国際 rss

大統領汚辱の歴史に終止符を

韓国紙セゲイルボ 統治者の資質をチェックせよ  李明博元大統領が収賄、横領・背任、職権乱用など約20件の疑惑を受けて検察に召還され調査を受けた。大統領汚辱の歴史を再び目撃した国民の心は惨めだ。世界にこうした大統領残酷史を…

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プーチン氏4選、日露交渉で拙速を戒めた産経と再考を求めた朝日

◆明るい展望見られず  日本人にロシア嫌いが根強くあるのは先の大戦で日本と旧ソ連の間には日ソ中立条約が結ばれていたのに、終戦の1週間前に突然、これを破ってソ連軍が対日参戦し攻撃してきたこと。この攻撃でソ連軍は虐殺、強姦(…

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走れ新幹線 日中、アジアでの鉄路の戦い

 「日中高速鉄道戦、戦火は全世界で燃え上がる」  中国新華社通信のネット「参考消息網」は2016年、こんな見出しの記事を配信した。15年にインド初の高速鉄道(ムンバイ―アーメダバード)建設受注で、中国は日本に敗れた。中印…

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プーチン氏4選、強権で繁栄は実現できない

 ロシア大統領選でプーチン大統領が圧勝し、4選を果たした。任期は6年で、2000年以来、首相時代の4年間を含めて、71歳になる24年までの実質24年の長期政権となる。  欧米との対立深まる  今回の選挙には8人が立候補し…

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ウマが合う国務長官をと A secretary of State with simpatico

 レックス・ティラーソンが去り、マイク・ポンペオの出番となった。どこかで出版社が、彼のクビがどのくらい長くつながるかについての本の出版の準備をしている。ドナルド・トランプが相手では、それは、誰にも分からない。大統領は混乱…

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働き過ぎのパン屋に罰金

地球だより  フランス・パリ南東約120キロにある美しい村のブランジュリ(パン屋)が、労働規制を無視して営業を続けたとして罰金を課された。村の名はリュジニー=シュル=バルス。湖畔のフォレ・ドリオン自然公園に接した人口20…

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フランシスコ法王就任から5年、病める教会の回復の道まだ遠く

 アルゼンチンのブエノスアイレス大司教だったホルへ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿がペテロの後継者、第266代の法王に選出されて3月13日で5周年を迎えた。南米初のローマ法王フランシスコの過去5年間でバチカンは変わっただろうか…

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元露スパイ暗殺未遂の波紋

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 英露関係一気に冷却化 娘が露から持参した品に毒か  英南西部ソールズベリー中心部のショッピングセンター前のベンチで4日午後4時ごろ、初老の男性と若い女性が意識不明で倒れているのが発見され…

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台湾旅行法、米台関係強化につなげよ

 米国で台湾旅行法が成立した。これまで控えてきた米国と台湾の高官による相互訪問に道を開くものだが、中国は中国本土と台湾が同じ国に属するとの「一つの中国」原則に反するものと見なして反発している。 高官の相互訪問が可能に  …

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米国家安全保障会議(NSC)に北朝鮮強硬派

 米ホワイトハウスが、5月にも実施されるとみられる米朝首脳会談への準備に本腰を入れ始めている。事実上長官不在の国務省をよそに、大統領直属の諮問機関、国家安全保障会議(NSC)を強化し、その第1弾として北朝鮮強硬派の元財務…

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イラクに新たなテロ組織

 イラクで「白旗(ホワイトフラッグ)」と呼ばれる新たな武装組織が出現、過激派組織「イスラム国」(IS)に代わる勢力になるのではないかと懸念されている。 IS再組織化か  白旗は、イラク北西部と中部で昨年末ごろ活動を開始、…

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増額続ける中国の国防予算

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 危機感と対抗心強める米 米中核軍拡競争を招く恐れ  中国では、第13期全国人民代表大会(全人代)の第1回会議が5日に北京で開幕し、李克強首相による政府活動報告では国家運営に当たり改革と成長の…

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米中露の均衡で安定の時代に アーサー・ハーマン氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(7) 米ハドソン研究所上級研究員 アーサー・ハーマン氏(下) トランプ米大統領は米軍再建と経済再生に力を入れている。  トランプ氏は、第2次世界大戦や冷戦で世界を救ったのは米国…

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正恩氏に核放棄の意思なし

米コラムニスト マーク・ティーセン 米朝首脳会談で圧力を 限定的な攻撃も  トランプ大統領がマイク・ポンペオ氏を国務長官に指名し、今後、承認手続きが進められる。北朝鮮の独裁者、金正恩氏との会談を控えるトランプ氏に間もなく…

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新米国務長官、北への警戒緩めず会談準備を

 トランプ米大統領はティラーソン国務長官を解任し、保守強硬派のポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に指名した。  5月までに行う意向の米朝首脳会談に「最大限の圧力」を維持したまま臨み、妥協しない姿勢を鮮明にした形だ。 …

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トランプ米政権の新人事、外交方針に一貫性

 トランプ米大統領は13日、意見の不一致があったとしてティラーソン国務長官を更迭し、後任に自身が信頼を置く中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ長官を指名。14日には、2016年の大統領選でトランプ氏の顧問を務めた経済評…

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ウィルソンの理想主義と決別 アーサー・ハーマン氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(6) 米ハドソン研究所 上級研究員 アーサー・ハーマン氏(上) トランプ米大統領は世界をどう見ているのか。  我々(われわれ)はこれまでとは全く異なる世界に向かっているというの…

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士気の低下した米外交官、ティラーソン氏退任でポンペオ氏に新たな期待を寄せる With Tillerson departure, demoralized diplomats put new hope in Pompeo

 彼はトランプ大統領の耳を得ているが、国務省の背中を得るだろうか?  これは士気の低下した国務省の職員たちがマイク・ポンペオ氏に対して抱いている疑問だ。トランプ氏は、共和党の下院議員からCIA長官になったポンペオ氏を、解…

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失われた競争力を取り戻す ダニエル・トワイニング氏

「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(5) 米国際共和研究所所長 ダニエル・トワイニング氏 トランプ米大統領の対外政策の柱は。  米国の強さの一つは競争力だ。トランプ氏は、過去8年間で米国の競争力が失われたと感じて…

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南北首脳会談後の朝鮮半島 北提案は「米韓離間」戦術

“ビフォー平昌”に戻る可能性  平昌冬季オリンピック開会式に登場した北朝鮮の金与正(キムヨジョン)労働党中央委第1副部長。金正恩(キムジョンウン)委員長の妹だ。金日成(キムイルソン)一族で初めて公式に韓国の地を踏んだ。南…

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韓国でも「ミー・トゥー」旋風 背景に80年代の性解放思想

渦中の加害者は皆、左派陣営  韓国で「私もセクハラを受けた」という「ミー・トゥー」旋風が吹き荒れている。政治家からノーベル賞候補にも擬された高名な詩人までが追及を受けている。儒教社会である韓国では女性の性にはことさら厳し…

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学校の安全を守るため年5000万㌦を承認-米下院 House OKs $50 million to help keep schools safe

 下院は14日、学内の安全性を評価するための年間5000万㌦の連邦予算を承認した。フロリダ州パークランドの学校で先月、銃撃事件が起きたことを受けて高まっている銃をめぐる議論に連邦議会がまず小さな一歩を踏み出した格好だ。 …

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空港の悪徳タクシー

地球だより  マニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港を利用する上で、厄介なものの一つがタクシーだ。  他の交通手段がほとんど整備されていないので到着した利用者はタクシーの利用を迫られる。そして運転手がその弱みにつけ込むとい…

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