太平洋側地域の三が日はおおむね晴れ、穏やかに明け暮れた。しかし北海道から中国地方の日本海側では雪や雨が降り、転倒などの被害が出ている。雪崩や着雪への警戒も必要だ。 南北に長く伸びる日本列島は、背骨のように走…
中国「強権の刃」が迫る
チベット 言語と宗教奪い民族性抹殺 拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 習近平体制になり、チベットへの弾圧が再び強まった。チベット語の使用が禁止され、多くの政治犯が捕まった。昨年の1月から7月の間には、54…
香港、ウイグル、チベット
「中台統一」口実に長期政権狙う 三峡ダム攻撃、台湾のカウンターパワーに 台湾 アジア太平洋交流学会会長 澁谷 司 中国全人代常務委は先月26日、閣僚人事で少数民族政策を担当する国家民族事務委員会主任に中国で大多数を占め…
皇居で新年祝賀の儀 コロナ対策で規模縮小
天皇、皇后両陛下が皇族方や三権の長らから新年のお祝いを受けられる「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿であった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年より規模が縮小された。 午前中は、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方が両陛下…
新年日本の課題 コロナ克服し未来へ布石を
新型コロナウイルス禍の中、2021年が明けた。今年の課題はまず、新型コロナの収束にあることは間違いない。一方、国内外が大きな変動期にある中で直面する喫緊の課題、そして国の命運を左右する中長期の課題への取り組みを進めてい…
銅像撤去運動を「現代の傲慢」と非難する彫刻家 MODERN ARROGANCE:Sculptor says statue removal advocates need reality check
何と傲慢(ごうまん)なことか。 現代のモラルに合わないと判断された人々の記念像を撤去しようとする新たな運動が広がっているが、カナダ・オンタリオ州を拠点に活動する彫刻家のティモシー・シュマルツさんにとって、この運動を表…
まだ正月気分が抜け切れない状態だが、例年の…
まだ正月気分が抜け切れない状態だが、例年のようなのんびりした雰囲気はない。どこか物足らない感じがするのも、昨年からの新型コロナウイルス感染拡大が終息を見せず、大みそかの終夜運転中止、初詣の自粛ムードと続いているからだ。…
コロナ禍の時代変容-欧州
変革も格差拡大も加速 民主主義国の再結束必要 地球温暖化をもたらす気候変動、新型コロナウイルス感染の世界的流行――。目に見えない大気とウイルスが人々の暮らしや環境を直撃し、急速な変容をもたらしつつある。世界恐慌さえ叫ば…
経済成長と環境保護で板挟みのブラジル
縮小するアマゾン熱帯雨林 40%減りサバンナ化の恐れも 世界最大の熱帯雨林として、気候変動の鍵を握るアマゾン熱帯雨林。ブラジルにとっては、アマゾンに埋まる豊富な資源と開発は、経済成長に不可欠だが、国際社会で進む地球温暖…
イスラエル 砂漠の中、奇跡の農業立国
水技術で世界最先端 海水淡水化・アプリで灌漑操作 イスラエルは砂漠地帯に位置するにもかかわらず、食料自給率93%を誇る農業立国である。その秘密は、排水の再利用技術と特殊な灌漑方法にある。 イスラエル最大の淡水源である…
選挙人選出に上院議員初の異議
不正の調査要求 共和党ホーリー氏 共和党のホーリー上院議員は30日、2021年1月6日の上下両院合同会議で、バイデン前副大統領を勝者とした大統領選の選挙人投票結果の承認に反対する意向を表明した。 上院議員としては初め…
両陛下 国民との交流切望
ビデオメッセージ 正面見据え マスクせず 並んで語り掛け 「即位以来、私たちは皆さんと広く接することを願ってきました」。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、新年に初めて国民に向けてビデオメッセージを出された天皇、皇后…
「希望持って歩める年に」 両陛下がビデオメッセージ
コロナ終息願う 天皇御一家は1日、2021年の新年を迎えられた。天皇、皇后両陛下は新年に当たり、国民に向けてビデオメッセージを公表。天皇陛下は新型コロナウイルスの感染拡大に触れ、「今年が皆さんにとって、希望を持って歩ん…
年頭にあたって メディアは至高の「預言者」たらん
本紙主幹・黒木正博 2020年は、コロナに明けコロナに暮れた一年だった。いや、現実は本年をまたいで新型コロナウイルスの猛威は未(いま)だ収束が見えないでいる。 昨年はこうしたコロナ禍をどう捉え、対応していくか、これを…
緊張下の正月を迎えた。新型コロナウイルス…
緊張下の正月を迎えた。新型コロナウイルスの流行を1年前に予想した人は少ないはずだ。「一寸先は闇」とか「全く、どんな事でも起り得る」(中島敦「山月記」)といったよろしくない出来事への備えを求める言葉を知る人は多いだろうが…
ワクチン旅券
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 旅券は海外旅行客の国籍と身分を証明する国際身分証だ。旧約聖書には紀元前450年にペルシャの高官であるネヘミヤがユダヤに旅行したいと申し出ると、国王のアルタクセルクセス1世(アルタシ…