中国海警船 2日連続領海侵入


国境警報

沖縄・尖閣沖 日本漁船に接近

  沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で14日、中国海警局の「海警」1隻が約9時間にわたり、日本の領海に侵入し、操業中の日本漁船に接近した。海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は2日連続で、今年2回目。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、同船は「海警2302」で、14日午前7時15分ごろ、大正島南の領海に侵入。午後4時15分ごろ、同島南から領海を出た。午後4時半現在、領海外側の接続水域には海警船4隻がとどまっており、海保は引き続き警戒監視を続けている。

(沖縄支局)