有権者になる韓国「Z世代」


真正性と公正性を重要視

 この欄で韓国の世代論を幾つか取り上げたが、何かにつけ流行や世界の流れに敏感で行動が早い韓国で、今や「Z世代」が論じられている。新東亜(1月号)で『Z世代はそんなのではなく』の著者・高スンヨン氏が書いている。

 高氏が示すZ世代の“定義”。▽ネットでつながるモバイルネイティブ▽気候変動からBLM(ブラック・ライブズ・マター)デモ支援に至るまで、世界あちこちに一声で共に動く▽好みと関心により緩く連結される、▽多様な国籍や人種、性アイデンティティーを自然に受け入れる▽“公正性”と“真正性”を重要視する▽進歩か保守かの伝統的な二分法と対決様相に関心がない―などを挙げる。


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