国際
サンダース氏は反イスラエル
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 候補指名獲得は困難 党綱領委に親パレスチナ 【ワシントン】バーニー・サンダース氏の魅力の一つは、問題を抱えながらも、嫌な顔一つ見せないことだ。だが、これは見た目の問題だ。短気…
独右派政党幹部の失言
地球だより 独サッカー・ナショナルチームの一員で、バイエルン・ミュンヘンに所属するジェローム・ボアテング選手(27)について、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)のアレクサンダー・ガウラント副党首は、「サ…
北朝鮮、宴の後の「200日戦闘」
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 人民に酷な「経済戦略」 核開発と経済の並進は無理 中朝国境にいる定点観測者から、「今年も北朝鮮側では大勢の人が隊列を組んで田植えを行っていますよ」という連絡があった。 農村の機械化を…
欧州には約1200人の脱北者
元北朝鮮人民軍第5部隊小隊指揮官 金主日氏に聞く 元北朝鮮人民軍第5部隊の小隊指揮官金主日氏(43)は5日、ウィーン市内で本紙とのインタビューに応じた。咸鏡北道吉州郡出身の金氏は2005年8月、脱北した。現在は英ロンド…
中国の南シナ海の実効支配に道開く重大な懸念
シンガポールでアジア安全保障会議が開催された。この会議は、アジア太平洋地域を中心とした国防関係者が地域の安全保障問題について意見を交換する会合だ。「シャングリラ対話」とも呼ばれている。 米が“孤立の長城”と警告 今…
オバマ氏、社会保障でサンダース氏寄りに転換 Obama flips to Sanders’ side, calls for expansion of Social Security benefits
オバマ大統領は約5年前に社会保障制度を救う計画に署名した時、給付金の増額を抑えることになる提案に合意した。 しかし現在、民主党大統領選予備選で、退職手当の拡充を求めるサンダース上院議員(バーモント州)のポピュリスト路…
労働法改正法案をめぐる抗議活動に頭痛めるフランス
労働法改正案めぐり大荒れ フランス政府が提出した労働法改正法案をめぐって、全国規模の抗議行動が繰り返されている。一部精油所の閉鎖によるガソリン不足、原発施設の稼働停止による電力不足、高速道路の封鎖による物流マヒなど、国…
タイの警察人事異動で死者任命
地球だより タイでは、5月31日付で発表された警察の人事異動で一騒動持ち上がっている。実はこの名簿に死亡した警察官の名前が記載されるなど「トンデモ人事」が明らかになっているからだ。 それだけではなく、人事異動が発令さ…
フィリピンのドゥテルテ政権、共産勢力との和平に期待
今月発足するフィリピンのドゥテルテ政権で、武装闘争を続けている共産勢力との和平に注目が集まっている。フィリピン共産党の創設者で海外に亡命中のホセ・マリア・シソン氏が、近く帰国する方針を固めており、アキノ政権で停滞してい…
新ミャンマーの出発に思う
評論家 太田 正利 親日国の民主化を祝す 課題に挑むスー・チー顧問 一寸遡ることだが、去年11月8日のミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チー党首が率いる野党である国民民主連盟(NLD)は歴史的な勝利を得た。すなわ…
問題発言の多い右派国防相任命で強い批判を浴びるネタニヤフ首相
◆右傾化に警鐘鳴らす イスラエルのネタニヤフ首相が右派政党「わが家イスラエル」のリーバーマン党首を国防相に任命したことが、内外で反発を呼んでいる。 リーバーマン氏は外相を務めたこともあるベテラン政治家だが、過激な発言…
台湾は中国の進出阻止の砦
日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(5) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く 「日台関係基本法」制定に期待 中国が南シナ海で強行している人工島の軍事基地化の次の狙いは何か。 台湾だろう。台湾は中国沿海部の中…
慰安婦支援財団、日韓合意の中断なき履行を
昨年末のいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、韓国政府が設置する元慰安婦を支援する財団の設立準備委員会が発足し、委員会のメンバーが集まってソウルで初会合を開いた。合意から約5カ月、その履行に向けようやく第一歩…
国務省、イラン問題の会見映像改変を認める State Department admits intentionally editing video of Iran press conference
国務省は1日、2013年の同省での記者ブリーフィングの記録映像を職員が意図的に改変したことを認めた。改変によって、ジェニファー・サキ報道官の米国とイランの核交渉についての発言が削除され、国務省は、同省職員が発言を削除す…
謀略説が好きなアラブ人
地球だより エジプトの首都カイロ一の市場があるアタバで5月、2日連続して火災があった。 放火らしいとの推測から、誰が犯人かをめぐって、住民の間にいろんなうわさが流れたが、イスラム組織ムスリム同胞団による、国民に不安を…
北朝鮮の労働党大会で外交エリートが権力機構に
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮が対話攻勢へ転じている。最近、国防委員会が公開書簡で南北軍事会談を提案したのをはじめ、人民武力部と労働党対南機構の祖国平和統一委員会を通じて、連続的に軍事会談を提案し、予想された平和攻勢が始まっ…
海自、対潜能力で中国圧倒
日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(4) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く ミサイル防衛態勢整備は急務 仮定の話だが、日中両国が戦えば勝敗はどうなるだろうか。 海軍同士の戦いならば日本が勝つ。中国は徹底的…
「現状維持」投げ掛けた蔡英文総統
中台関係の行方(上) 淡江大学国際事務戦略研究所 翁明賢所長に聞く 日本版「台湾関係法」に期待 台湾では5月20日、民進党の蔡英文総統が就任した。国民党の馬英九前政権時代に推進した対中傾斜に歯止めをかけ、中台関係の現状…
イラクなどで大規模自爆テロ頻発
イスラム各派が主導権争い 自爆テロによる大量殺戮がこのところ急増してきた。主要な理由は、勢力後退傾向がみられる過激派組織「イスラム国」(IS)による“焦燥感”とみられている。そもそも、全世界を舞台にした異常な暴力の嵐は…
不眠症の治療法
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 大韓民国をむしばむ低成長基調の中でも好況を誇る分野がある。“睡眠産業”だ。国民健康保険公団によると、昨年、睡眠障害で病院を訪ねた患者は45万5900人に達した。2011年の28万9…
翻訳が培うハングルの豊かさ、韓国作品が海外で文学賞
韓国紙セゲイルボ 韓国人作家・韓江(ハンガン)氏の『菜食主義者』が英国のマン・ブッカー賞国際部門を受賞した。韓国作品が海外で文学賞を受賞したのは喜ばしいことだ。その喜びと光栄は何より作家のものだが、今回は翻訳者にもそれ…
無意味な米海軍の「航行の自由作戦」
日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(3) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く ハリネズミ戦略で対中攻勢へ 中国が岩礁に人工島を造成し、その周辺海域の領有権を主張していることは国際海洋法違反だ。しかし、それでも…
反トランプ抗議行動が裏目に Protests backfire as anti-American images push undecided voters to Trump
ドナルド・トランプ氏の集会の外で醜い抗議行動が行われているが、アナリストらは、抗議行動での暴力や反米感情は裏目に出て、トランプ氏の勝利の可能性を損ねるどころか、反トランプ陣営自体が損失を被っていると指摘した。 ニュー…