必要最小限の防衛力整備を


竹田 五郎

自主防衛強化求める米

軍事評論家 竹田 五郎

 3月末、在米のユニセフ勤務の後輩から、「米国政府も一般市民も日本について、日本人が考えているほどの関心も期待もない。例えば、昨年、安倍総理が渡米し、国会で演説したことなどをテレビニュースでは取り上げてはいない。トランプ氏が対日政策で、沖縄の米軍基地放棄を提案している。今後の日米関係には大いに注意せよ」と、米国の対日政策について憂慮する便りがあった。

 次期米国大統領選は共和党トランプ氏と民主党クリントン氏が対決する。両者ともに党内の分裂修復が必要で、米メディア世論調査では、好感度は歴代最低とのことである。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