国際 rss

朴大統領もはや“信用破綻”

特報’16  韓国の朴槿恵大統領が長年親交のある民間女性にひそかに国政に関わる機密文書を流出させていた問題で、そのリーダーシップが致命的打撃を受けている。支持率は過去最低の10%台まで急落、青瓦台(大統領府)には強制捜査…

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中国6中総会、習氏「核心」に独裁への懸念

 中国共産党の習近平総書記(国家主席)が、党の「核心」に位置付けられた。中央委員会第6回総会(6中総会)がこのほど開催され、「習近平同志を核心とする党中央」と初めて明記した声明を採択した。  危うさはらんだ船出  毛沢東…

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勢い増す少数派の過激派組織

ISに忠誠、爆弾テロや誘拐 大統領の反米姿勢が追い風  モロ・イスラム解放戦線(MILF)やフィリピン共産党などの反政府勢力と和平推進に力を注ぐドゥテルテ大統領。停戦合意の結果、ミンダナオ島情勢は安定に向かい、国軍との大…

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大統領選挙後のアメリカ

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 二大政党内の分裂必至 内政も外交も困難に直面か  アメリカの大統領選挙がやっと秒読みに入った。長い選挙戦に慣れている専門家たちですら、嫌気が差すほど疲れる、醜…

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米で薄れる社会主義への抵抗感

インタビューfocus 「共産主義犠牲者追悼財団」事務局長 マリオン・スミス氏 歴史知らぬミレニアル世代  共産主義の残虐な歴史を後世に伝える活動を行っている米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」が最近実施した世論調査で…

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ガムを噛み習近平氏に臨んだドゥテルテ大統領に注目した「新報道」

◆反米的な発言を連発  先週日曜(23日)の報道・討論番組はNHK「日曜討論」が米大統領選挙、フジテレビ「新報道2001」がフィリピンのドゥテルテ大統領の中国訪問、TBS「サンデーモーニング」が過激派組織「イスラム国」(…

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トランプ氏、歴史的大敗の可能性も

2016米大統領選 共和党牙城でも苦戦  11月8日に行われる米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の苦戦が続いている。激戦州の多くでリードを許しているほか、共和党の地盤であるテキサス、ジョージア両州で民主党候補ヒラ…

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大統領選走者の文在寅と北核リーダーシップ

韓国紙セゲイルボ  宋旻淳(ソンミンスン)元外相の回顧録が政界を揺らしている。盧武鉉(ノムヒョン)政府が国連北朝鮮人権決議案について「事前に北朝鮮と協議した」という記述が真実攻防になっているからだ。  文在寅(ムンジェイ…

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配車アプリ「Uber」が席巻

地球だより  ブラジルで配車アプリ「Uber」の勢いが凄(すご)い。ブラジルでは、一昨年の3月にリオデジャネイロでテストが開始されたばかり。タクシー業界の反発や政治的な判断などでさまざまな紆余(うよ)曲折がありながらも、…

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米国民の26%「ブッシュ氏はスターリンより人殺し」

薄れる共産主義への知識と警戒感  米国民の4人に1人は、旧ソ連の独裁者スターリンよりもブッシュ前米大統領の下で、より多くの人が殺されたと信じている――。米国で最近実施された世論調査で、こんな驚くべき結果が明らかになった。…

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さらなる民主化推進への道

寄稿 在日本ウズベキスタン共和国特命全権大使 ファルフ・トゥルスノフ 12月4日大統領選挙を実施  ウズベキスタンは、独立以降、法治国家、民主主義国家、市民社会を築いてきました。また、国や社会の営みに関わるすべての分野に…

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“脱北者3万人時代”に備えよ

韓国紙セゲイルボ 逆説的な統一時代到来を暗示  北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)が2011年に執権して以後、しばらく停滞していた北朝鮮住民の離脱が今年に入って増加傾向に転じ、“脱北者3万人時代”が目前に迫っている。  最…

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オバマケア保険料が急上昇 Obamacare premiums to rise by double-digit percentages for millions

 政府は24日、オバマケアの保険料が2017年に引き上げられることを認めた。最も契約の多い標準プランの保険料が平均22%上昇する。支持者らが想定したよりも高齢で、病気がちな加入者への依存が続いているためだ。  連邦政府が…

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両候補者とも投票に値せず

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 計算高いクリントン氏 政策も信念もなく不適格  ヒラリー・クリントン氏の件は、ウィキリークスと連邦捜査局(FBI)が最近、情報を公開する前からすでに報じられていた。しかし、これ…

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ヒラリーとドナルドと大義 Hillary, Donald and the greater good

 2016年の大統領選挙シーズンは、価値観重視の有権者にとって厳しい状態が続いている。ほとんどの選挙報道が、セックスや、うそや、または、ビデオテープについてのものだという時に、米国が「丘の上の輝く町」としての地位をどうや…

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スマホの“火消し”いつに

地球だより  以前、韓国最大手財閥サムスンの系列研究所に再就職した、こちらの元政府高官をインタビューした際、持っていたスマートフォンで撮影しようとしたら「なぜiPhoneの携帯を使っているのか」と言われたことがある。彼が…

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野党有力候補に親北疑惑

韓国次期大統領選挙戦略に影響も 「北にお伺い立て棄権」  韓国の野党系次期大統領候補として有力視されている文在寅(ムンジェイン)・元共に民主党代表が2007年、北朝鮮に対する国連人権決議案の票決を前に北朝鮮にお伺いを立て…

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ライン人気に見る国民性

地球だより  バンコクの繁華街で食事していると、結構、スマートフォンからラインの着信音が響く。日本では無料通話が可能なラインの人気は高く、月間アクティブユーザーは今年6月に6200万人を突破するなどコミュニケーションアプ…

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比の対中外交、「力による変更」を容認するな

 フィリピンのドゥテルテ大統領は訪問先の中国で習近平国家主席と会談し、南シナ海問題の解決に向けてアキノ前政権下で冷え込んだ関係を修復することで合意した。  だが、南シナ海での中国の主権を否定した7月の仲裁裁判所の判決を棚…

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新国王時代のタイ、王女が重要なカギを握る

 タイのプミポン国王が死去し、後継の新国王は、即位はまだ先ながら、ワチラロンコン皇太子(64)にスンナリ決まったようである。少々複雑な気持ちがする。  後継者争いを見たいわけでは全くない。でも、もう一人の王位継承者だった…

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モスル奪還作戦開始、イラクの一体性維持に疑念も Iraq’s viability as a unified nation in doubt as Mosul offensive heats up

 「イスラム国」(IS)からのモスルの解放は、イラク分裂のスタートの合図にもなり得る。イラクでは、異なる宗派や宗教の間で緊張が高まっている。  イラク、クルド、スンニ派とシーア派の民兵部隊が18日、イラク第2の都市へと進…

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なくならない割礼の風習

地球だより  エジプト英字紙エジプシャンガゼットによると、同国では9月末、女性の割礼に関わった医師や両親に対する刑罰がより重くなる法律が適用されることになった。  割礼の風習は、死亡の血を流すという、ユダヤ教の教えに端を…

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北の挑発に外交・安保・統一の包括戦略を

韓国紙セゲイルボ  10日の核実験10周年と労働党創建71周年記念日を静かに過ごした北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)党委員長は1カ月先の米国大統領選挙の結果を待ちながら、新政府により大きな脅威を与える準備で忙しいだろう。…

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