編集局 rss

崖っぷちに立たされた文在寅政府

韓国紙セゲイルボ 民生中心の政策基調に転換を  文在寅政府が最大の危機を迎えている。ソウル行政裁判所の尹錫悅(ユンソンヨル)検察総長(検事総長)に対する懲戒停止決定で、同懲戒を裁可した文大統領も深い傷を負った。文大統領の…

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イスラエル 3月に総選挙 右派新党、リクードとの連立拒否

 昨年5月に緊急統一政府として発足したネタニヤフ首相率いる与党右派リクードとガンツ副首相兼国防相の中道政党連合「青と白」による大連立政権が崩壊した。今年3月23日に、ここ2年間で4度目となるイスラエル総選挙が行われる。リ…

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尖閣諸島 実効支配強化し守り抜け

 海洋進出を強める中国は、不当に領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島周辺での動きを活発化させている。日本は実効支配を強化し、何としても尖閣を守り抜かなければならない。  領海内で日本漁船追尾  中国海警船が昨年、尖閣沖の接続…

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東京の恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都…

 東京の恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館で「瀬戸正人 記憶の地図」展が開かれている。内覧会も以前のように担当学芸員や作者が解説し、案内してくれる形式ではない。  記者たちに見てもらい、その後ホールで解説する…

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中国の台湾吸収を容認、米国防総省高官 オバマ政権時に

 米国防総省の調査機関、総合評価局(ONA)のジェームズ・ベーカー局長が、中国による台湾吸収を容認、オーストラリアとの同盟関係にも否定的な見方を示していたことが、ワシントン・タイムズが入手した文書から明らかになった。  …

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NATO報告書 加盟国の結束強化を図れ

 北大西洋条約機構(NATO)は昨年12月、オンライン外相理事会を開いた。政治的機能強化などの改革案をめぐって協議し、今後10年で対応すべき課題を示した報告書「NATO2030」を公表した。  中国はロシアと並ぶ脅威  …

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災厄多かった昨年を乗り越えて今年は前向きに

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  新型コロナウイルス感染の話題で終始した2020年が終わり、新年を迎えた。  沖縄県は感染者急増のため4月には独自の緊急事態宣言を発令した。その間、学校や公共施設はすべて休みとなった…

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スウォルウェルのスパイとの関係は見過ごせない Eric Swalwell’s relationship with a spy can’t be ignored

 連邦議会がクリスマス休暇に入ろうとしていた12月初め、首都ワシントンは、カリフォルニア州選出の下院議員、エリック・スウォルウェル氏と、最近、米国とは利害が一致しない海外の大国の1人の代理人との関係をめぐって騒然となった…

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小紙の昨年12月28日付外報面に「中国、『革命…

 小紙の昨年12月28日付外報面に「中国、『革命的兵器』開発急ぐ」という記事が出ていた。中国の習近平指導部が、人工知脳(AI)や脳科学を活用し、敵兵の脳をコントロールする兵器の開発に心血を注いでいるという。米国との戦いに…

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「K防疫」危うし!ー韓国から

地球だより  新年を迎え、明るい話題を紹介したいところだが、巷(ちまた)ではどうしてもコロナをどう克服するのかという話で持ち切りだ。こちらの保健当局も「手洗い、マスク着用、ソーシャル・ディスタンス」を個々人が徹底すること…

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新年の日本経済 コロナ収束後の成長力強化を

 2021年の日本経済がスタートした。4日の東京証券取引所大発会は、前年末比185円79銭安の2万7258円38銭で引けた。株価は景気の先行きを示すものだが、今年はどんな展開になるか。  新型コロナウイルス感染が再拡大の…

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年越し前の「幸先詣」が家族の絆を強める

 「密」になるのを避けるため、初詣の分散参拝が願われる中、年越し前に参拝を前倒しする「幸先詣(さいさきもうで)」を呼び掛けた湯島天神(東京都文京区)を、大みそかに参拝した。  「学問の神様」として知られるだけに、多くの受…

