編集局 
正月休みに尾崎一雄の随筆集『沢がに』(昭和…
正月休みに尾崎一雄の随筆集『沢がに』(昭和45年皆美社刊)を読んだ。この人の文章は、まず間違いなく肩がほぐれ、しかも正月にふさわしい清々(すがすが)しい気持ちにしてくれる。懐かしい昭和の情景も浮かんでくる。 尾崎は1…


中国 ウイグル族に出産制限を強要
人口増加率が低下 在米中国大使館が投稿したツイッターから、中国西部の少数民族ウイグル族に対する人口抑制政策の一環として、ウイグル族女性が「子供を産む機械」にならないよう出産制限を課されていることが明らかになった。 ツ…

ワクチン接種遅らせる「お役所仕事」ーフランスから
地球だより フランスに半世紀以上住み、孫もいる高齢の日本人女性が最近、新型コロナウイルスワクチンを接種したがらないフランス人を嘆き、「専門家が接種すべきでないと言えば、ひねくれ者たちが案外受けるかも」と、筆者に冗談交じ…

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「生物兵器への備え急務」 NATO事務総長
北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は12月29日、ドイツ通信(DPA)とのインタビューで、生物兵器の脅威を指摘し、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)は、生物兵器が武器として使…

「世界10大リスク」 日本は対処へ指導力発揮を
世界最大の政治リスクコンサルタント会社である米国のユーラシア・グループが、2021年の「世界10大リスク」を発表した。 首位にバイデン氏挙げる 世界10大リスクは、リーダーなき世界を「Gゼロ時代」と名付けて注目され…


日本の未来の教育を創る「へき地・小規模校」
北海道教育大学が教育フォーラムを札幌市内で開催 人口減少、少子化によって学校の統廃合が進んでいる。地方においては一学年一クラスといった小中学校も多く、複式学級とならざるを得ない地域もある。その一方で、「へき地教育は教育…

コロナ禍は続くが、入試シーズンは予定通り
今回の年末年始は、新型コロナウイルス感染拡大に関連したニュースで明け暮れた(暮れ明けた?)。 大みそかには新規感染者が東京で初めて1000人を超える1337人、全国でも初の4000人超えの4520人になったという“衝…

年明け早々に毎年公表される統計ものの…
年明け早々に毎年公表される統計もののニュースがある。警察庁がまとめた前年の交通事故死者数などである。地味な扱いになりがちだが、ここ数年は死者数が統計が残る<1948年以降の最少を記録>が続き、一定程度の大きさで報じられ…

新成人に贈る、混沌と激動の時代切り開け
きょうは成人の日。新型コロナウイルスの感染急増で、東京都など1都3県では緊急事態宣言下で迎えることとなった。成人式の中止やオンライン開催となったところも少なくない。そういう中でも、新成人たちには自覚を新たに未来に向かっ…

アイスキャンディー「ガリガリ君」の当たり棒…
アイスキャンディー「ガリガリ君」の当たり棒を偽造してキャンペーンに応募し、景品の人気アニメ「ポケットモンスター」のカードをだまし取ろうとしたとして、43歳の会社員の男が詐欺未遂容疑で逮捕された。プレミア景品への執着で素…

東シナ海で空自スクランブル
国境警報 防衛省の発表によると、12月28日、1月2日、東シナ海において、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。防衛省は運用上の機密保持のため、対象機の国籍には逐次言及しな…

イラン情勢 危険な火遊びは対価を伴う
イランがウラン濃縮の強化を表明するなど、国際社会への態度を硬化させている。大統領選をめぐって米政界が混乱する中、核開発をめぐる欧米との交渉で有利な立場に立つことを狙ったものとみられるが、いたずらに緊張を高めることはイラ…

新型コロナが変えた米軍の新兵募集 COVID-19 forces military recruiters to get creative
2020年は新型コロナウイルス危機でさまざまなものが大きく変わったが、軍の新兵募集もその中の一つだ。 コロナが大流行する以前から、十分な数の能力ある若者たちを連れてくることは、軍の新兵募集担当者にとって困難な課題にな…

「初景色野川一本光り出す」(中村明子)。…
「初景色野川一本光り出す」(中村明子)。歳時記を見ると、新年の部は「初」の付いた季語が多い。「初春」「初空」「初日」「初富士」などをはじめ、実にさまざまなものがある。昨年と同じであっても、年を越したことでいったんリセッ…

米次期大統領確定 民主主義の前途を覆う暗雲
自由主義陣営のリーダーである米国の民主主義の前途が暗雲で覆われている。米議会の上下両院合同会議で大統領選の結果が承認され、バイデン前副大統領の次期大統領就任が決まった。 しかし大規模な不正で当選した可能性のある大統領…


部下たちの命を救った警部、廣枝音右衛門
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(10) 台湾総督府巡査として台湾に渡り、地元民から厚い信頼を得る 緑深い原生林に覆われた台湾苗栗県にある標高491メートルの獅頭山は、台湾仏教の聖地として有名である。「獅頭」という名…

海兵隊、予算増額望めず改革促進か Tighter budgets force Marines to speed embrace of ambitious overhaul
海兵隊は旧式のプログラムを削減し、21世紀型の紛争に備えた近代化に取り組んでいる。 皮肉なことに、今後数年間は予算増額が期待できず、それがこれらの目標達成に貢献する可能性がある。 軍事アナリストらは、各軍は、長年先…

米議会の上下両院合同会議で、バイデン前副…
米議会の上下両院合同会議で、バイデン前副大統領が次期大統領に就任することが決まった。テッド・クルーズ上院議員らが、激戦州の選挙結果に異議申し立てを行っていたが、トランプ大統領の一部支持者が議事堂に乱入した後、議論を尽く…

季節感を取り戻した新年ーフィリピンから
地球だより フィリピンの新年は、悪霊を追い払うため派手な花火や爆竹の爆音とともに迎える風習がある。しかし今年は、感染対策により多くの自治体が花火禁止を打ち出した。今回はさぞかし静かな異例の年越しになると思っていたが、実…

緊急事態宣言 接触減らし感染拡大防ごう
人と人との接触の機会を減らし、感染拡大の勢いを止めなければならない。菅義偉首相は、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、東京都と神奈川、埼玉、千葉の3県を対象に緊急事態宣言を発令した。期間はきょうから2月7日まで…

新型コロナウイルス禍の中で一定期間過ごす…
新型コロナウイルス禍の中で一定期間過ごすうちに気付いたことがある。どんなテーマであれ、人々の反応は多彩になるものだが、この世にはコロナを「気にする人」と「気にしない人」がいる。 気にする人は状況を「非常時」と考える。…

人口デッドクロス
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 1年間に、生まれる新生児の数より死亡者の数が多くなる現象を、“人口デッドクロス(dead cross)”という。人口が自然減少するデッドクロスが発生すれば、その次に待っているのは人…

ロックダウンの新年ーイスラエルから
地球だより 3度目のロックダウン(都市封鎖)の最中、新しい年を迎えた。といってもイスラエルではユダヤ暦のため、あまり新年という実感は湧かない。ただし、アラブ系イスラエル人が住む町は例外だ。 大晦日(おおみそか)の深夜…
