[会員向け] rss

謎だらけの北からの侵入者

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 容易でない船での脱北 ミサイルよりも警戒が必要  北朝鮮は7月19日の早朝、平壌に隣接する黄海北道から弾道ミサイルを発射した。このミサイル発射は、在韓米軍が地上配備型迎撃システム「高高度…

続き

アジア安定左右する米軍再建

トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(3)  「米国第一」を掲げ、孤立主義的な色彩が濃い共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏の外交・安全保障政策。知日派の代表格リチャード・アーミテージ元国務副長官が、民主党の大統…

続き

「小池劇場・第2幕」の壮絶バトルが始まると予測するサンデー毎日

◆自己満足の敗戦の弁  やはりこの人の言い訳を聞いておこう。都知事選に野党統一候補として出馬し、政策もない上に、過去の女性スキャンダルまで暴かれて、惨めな敗北を喫したジャーナリスト鳥越俊太郎氏の“弁明”だ。古巣のサンデー…

続き

ドゥテルテ比大統領が初の施政方針演説

南シナ海問題では中国への批判避ける 共産党との和平に意欲  7月25日、フィリピンのドゥテルテ大統領は、マニラ首都圏ケソン市にある下院議事場で、就任後初となる施政方針演説を行った。その中で大統領は、改めて麻薬撲滅への決意…

続き

さらなる主権者教育が必要に

平成国際大学教授 浅野 和生 啓蒙活動は一定の成果 18歳選挙権導入した参院選  去る7月10日に投開票が行われた第24回参議院通常選挙は、70年ぶりに選挙権が拡張された歴史的な選挙であった。このため、投票前には、総務省…

続き

左傾化急加速する民主党

トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(2)  米大統領選で「変質」が見られるのは、実業家ドナルド・トランプ氏の下で揺れる共和党だけではない。ヒラリー・クリントン前国務長官率いる民主党も、大きな変化の波に直面している…

続き

エルドアン・トルコ大統領による強権支配に警鐘を鳴らす米英各紙

◆重要な地政学的位置  7月15日に起きたクーデター未遂を受けて、トルコ国内で混乱が続いている。この混乱に乗じて権力基盤強化を進めるエルドアン大統領に対し、海外から懸念の声が上がっている。  トルコは、シリア内戦などで発…

続き

保守主義を捨てた共和党

トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(1)  11月8日の米大統領選まで約3カ月。共和党の実業家ドナルド・トランプ氏と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官の対決となった選挙戦の焦点を探る。(ワシントン・早川俊行)…

続き

都市交通警察官を「イスラム国」支援で訴追 D.C. transit police officer accused of trying to support Islamic State

 都市交通警察の警官が3日、「イスラム国」(IS)を支援しようとしたとして逮捕、訴追された。米警察当局者がテロ組織支援で起訴されるのは初めて。  司法省によると、2003年から都市交通警察局で働いてきたニコラス・ヤング容…

続き

東シナ海上の領空侵犯 早急に法的不備の是正を

中国の危険な挑発行動  中国の「南シナ海は漢の時代の2000年前から中国の一部だった」という噴飯物の主張に対して、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は「歴史的な権利を主張する法的根拠はない」とする判決を示した。この判決は「最終…

続き

大衆迎合主義に傾く米二大政党綱領

党の伝統的政策から大きく逸脱  共和党、民主党の全国大会で実業家ドナルド・トランプ氏、前国務長官ヒラリー・クリントン氏がそれぞれの大統領候補に正式指名された。米大統領選は本選挙戦に突入したが、大会で採択された両党の政策綱…

続き

必要最小限の防衛力整備を

軍事評論家 竹田 五郎 自主防衛強化求める米 国民の「平和ボケ」矯正必要  3月末、在米のユニセフ勤務の後輩から、「米国政府も一般市民も日本について、日本人が考えているほどの関心も期待もない。例えば、昨年、安倍総理が渡米…

