国際
ペサハの期間限定食品
地球だより ユダヤ教の祝祭日の中で最も重要な祭りの一つである「過ぎ越しの祭り(ペサハ)」が3月30日夜から始まった。ユダヤ暦ニサン月15日から1週間続くこの祭りは、ユダヤ民族がエジプトでの400年間の奴隷生活を逃れ、カ…
超強硬派ボルトン氏起用を受けて
韓国紙セゲイルボ 米との緊密協議、最優先を トランプ米大統領は国家安保問題補佐官としてボルトン元国連大使を選んだ。それも歴史上初めての北朝鮮指導者との会談を予告した時点でだ。北に対する軍事的攻撃も排除しない超強硬派ボル…
「冷戦」時代に戻る The Cold War is back
ドナルド・トランプはロシア人に対して強硬姿勢は取れないだろうと言う者がいたら教えてほしい。60人のロシア人「外交官」を本国に送り返すという月曜日の大統領令は、欧州諸国の中でも特に、ポーランド、イタリア、デンマーク、フラ…
ロブスターの人道的殺し方
地球だより ロブスターを生きたまま熱湯に入れて料理してはならない。なぜならば、ロブスターは複雑な神経系を持ち、その痛みは想像を超えたものだからだ。今後は料理前に電気ショックで神経をマヒさせるか、包丁で命を絶たなければな…
フランス、再びテロの脅威に直面
昨年11月に非常事態宣言を解除したフランスで、再びテロ事件が起きた。フランス南部でイスラム過激思想に傾倒するモロッコ人の若者が警官を含む4人を殺害し、多数を負傷させ、フランスは再びテロの脅威に晒(さら)されている。過激…
閣僚は本来の職務果たせ
米コラムニスト マーク・ティーセン 国家安保チームを刷新 大統領補佐官にボルトン氏 トランプ大統領が、ジョン・ボルトン氏を国家安全保障担当大統領補佐官に、マイク・ポンペオ氏を国務長官に指名したことを受けて、批判の声が上…
中国の軍事活動への対応
元統幕議長 杉山 蕃 対艦誘導弾の充実図れ 射程延伸と監視網の統合を 平昌五輪パラリンピックが無事終了し、この間、北朝鮮の両大会への参加を契機として、南北対話さらに米朝首脳会談の機運が醸成され、これに備えて北朝鮮の金正…
ネパール、中印との外交バランス重視 エクナト・ダカール氏
元ネパール和平復興相 エクナト・ダカール氏に聞く ネパールのエクナト・ダカール元和平復興相(43)はこのほど来日し、世界日報のインタビューに応じた。ネパールでは、2015年に成立した新憲法下で初めて行われた選挙の結果、…
中国軍、米石油企業システムに侵入
USTRが大物ハッカー名指し 米通商代表部(USTR)は中国政府の不公正な貿易慣行に関する最新の報告で、人民解放軍(PLA)の将官が、米石油・ガス企業などに対するサイバースパイ活動を指揮していたことを初めて明らかにした…
銃乱射犯の大半が父親のいない家庭で育つ Most mass shooters grew up with absent fathers
銃規制に取り組む活動家たちは、乱射事件をすぐに拡散する銃のせいにするが、拡散する父親のいない家庭についてはあまり指摘しない。 しかし、調査によると、学校銃乱射犯は、片方または両方の親がいない、薬物中毒、または虐待する…
サウジに対する9・11訴訟開始へ Judge rules 9/11 lawsuit against Saudi Arabia can proceed
28日の判事の判断によって、2001年9月11日の米同時多発テロの共謀容疑でサウジアラビアを訴え、巨額の損害賠償を求める訴訟の開始が可能になった。 ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁のジョージ・ダニエルズ判事は、サ…
不安定な習・共産党体制
昨年10月に開催された中国共産党大会で、習近平総書記率いる中国共産党中央は、「新時代」をキーワードとして掲げた。従来の世界秩序に満足しないニュアンスが込められた「新時代」に中国は何を求め、どう行動するのか。笹川平和財団…
カラオケが招くトラブル
地球だより 無類のカラオケ好きで知られるフィリピン人。誕生日や飲み会だけでなく果ては葬式まで、人が集まる所に歌声が響くのはこの国の日常的な光景だ。 しかし、時にはその熱唱がトラブルを招くことも少なくない。 このほど…
エジプト大統領選、シシ大統領が再選
9割強の得票 エジプト大統領選の投票は28日夜に終了し、国営メディアは29日、シシ大統領(63)が再選を果たしたと報じた。マスリ・アル・ヨウム紙の同日午前の開票速報によると、開票率40%段階でシシ氏は2300万票で得票…
北朝鮮との核交渉には「プランB」も用意せよ
韓国紙セゲイルボ 米朝首脳会談をよく「世紀の会合」というが、不確定要素が多く、条件はそれほど良くない。北朝鮮は米朝首脳会談や非核化に関する公式の見解を出しておらず、朝鮮中央通信は「全てのものが開始にすぎない」と言ってい…
金正恩氏訪中、問われる「非核化」の本気度
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が25日から28日まで電撃的に訪中し、中国の習近平国家主席と首脳会談を行った。金氏は「朝鮮半島の非核化に尽力する」と語り、来月27日に実施される南北首脳会談と5月末までに開催予定の米朝首脳…
銃犯罪の多発に思う
地球だより ブラジルでは、毎日のように銃犯罪による悲劇がニュースになる。同じように銃犯罪が起きている米国と違うのは、一般人による乱射事件はほとんど発生せず、麻薬組織同士の抗争や拳銃強盗などが主な事件となっていることだ。…
米ペンシルベニア州下院補選 共和、トランプ氏「圧勝」の地で敗北
中間選挙に向けて打撃 13日に投開票が行われた米東部ペンシルベニア州の下院補欠選挙は、約600票差の大接戦となり、不在者投票の再集計などが実施されたが、21日に共和党のリック・サコーン州下院議員が敗北を認めたことで、民…
鉄鋼王・朴泰俊氏の夢
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 時価総額28兆ウォン(約2・7兆円)、従業員1万6500人。韓国企業で初めてニューヨーク証券取引所に上場し、米国の投資家ウォーレン・バフェット氏が投資価値を認めた企業。浦項市民の6…
習近平終身国家主席の行く末
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 絶対的権力は両刃の剣 一党独裁よりも脆い独裁者 メディアでは中国の習近平が終身国家主席(大統領)になったというニュースを大々的に報道し、否定的に見ると同時に危険視している…
13年前にも囁かれた北の甘言
韓国紙セゲイルボ 警戒緩めず安保に臨む姿勢を 北朝鮮が核兵器保有を宣言すると、鄭東泳統一相(当時)が2005年6月17日、特使として平壌にすっ飛んで行って金正日国防委員長(総書記)に会った。 鄭特使に耳打ちまでして親…
米、予算増額で軍立て直しへ
連邦予算の成立を受けてマティス米国防長官は27日の会見で、長期的な計画を作成するために必要な財政面での安定性がようやく確保できたと語り、国防予算の増額を歓迎した。国防総省は、予算不足から生じていた訓練不足など軍内部の問…
露外交官追放、国際法踏みにじる神経剤襲撃
英国、米国、欧州連合(EU)各国など27カ国と北大西洋条約機構(NATO)が27日までに、英国で起きた軍用神経剤による元ロシア情報員暗殺未遂事件への対抗措置として露外交官の追放を発表した。 合わせて150人以上に上る…