Date archive for 2018

南北首脳会談後の朝鮮半島 北提案は「米韓離間」戦術

“ビフォー平昌”に戻る可能性  平昌冬季オリンピック開会式に登場した北朝鮮の金与正(キムヨジョン)労働党中央委第1副部長。金正恩(キムジョンウン)委員長の妹だ。金日成(キムイルソン)一族で初めて公式に韓国の地を踏んだ。南…

続き

韓国でも「ミー・トゥー」旋風 背景に80年代の性解放思想

渦中の加害者は皆、左派陣営  韓国で「私もセクハラを受けた」という「ミー・トゥー」旋風が吹き荒れている。政治家からノーベル賞候補にも擬された高名な詩人までが追及を受けている。儒教社会である韓国では女性の性にはことさら厳し…

続き

サリン事件から23年 変わらぬ危機管理音痴

日本人の非合理的発想  この3月21日で地下鉄サリン事件から23年になる。世界でも珍しい特殊なテロ事件を経験した日本で、その後に何かが変わっただろうか?  例えば東京メトロは全ての駅に駅員の数だけ防毒マスクを配布すること…

続き

学校の安全を守るため年5000万㌦を承認-米下院 House OKs $50 million to help keep schools safe

 下院は14日、学内の安全性を評価するための年間5000万㌦の連邦予算を承認した。フロリダ州パークランドの学校で先月、銃撃事件が起きたことを受けて高まっている銃をめぐる議論に連邦議会がまず小さな一歩を踏み出した格好だ。 …

続き

出社前の孫が家を出る間際に「きょうアマゾン…

 出社前の孫が家を出る間際に「きょうアマゾンで買ったベッド・テーブルが届くから受け取っておいて」と言った。それを聞いた87歳の祖母が「なんで、そんなもの外国から買うんだい?」と問い返した。祖母はアマゾン川のあるブラジルに…

続き

明治の国づくりと神道、不可欠だった精神的支柱

生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く  明治維新150年の今年、明治の国づくりへの関心が高まっている。そこから、今の日本を見直そうとの思いもあろう。そこで、明治の国づくりと神道について加藤隆久・生田神社名誉宮司に伺った。 …

続き

空港の悪徳タクシー

地球だより  マニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港を利用する上で、厄介なものの一つがタクシーだ。  他の交通手段がほとんど整備されていないので到着した利用者はタクシーの利用を迫られる。そして運転手がその弱みにつけ込むとい…

続き

韓国でも吹き荒れる「ミー・トゥー」運動

韓国紙セゲイルボ  いま大韓民国に「ミー・トゥー」運動が吹き荒れている。「私も(性暴行・セクハラ)された」という意味の「ミー・トゥー」運動は政界と芸術界を揺さぶっている。  安熙正(アンヒジョン)忠南知事が辞任し、教科書…

続き

今も世界の基礎は国民国家 ヘンリー・ナウ氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(4) 米ジョージ・ワシントン大学教授 ヘンリー・ナウ氏(下) トランプ米大統領の「米国第一」は、日本を含む同盟国に大きな衝撃を与えた。  国家主権が国際社会の基盤だからだ。国民…

続き

辺野古移設、不毛な法廷闘争はもうやめよ

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、岩礁破砕許可を得ずに国が埋め立て工事を進めるのは違法として県が工事差し止めを求めた訴訟で、那覇地裁は県の請求を却下し、差し止めの仮処分の申し立ても退けた。 …

続き

「……と思ってございます」という言葉遣い…

 「……と思ってございます」という言葉遣いが増えているようだ。高級官僚であれ、会社の上級幹部であれ、不利な立場に置かれた時に発することが多い。  このほかにも「……を確認してございます」「影響はないものと判断してございま…

続き

自動車ナンバー

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昔のアイルランドの人々はツルクイナの寿命で時間の長さを計っていたという。1942年にアイルランドで出版された『洋服の仕立て屋とエンスティ』という本によると、「犬は3羽のツルクイナよ…

続き

凶悪犯罪が深刻なリオデジャネイロ

治安権限の軍移管から1カ月  2016年夏季五輪の開催地ブラジル・リオデジャネイロで、州の治安権限が警察から軍に移管されてから約1カ月がたった。「犯罪組織を撲滅する」(テメル大統領)ための非常事態だが、徹底した取り締まり…

続き

100年を迎えた夏時間

地球だより  米国には春から秋にかけて時計を1時間進めるサマータイム制度があるが、今年は1918年に初めて導入されてからちょうど100年となる。  夏時間は、毎年3月の第2日曜日に始まり11月の第1日曜日まで続く。今年は…

続き

人口減少は安全保障にも打撃

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 自衛隊の兵力維持困難に 給料増や最新技術でも補えず  日本では、少子化および高齢化の両方の問題が進んでおり、先進国の中で最も深刻だ。実は日本は「超高齢化社会…

続き

北朝鮮「非核化」の代価は?

韓国紙セゲイルボ 譲歩できぬ在韓米軍の撤収  トランプ米大統領が北朝鮮による首脳会談提案をすぐに受けて、「世界のために最も偉大な妥結を見るかもしれない」と述べた。想像の中だけで可能だった米朝首脳会談を引き出した金正恩(キ…

続き

同盟国に平等な負担求める ヘンリー・ナウ氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(3) 米ジョージ・ワシントン大学教授 ヘンリー・ナウ氏(上) トランプ米大統領の「米国第一」は、日本を含む同盟国に大きな衝撃を与えた。  第2次世界大戦後に米国が築いた民主主義…

続き

18歳成人法案、社会的責任を自覚する教育を

 政府は成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案を閣議決定、飲酒や喫煙の禁止年齢を20歳未満に据え置くなどの関連法案22本と合わせて今国会に提出した。  2022年4月1日からの施行を目指すが、ほとんどが高校在学…

続き

佐川氏招致は同じでも、全容解明を求める産経と倒閣第一の朝日

◆公文書書き換え糾弾  「行政への信頼を失墜させた」(読売・社説13日付)、「行政の信頼損なう『森友文書』の解明急げ」(日経・同)、「国民への重大な裏切りだ」(産経・主張同)、「信頼損なう言語道断の行為だ」(小紙・社説1…

続き

「私は厳冬の山々も好きだが、三月から五、…

 「私は厳冬の山々も好きだが、三月から五、六月までの雪の山を、昔から好んで登った」。随筆家の串田孫一が「春の山」と題する文章で書いている。これを収めた『山のパンセ』には春の雪山が幾つも登場する。  南アルプスの北沢小屋で…

続き

政権交代に向けアピール、党名変更提案したルペン党首

 フランスの右派政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首が、イメージの一新のため党名を「国民連合(RN)」に変更する提案を同党大会で行い、注目を集めた。父親のジャンマリ・ルペン前FN党首が1972年に創設した同党は、…

続き

公文書書き換え、信頼損なう言語道断の行為だ

 公文書は「国民共有の知的資源」であり、書き換えは行政への信頼を大きく損なう。言語道断の行為だ。 森友問題で財務省書き換え  書き換えが確認されたのは学園への「売払決議書」「貸付決議書」など計14件で、変更は計200カ所…

続き

尖閣防衛、陸上自衛隊の配備実現へ前進

尖閣防衛、陸上自衛隊の配備実現へ前進

石垣市長選は保守系・中山義隆氏が3選  陸上自衛隊の配備が最大の焦点となった石垣市長選が11日、投開票され、保守系現職の中山義隆氏(50)が3選を果たした。中山氏は「安全保障と国防は国の専権事項」とし、自衛隊配備を事実上…

続き