国際
五輪ボランティア冷遇
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ボランティアという言葉は自由意志というラテン語「voluntas」に由来する。心の奥底から湧き出る自発的な意思のことをいう。最初に使われたのは第1次世界大戦当時、軍隊に自ら志願した…
治安悪化のとばっちり
地球だより エジプトで、「車を運転している」と言うと、驚く日本人が多い。当然の反応だろう。本当にこのまま続けていいのかなと考えさせられることにも正直出くわす。 2010年までのムバラク政権時代は、観光業も盛んだったこ…
軍事支援凍結で中露が接近
パキスタン内相が警告 パキスタンのイクバル内相はワシントン・タイムズとのインタビューで、米国がテロ対策への不満から、パキスタンへの軍事支援を凍結したことによって地域が一層不安定化する可能性があるとした上で、このままでは…
金正恩体制の脆弱さを露呈
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 予測通りの「新年の辞」 核・ミサイル開発の継続確認 北朝鮮問題の研究・解説を生業(なりわい)としている者にとって、毎年1月1日に発表される金正恩委員長の「新年の辞」は必読文献であり資料…
自滅の道行く韓国の保守勢力
韓国紙セゲイルボ “地殻変動”は最後の再生機会 保守が支離滅裂になっている。李明博(イミョンバク)元大統領が先月、国家情報院特殊活動費授受疑惑などに対する検察の捜査を、「保守壊滅を狙った政治工作」だと批判した。 数日…
金正恩氏妹あす訪韓
韓国で9日開幕する平昌冬季五輪の北朝鮮高官級訪韓団に金正恩・朝鮮労働党委員長の実妹で金正恩氏にとり唯一の腹心とされる金(キム)与正(ヨジョン)・党中央委員会第1副部長が含まれることが分かった。韓国統一省が7日明らかにし…
米が準備する“鼻血作戦”
北朝鮮は昨年12月、習近平中国国家主席の特使を門前払いするなど米・中の対話プロポーズを拒み続けたが、年が明けてからは平昌五輪参加をはじめ融和ムードを造成し米国の軍事行動にブレーキを掛けようと懸命だ。 先日は李容浩外相…
町中がパニックに(注) Panic in the streets
ドナルド・トランプは「中国は」「われわれを殺そうとしている」と、2016年の大統領選挙戦中にたびたび言っていた。彼は、中国の攻撃的貿易と産業政策のことを言っていたのだが、それは米経済に破滅的損害を与えると非難したのであ…
過去の世界に生きる人々
地球だより 独週刊誌シュピーゲル電子版(1月28日)に「旧ドイツ帝国公民」運動の昨年の犯罪件数が掲載されている。昨年、同メンバーによる政治的動機に基づく身体傷害、扇動、放火、脅迫などの犯罪件数は771件だった(ドイツ連…
ISは依然、重大な脅威 カタール外相が警鐘鳴らす
中東カタールのムハンマド外相はワシントン・タイムズとのインタビューで、過激派組織「イスラム国」(IS)について、戦闘では敗北を続けているが、依然として中東地域にとって重大な脅威だと主張。米国とアラブ同盟国が、宗教的過激…
EU経済の好調あと2年続く?
独、伊など政治に不安要素 昨年、ポピュリズム台頭乗り切る 欧州連合(EU)の経済は昨年、10年ぶりの成長率2・5%を記録した。ユーロ圏経済は、英国のEU離脱を控え、通商交渉が本格化する中、昨年吹き荒れたポピュリズムの台…
感動呼んだ一般教書演説
米コラムニスト マーク・ティーセン 超党派の協力を呼び掛け 視聴者の75%が支持 1月30日夜に初の一般教書演説を行ったトランプ大統領は、大変な課題に直面していた。歴史的な税制改革と規制緩和、保守派判事の指名、「イスラ…
一層の日印友好関係拡大を
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 中国の脅威、両国で牽制 アジアと世界の平和に貢献 1月26日、インドの第69回共和国記念日(民主的憲法の制定日)の祝賀会が都内一流ホテルの最大級のホールで開催された。正確…
トランプ氏はレーガン氏以来一番の反共大統領 マリオン・スミス氏
共産主義犠牲者追悼財団事務局長 マリオン・スミス氏 共産主義の残虐な歴史を後世に伝える活動を行う米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」のマリオン・スミス事務局長はこのほど、世界日報のインタビューに応じ、「米国第一」主義…
米、新型核開発を推進
「核態勢」強化へ大転換 トランプ米政権は2日、今後5~10年間の米国の核戦略「核態勢の見直し」(NPR)を公表した。爆発力の小さい低出力核弾頭(小型核)や核巡航ミサイルなど新型兵器の開発を進め、「核のない世界を目指す」…
先の見えないキューバ、政権交代を延期 Cuba’s future looks uncertain with delay of Castro’s departure
キューバに間もなく、1959年以来初めてのカストロと名の付かない国家評議会議長が誕生する。しかし、意外にも先は見えず、将来の予測は困難だ。 ラウル・カストロ議長(86)は10年前に、兄弟のフィデル・カストロ氏から議長…
学業優秀な日系生徒
地球だより 日系人の祖父母もしくは曾祖父母を家系に持つ生徒の学業習熟度が高いと、ブラジルで話題になっている。公立学校で昨年末に行われた調査によるもので、地元紙「フォーリャ」などが報じた。 この調査は、公立小学校の中学…
フジモリ派分裂、次男新党設立へ
ペルー次期大統領選、姉弟対決か 南米ペルーの首都リマで31日、フジモリ元大統領の次男で国会議員のケンジ・フジモリ氏(37)が、長女のケイコ・フジモリ議員(42)が党首を務める最大野党「フエルサ・ポプラル」(フジモリ派)…
韓国が米の貿易報復で袋叩きにされる理由
韓国紙セゲイルボ 米国のセーフガード(緊急輸入制限措置)で韓国の洗濯機と太陽光パネルは関税爆弾を落とされた。韓国政府が米国に協議を要請した事実を世界貿易機構(WTO)に通知したが、米国との論戦で勝つことができるだろうか…
超党派訴えるトランプ氏
米中間選挙、「経済」が前面に トランプ米大統領が30日、初の一般教書演説を行い、「今こそ米国の新時代だ」と訴え、移民制度改革や大型インフラ投資の実現に向け超党派の協力を呼び掛けた。民主党やメディアなどに対する挑発的な発…
米国防総省、台湾にスティンガー250基売却へ
中国が台湾海峡の中台中間線に沿う航空路の便を急増させる決定を下したことで台湾との間の緊張が高まる中、米国防総省は、台湾軍に携行式地対空ミサイル、スティンガーを売却する準備を進めている。 中台中間線空域を防衛 台湾国防…
露軍機の挑発的行動に警戒
米国海軍機に異常接近 ロシアの戦闘機が1月29日、黒海上空で米海軍の電子偵察機の1・5㍍にまで異常接近するという事故が報告されたが、ロシアによる挑発的な行動がこのところ続いており、米国、北大西洋条約機構(NATO)は神…
空港窃盗に大統領が大鉈
地球だより マニラ国際空港で長年にわたり荷物業務を請け負っていた業者が、ドゥテルテ大統領の怒りを買い契約打ち切りとなった。 原因は作業員による窃盗事件だ。パンパンガ州のクラーク国際空港で帰国したフィリピン人の預け荷物…