続き

重鎮・側近で長期政権図る

再改造内閣 始動(上)  安倍晋三首相は3日の自民党役員人事で、幹事長に二階俊博総務会長を据えた。党内には谷垣氏の総裁経験者としての調整力を改めて評価する声が高く、首相は当初、二階氏の留任とともに谷垣氏を続投させる考えだ…

続き

マイアミでジカ熱、CDCが妊婦に警告 CDC tells pregnant women to stay out of Zika zone in Miami

 米疾病対策センター(CDC)は1日、ジカ熱ウイルス感染が蚊を媒介として拡大しているとみられていることから、マイアミの一部地域に立ち入らないよう妊婦に呼び掛けるという異例の措置を取った。1平方マイル(2.59平方㌔)のこ…

続き

日銀の追加緩和策に「疑問」「手詰まり」と批判の中、理解示した日経

◆総じて批判的な各紙  日銀が先月下旬の金融政策決定会合で、追加の金融緩和策を決定した。マイナス金利の導入を決めた1月以来半年ぶりの追加緩和である。株価連動型の上場投資信託(ETF)の買い入れ額を、現在の年3・3兆円から…

続き

脆弱で危ういヒラリー陣営

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 常軌を逸した選挙戦 陳腐な夫ビル氏の応援演説  「生涯で出会った最高の変革者だ」-ビル・クリントン氏は民主党全国大会でこう語り、自身の妻を支持した。バーニー・サンダース氏は政治…

続き

地平線上の怪しい雲行き The clouds on the horizon

 中国が唾を吐く時、アジアは泳ぐ(と言い習わされているが)。スエズから東のすべての人は「中国王朝」の大きさと野望に対して古くからそういった賛辞があることを知る。今、アジアの耳には、中国が咳(せき)払いをしているのではない…

続き

地球最後の植民地帝国・中国

哲学者 小林 道憲 対外膨張策採る習政権 矛盾噴出、一党独裁終焉へ  20世紀ももう遠くなりつつあるが、20世紀はコミュニズムの勃興と終焉(しゅうえん)の世紀でもあった。しかし、変質してではあるが、アジアの共産主義はまだ…

続き

オバマ図書館建設歓迎に非難-シカゴ Chicago environmentalists accused of bias for cheering Obama library after blocking Lucas museum

 シカゴの環境保護団体が先月、映画監督ジョージ・ルーカス氏の博物館建設を阻止したが、現在、付近に建設される予定のオバマ大統領図書館を歓迎し、政治的偽善だと非難されている。  「フレンズ・オブ・パークス」の事務局長ジャニタ…

続き

教師の選挙違反告発サイトに「戦前の思想統制」とレッテル貼る毎日

◆違法活動把握は妥当  毎日の夕刊に「特集ワイド」と題する紙面がある。表紙をめくった2面にほぼ1ページを割き、しばしば突拍子もない記事を載せる。参院選前には「この国はどこに行こうとしているのか」とのタイトルで反安倍、反改…

続き

マレーシアの多民族国家としての強み

マレーシアの教育現場で(下) マレーシア日本国際工科院准教授 原 啓文氏に聞く 国際性豊かな教授陣/多民族、多宗教をうまく融合 大学のコンセプトはASEANの教育ハブ マレーシアの教育現場で困ったことは?  言葉の問題が…

続き

独ミュンヘン銃乱射事件、犯人は過去の大量殺人に関心

 ドイツ南部バイエルン州の州都ミュンヘンで7月22日午後5時50分ごろ、135店舗が入ったミュンヘン最大のオリンピア・ショッピングセンター(OEZ)周辺で、9人が射殺され、27人が負傷するという銃乱射事件が発生した。犯人…

続き

防衛大での学生生活

 7月23日、横浜駅近くのホテルで、防衛大学校で卒業研究(卒業実験)を担当してくれた指導教授の退職をお祝いする謝恩会に出席した。  私の卒業研究のテーマは「過渡接合容量によるSi‐MOSの界面評価」という実験だった。実験…

続き