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元日付の新聞から。産経<年のはじめに>…

 元日付の新聞から。産経<年のはじめに>は、天安門事件で西側諸国の制裁を緩やかにしようと立ち回り、中国共産党を救ったのは日本だと指摘する。さらに戦時中、蒋介石(国民党)軍に敗走した「毛沢東が息を吹き返したのは、日本軍が昭…

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日韓関係 文氏は改善に向け覚醒せよ

 今年こそは日韓関係を改善させることができるだろうか。新年からそんな思いを抱かざるを得ないのは、文在寅政権下の韓国で徴用工判決に伴う国際法違反の状態が続き、文政権が慰安婦合意の不履行などに対し国内事情を優先させて長い間正…

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東京はじめ太平洋側地域の三が日はおおむね…

 東京はじめ太平洋側地域の三が日はおおむね晴れ、穏やかに明け暮れた。しかし北海道から中国地方の日本海側では雪や雨が降り、転倒などの被害が出ている。雪崩や着雪への警戒も必要だ。  南北に長く伸びる日本列島は、背骨のように走…

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中国「強権の刃」が迫る

チベット 言語と宗教奪い民族性抹殺 拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ  習近平体制になり、チベットへの弾圧が再び強まった。チベット語の使用が禁止され、多くの政治犯が捕まった。昨年の1月から7月の間には、54…

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香港、ウイグル、チベット

「中台統一」口実に長期政権狙う 三峡ダム攻撃、台湾のカウンターパワーに 台湾 アジア太平洋交流学会会長 澁谷 司  中国全人代常務委は先月26日、閣僚人事で少数民族政策を担当する国家民族事務委員会主任に中国で大多数を占め…

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皇居で新年祝賀の儀 コロナ対策で規模縮小

 天皇、皇后両陛下が皇族方や三権の長らから新年のお祝いを受けられる「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿であった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年より規模が縮小された。  午前中は、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方が両陛下…

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新年日本の課題 コロナ克服し未来へ布石を

 新型コロナウイルス禍の中、2021年が明けた。今年の課題はまず、新型コロナの収束にあることは間違いない。一方、国内外が大きな変動期にある中で直面する喫緊の課題、そして国の命運を左右する中長期の課題への取り組みを進めてい…

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銅像撤去運動を「現代の傲慢」と非難する彫刻家 MODERN ARROGANCE:Sculptor says statue removal advocates need reality check

 何と傲慢(ごうまん)なことか。  現代のモラルに合わないと判断された人々の記念像を撤去しようとする新たな運動が広がっているが、カナダ・オンタリオ州を拠点に活動する彫刻家のティモシー・シュマルツさんにとって、この運動を表…

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まだ正月気分が抜け切れない状態だが、例年の…

 まだ正月気分が抜け切れない状態だが、例年のようなのんびりした雰囲気はない。どこか物足らない感じがするのも、昨年からの新型コロナウイルス感染拡大が終息を見せず、大みそかの終夜運転中止、初詣の自粛ムードと続いているからだ。…

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株価上昇を象徴する米ウォール街のチャージング・ブル像の前を新型コロナ感染拡大後にマスク姿で歩く人(UPI)

コロナ禍の時代変容-欧州

変革も格差拡大も加速 民主主義国の再結束必要  地球温暖化をもたらす気候変動、新型コロナウイルス感染の世界的流行――。目に見えない大気とウイルスが人々の暮らしや環境を直撃し、急速な変容をもたらしつつある。世界恐慌さえ叫ば…

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熱帯雨林で押収された違法伐採の木材(ブラジル連邦警察)

経済成長と環境保護で板挟みのブラジル

縮小するアマゾン熱帯雨林 40%減りサバンナ化の恐れも  世界最大の熱帯雨林として、気候変動の鍵を握るアマゾン熱帯雨林。ブラジルにとっては、アマゾンに埋まる豊富な資源と開発は、経済成長に不可欠だが、国際社会で進む地球温暖…

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