ツイッター自画像をトランプ氏に


ブラジル大統領三男 永久停止に抗議

 ブラジルのボルソナロ大統領の三男で連邦下院議員であるエドゥアルド・ボルソナロ氏は11日、米ツイッター社がトランプ米大統領のツイッター・アカウントを永久停止したことに抗議するとして、自身のツイッターのプロフィール画像をトランプ氏のものに変えた。エドゥアルド氏は、永久にプロフィール画像を変更しないと主張している。

トランプ氏のプロフィール画像に差し替えられたエドゥアルド下院議員のツイッター(同議員のツイッターより)

トランプ氏のプロフィール画像に差し替えられたエドゥアルド下院議員のツイッター(同議員のツイッターより)

 エドゥアルド氏は、ツイッター社が8日にトランプ氏のアカウントを永久停止したことに対し「表現の自由の破壊」「権威主義」などと批判した上で、(暴力を助長しかねないという意味でトランプ氏のアカウントを永久停止したのならば)ベネズエラで独裁政治を行っているマドゥロ大統領のアカウントを停止していないことに整合性がないと説明を求めた。

 ボルソナロ大統領は、トランプ大統領の盟友として知られ、エドゥアルド氏もトランプ大統領一家と親しいことから、一時は駐米大使就任の話も持ち上がっていた。エドゥアルド氏のツイッターのフォロワーは約200万人。ブラジル国内では、エドゥアルド氏の他にもツイッターのプロフィール画像をトランプ氏のものに変更するトランプ氏支持の動きが出ている。