国際
韓国大統領を目指す面々
元ソウル市長や現・元道知事/潘基文氏も意欲満々 韓国大統領選まで1年。聞こえてくる大統領候補は潘基文(パンギムン)国連事務総長の名前ばかりだ。しかし、「歴代最低の事務総長」にしか韓国の舵(かじ)取りを任せられないほど、…
ポリフェッサーの季節
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 1980年代のソウル大社会学部では現実政治に積極的に参加する教授(ポリフェッサー)に対する抗議デモが相次いだ。政治学科がその震源地だった。●成東、崔昌圭、金学俊教授と李洪九教授がそ…
失踪の米国人、北朝鮮で英語教師か
米下院で拉致の調査求める決議採択 日本との連携強化に期待も 米下院は9月28日、中国雲南省で2004年8月に消息を絶った米国人大学生、デービッド・スネドンさん=失踪当時(24)=が北朝鮮に拉致された疑いがあるとして、米…
暴走する国連、国際法無視して同性婚推奨
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(16) 昨年6月の米連邦最高裁判決で同性婚が全米で合法化されるが、これを絶賛したのが潘基文国連事務総長だ。潘氏は「(同性愛)カップルの法的認知を否定することで差別の扉が…
盛り上がり欠いた釜山国際映画祭
韓国紙セゲイルボ 「セウォル号」作品めぐり対立 「活気を失った」―。今年の釜山国際映画祭(BIFF)を見守った参加者が異口同音に発する言葉だ。 紆余曲折の末に開幕したが、例年と違って浮き立った雰囲気はない。映画「ダイ…
最高裁判事指名めぐるクリントン氏公約に保守派懸念 Clinton’s vow to push Supreme Court left galvanizes conservatives wary of Trump
【セントルイス】ヒラリー・クリントン氏はこの週末、ドナルド・トランプ氏が女性をめぐるわいせつな発言で負ったダメージの一部を修復するのを結果的に手助けした。最高裁に関して左寄りの発言をしたためだが、保守派共和党員は、この…
崩壊するオバマ氏のレガシー
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 外交では大きく後退 破綻へと向かうオバマケア 記憶する限り最も奇怪で、安っぽく、病みつきになりそうな今回の選挙戦の中で、2016年に実際に起きたことがまったく忘れ去られている…
「国益に寄与」は本当か、世界各地で反米感情を煽る
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(15) 米ホワイトハウスが2014年6月に初開催した「国際LGBT(性的少数者)人権フォーラム」で基調講演したスーザン・ライス国家安全保障担当大統領補佐官は、LGBTの…
終幕近づく「トランプ劇場」
2016米大統領選 討論会攻勢も窮地変わらず 米大統領選までわずか1カ月という局面で、11年前のわいせつ発言をめぐり窮地に陥る共和党候補ドナルド・トランプ氏。「最後のチャンス」と言われた9日の第2回テレビ討論会では、民…
米大統領選、討論会の意義を再確認せよ
米大統領選が来月8日の投票日まであと1カ月と迫る中、中西部ミズーリ州セントルイスのワシントン大で2回目のテレビ討論会が行われた。共和党候補ドナルド・トランプ氏の巻き返しが見られたが、CNNの調査によると、先月末に行われ…
トランプと税と公正さの意味について Trump, taxes and what’s fair
米国のすべての小企業を経営する男女、すべての農業従事者、牧場主、そして投資家だったら、事業がうまくいかなかった年には、損失を未来の利益で帳消しにしようとするものだということを知っている。これは極めて普通のことなのだ。政…
次期大統領は「共産主義者」?
地球だより お世話になった人が明日の公判で有罪になるかもしれない--。先日、知人の韓国人が神妙な面持ちでこう話してきた。聞けばその人は保守系の集まりで、来年末の韓国大統領選で野党系有力候補に挙げられている文在寅(ムンジ…
英国は80年代を再現できるか
平成国際大学教授 浅野 和生 女性首相選び保守党結束 労働党は左派党首再任で混乱 9月24日、イギリス労働党は、党大会でジェレミー・コービン党首の続投を発表した。これによって、労働党は波乱の時期を迎えることになった。 …
米大統領の「深い情熱」
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(14) 現代の公民権運動と見なす ブッシュ、オバマ両米政権で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏は、回顧録「責務」で、イラク・アフガニスタン戦争に勝利することに関心が薄い…
北核実験10年、キナ臭さ増す韓国
金委員長暗殺計画で「成敗」 2006年10月9日に北朝鮮が最初の地下核実験を行ってから丸10年が経過した。北朝鮮は国際社会の非難と制裁にもかかわらず、先月の5回目実験に踏み切るまで核の実戦配備に向け兵器化を着々と進めて…
女性蔑視発言で状況一変
トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月(下) 米大統領選で民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官と接戦を繰り広げてきた共和党候補ドナルド・トランプ氏が、一転して窮地に追い込まれる可能性に陥った。女性に関してわいせ…
思わぬ宗教冒涜行為
地球だより ミャンマーの裁判所はこのほど、仏教の説法がうるさく眠りを妨げるとして拡声器の電源を切ったオランダ人男性旅行者(30)に対し、「宗教への冒涜(ぼうとく)行為」との理由で、重労働を伴う懲役3月の判決を言い渡した…
トランプのユダヤ人脈
獨協大学教授 佐藤 唯行 策士の娘婿が最側近に カジノ王が巨額献金を約束 米大統領選が終盤を迎える中、当初中立的であったその立場を変え、親イスラエル色を鮮明にしつつあるのが共和党候補のトランプだ。「オバマがイランとの間…
ドゥテルテ比大統領、世論調査で高い満足度維持
麻薬、犯罪対策に高い評価 暴言や強権的な麻薬取り締まりで国際社会から批判にさらされているフィリピンのドゥテルテ大統領だが、国内では依然として高い支持を維持していることが最新の世論調査で明らかとなった。麻薬取り締まりをめ…
同性愛禁止は人権侵害か
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(13) 人間の「行為」は平等に非ず 2011年12月、スイス・ジュネーブで演説したヒラリー・クリントン米国務長官(当時)はこう主張した。「我々は自分自身に尋ねてみる必要…
若年層取り込みカギに
トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月(中) 「ヒラリー・クリントン前国務長官は大統領になるための経験と気質をすべて持っている」 先月28日にペンシルベニア州の大学で行われた集会。ミシェル・オバマ米大統領夫人はこ…
北核実験10年、暴走許した轍踏まぬ覚悟を
2006年10月9日、北朝鮮が北東部の咸鏡北道豊渓里で最初の核実験を実施してからちょうど10年が経過した。北朝鮮はこの間、同じ実験場で5回の核実験を強行する一方、運搬手段となる各種弾道ミサイルの発射を繰り返し、小型化・…
イスラエルのペレス前大統領逝去
パレスチナ自治合意に尽力 「宗教国連」構想を提案 イスラエルのシモン・ペレス前大統領が93歳で逝去した。同国は2年後に建国70年を迎えるが、この国の防衛、経済、安定、和平など、多面的な貢献をした政治家の生涯だった。 …