国際
ルラ元ブラジル大統領、二審も有罪
大統領選出馬に影響 ブラジル南部ポルトアレグレの連邦控訴裁判所は24日、収賄の罪に問われたルラ元大統領(72)を有罪とした一審の判断を支持する判決を言い渡した。また、一審で禁固9年6月とした判決(昨年7月)を破棄し、禁…
比政権、テロ掃討に本腰
ミンダナオ島で戒厳令延長 IS系、新人民軍の壊滅へ ドゥテルテ大統領は昨年末、国内外からの批判を受けながらもフィリピン南部ミンダナオ島における戒厳令の1年延長に踏み切った。目的は南部を中心に活動するイスラム過激派と、新…
北の五輪参加、融和戦術に惑わされるな
韓国・平昌で来月9日、開幕する冬季五輪に北朝鮮が選手団のみならず応援団や芸術団など総勢数百人を送り込んでくることが決まり、連日、その話題でにぎわっている。だが、本来の競技に対する関心をよそにいわゆる「美女軍団」の動向ば…
植樹で国を緑豊かに
地球だより 「トゥビシュバット」、つまりユダヤ歴でシュバット月の15日は「樹木の新年」と呼ばれている。砂漠のイメージが強いイスラエルだが、実際に来てみると思ったより緑が多いことに気付く。イスラエルの森林のほとんどは、植…
女子大危機論
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 キム・ホソン誠信女子大総長(男性)が大学改革方案の一つとして“男女共学への転換”の意向を示唆した。 女子大は受験生の半分だけを対象に学生を選ぶ『受験生の募集』から始まって、女子大…
聖職者支配体制に不満爆発、イラン全土で民衆が大規模デモ
イスラム教シーア派の盟主を自任するイランで、聖職者支配体制を揺さぶる大規模デモが行われた。民衆の力を圧倒的に上回る体制側の権力によって、デモは完全に鎮圧されたものの、その火は国民の間にくすぶり続けている。 (カイロ・鈴…
孤影の中にあるパレスチナ
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 静まり返った国際社会 「アラブの大義」は政治の道具 米国のトランプ大統領が大統領選に臨むに当たり公約した項目の中に「エルサレムはイスラエルの首都であり、米国大使館もそこに置かれる」とい…
度を越した“南北共同路線”
韓国紙セゲイルボ 北の政治宣伝・扇動の場に 北朝鮮の平昌冬季オリンピック参加宣言以後、文在寅政府の“平和もの乞い”が度を越している。まず、正体不明な朝鮮半島旗で南北共同入場というのは、主催国がその国旗を掲げられないとい…
2020年再選の行方、最大の障害は不用意な言動
トランプのアメリカ 就任から1年(8) 今年の米最大の政治イベントは、11月6日に行われる連邦議会の中間選挙だが、それが終わると、話題は次のテーマに移る。2020年の大統領選だ。 トランプ大統領は再選を目指すのか。も…
五輪後に再び危機モードに 北朝鮮情勢で米専門家
大気圏内核実験の可能性も ブッシュ(子)元米政権で国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長は23日、北朝鮮が平昌冬季五輪に参加することで対話ムードが広がっ…
シリア政府軍、化学兵器使用か?
子供を含む21人が呼吸困難に シリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派地域で22日、シリア政府による化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団」によると、子供6人、女性6人を含む少…
蜜月時代の日米同盟 首脳間の信頼、今後も鍵に
トランプ米大統領の就任以来、日米関係は、安倍晋三首相との個人的な信頼関係を土台として「蜜月関係」を築いてきた。 両首脳は、これまで5回の直接会談と17回の電話会談、両国でそれぞれ1回ずつの「ゴルフ外交」を行うなど、緊…
カナダからの教訓 A lesson from Canada
ジャスティン・トルドー・カナダ首相は、コントロールが利かなくなった移民問題を、何かコントロールに似たようなものの下に置く決定をするに際して、米国人、特にドナルド・トランプ大統領には、一撃を食らわすことができると思った。…
駐車罰金無料化で町おこし
地球だより 今年1月からフランスは各コミューン(市町村に相当)が、自主的に違法駐車の罰金額を決められるようになった。 駐車場を持たない古い建物が多いフランスでは、歩道横の路肩に駐車するのが一般的。白線が引いてあり、車…
“赤の砦”ウィーンは渡さない
社民党、27日に市党首選 連邦右派政権への反撃目指す 音楽の都オーストリアの首都ウィーンで今月27日、与党「社会民主党」の臨時党大会が開催され、ホイプル現市長(社民党党首)の後継者を選出する。ウィーン市議会は戦後からこ…
対中強硬の安保戦略、実体伴った行動示せるか
トランプのアメリカ 就任から1年(6) 米調査会社ユーラシア・グループは2日、今年の「世界10大リスク」を発表し、海洋進出を活発化させる中国を1位に選んだ。同グループのイアン・ブレマー社長は「中国は空白を好む」とし、ア…
慰安婦像は“韓国の恥”、安倍首相は平昌へ行くのか?【PTV RADIO:007】
2050年、現在のG7で世界GDPトップ10に残るのは米、日、独だけ。日本はインドネシア、ブラジルに追い越され、メキ元韓国国防部北朝鮮分析官で現拓殖大学客員研究員の高永喆氏に慰安婦問題、平昌冬季五輪、文在寅政権、東アジ…
建国時から延々続く移民論争
米コラムニスト ジョージ・ウィル 国境警備めぐり激しい議論 不法移民一斉取り締まりも 1970年、第1回合衆国議会の中の誰よりも、その時代の誰よりも賢明で優れた知性を持っていたジェームズ・マディソンが、下院で移民問題に…
「習一強体制」確立へ成果誇示
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 盤石でない政権基盤反映 中国新華社17年10大ニュース 2017年はトランプ米大統領の予測困難な言動や北朝鮮の核ミサイル実験に振り回された年であった。中国自身も第19回共産党大会(19大)…
米沿岸警備隊、武装砕氷船を建造へ
北極海進出狙うロシアに対抗か 解氷が進む北極海の軍事的支配は近年、米国とロシアにとって重要な課題となっている。米沿岸警備隊のズクンフト長官は、最新の大型砕氷船に初めて重火器が搭載される予定であることを明らかにした。ロシ…
対北包囲網の構築 米韓分断工作、制裁逃れに直面
トランプのアメリカ 就任から1年(5) 「善かれ悪(あ)しかれ、この2018年のうちに北朝鮮において根本的な変化が起きるかもしれない」 スタンフォード大フーバー研究所の歴史家、ビクター・デービス・ハンソン氏は、最近の…
新NPR、核戦力を強化へ
オバマ政権の核政策を非難 最新の米中長期核戦略「核態勢の見直し」(NPR)の草案がリークされ、トランプ大統領が、新たな兵器を開発し、古い兵器と運搬手段を近代化して、核戦力を強化しようとしていることが明らかになった。 …
「生命の権利を守る」 米大統領がメッセージ
ワシントンで中絶反対デモ 米国の首都ワシントンで19日、人工妊娠中絶に反対するデモ行進「マーチ・フォー・ライフ」が開催され、トランプ大統領がホワイトハウスから生中継でデモを支持するメッセージを寄せた。トランプ氏はこの中…