中国海警船4隻、今年初領海侵入 沖縄・尖閣沖


国境警報

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で13日、中国海警局の「海警」4隻が約2時間にわたり、日本の領海に侵入し航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は昨年12月26日以来で、今年初。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、4隻は、砲らしきものを搭載した「海警2201」と、「海警1103」「海警1401」「海警2302」で、午前10時42分~11時ごろ、魚釣島の北北西で領海に侵入。午後0時13~30分ごろ、同島西南西から領海を出た。

 4隻は午後3時現在、領海外側の接続水域内にとどまっており、海保は引き続き警戒監視を続けている。

(沖縄支局)