ドゥテルテ比大統領が初の施政方針演説


ドゥテルテ大統領

南シナ海問題では中国への批判避ける

 7月25日、フィリピンのドゥテルテ大統領は、マニラ首都圏ケソン市にある下院議事場で、就任後初となる施政方針演説を行った。その中で大統領は、改めて麻薬撲滅への決意を語る一方、南シナ海問題をめぐっては、仲裁裁判所の判断に関して短く触れるにとどまり、中国への不必要な刺激を避けた格好となった。またフィリピン共産党との停戦を宣言し、和平交渉再開への意欲を強調した。(マニラ・福島純一、写真も)


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