国際
中国に泣き付いた金正恩氏
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 米の会談受諾は予想外 考えづらい「核の完全放棄」 北朝鮮の金正恩労働党委員長が慌ただしく動き回っている。1月1日の「新年の辞」で「南北融和」路線を打ち出し、「平壌オリンピック」と揶揄(…
つり橋ブーム
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 江原道の原州市地正面にある艮峴(カニョン)観光地は1970年代~80年代、首都圏近隣の行楽地として脚光を浴びた。小金山から流れ出た三山川の水かさが深くない上に、白い砂の川原が広がっ…
若者の8割、メディアを信頼せず 米世論調査
2000年以降に社会人になったミレニアル世代は、メディアをそれほど信頼していない。米ハーバード大学の最新の調査で19~29歳の若者を調査した結果、常にメディアを信頼していると答えたのはわずか2%、ほぼ信頼しているのは1…
キング牧師暗殺50年と黒人社会 深刻な家庭崩壊・暴力
インタビューfocus 米ジョージ・メイソン大学特別教授 ウォルター・ウィリアムズ氏に聞く 差別は主要問題に非ず 米公民権運動の黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺から4日で50年を迎えたが、人種差別は依然…
化学兵器攻撃、シリアに使用を封じる代償を
シリアの首都ダマスカス近郊の東グータでの化学兵器攻撃について、国連安全保障理事会で独立調査機関を新設する米国の決議案、米国案を修正したロシアの決議案とも否決された。トランプ米政権はシリアへの武力行使を辞さない構えだが、…
習体制と精日と溥傑・浩夫妻
若者はどう反応する 中国に習近平絶対体制が確立され、日中関係はどうなるか。昨年以来、「日中関係改善ムード」が言われているが、あくまで中国の戦術や都合による改善ムードだ。「抗日救国」が中国共産党の歴史的金看板なら、習近平…
信号機導入から3カ月
地球だより 今年の1月からケニアの首都ナイロビでは昨年から設置が進められていた信号が機能し始めた。開始から3カ月が過ぎ徐々に市民に受け入れられつつある。 昨年末、ナイロビ市内の多くの交差点で新しく信号が設置された。ア…
カリフォルニア化の憂鬱 Californification blues
カリフォルニア(以後、加州)人は、(地震の巣として知られる)サンアンドレアス断層に沿って鳴り響く轟音(ごうおん)の恐怖、ハリウッドのキラキラ光るティンセル、野性的な、北部の太平洋に真っ逆さまに滑り込まんばかりのカリフォ…
同床異夢の南北首脳会談
今月27日に韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店で開催される第3回南北首脳会談では、来月末までの実施で準備が始まった米朝首脳会談に向け決定的な橋渡し役をしつつあると自負する韓国と、南北融和ムードを最大限に利用し制裁解除…
「オオタニ」に思い複雑
地球だより 大リーグのロサンゼルス・エンゼルスで投打に大活躍の大谷翔平選手。こちらでもテレビやスポーツ紙を中心に話題になっていて、「これぞ怪物」「翔(ショー)タイムが始まった」などと驚きを禁じ得ない様子で伝えている。実…
インド・米フォーラム アジア太平洋で影響力拡大する中国へ、対応で連携急務
インドのニューデリーで6、7の両日「インド米フォーラム」が開催され、参加者らは、中国のアジア太平洋地域での勢力拡大を受けて、米国とインドの軍事的関係の強化、民主主義と資本主義の理念に基づく開発・投資計画の促進の必要性が…
ルラ元ブラジル大統領が収監
10月の大統領選挙出馬は困難に 収賄罪などで禁錮12年1月の有罪判決を受けているブラジルのルラ元大統領(72)が7日夜(日本時間8日朝)、同国南部パラナ州のクリチバにある連邦警察に用意された特別施設に収監された。地元メ…
露の異質性示す元スパイ襲撃
平成国際大学教授 浅野 和生 北の日本人拉致に通底 対露制裁に乗り遅れた日本 3月16日のメイ英首相によるロシア外交官23人の追放発表に続いて、26日にはアメリカが、ニューヨークのロシア国連代表部の12人を含む外交官6…
トランプ米政権の対中貿易制裁、強硬姿勢に評価の声
知財侵害、国際連携求める トランプ米政権は、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限に続き、米通商法301条に基づき、中国の知的財産権侵害に対抗する貿易制裁の品目を発表した。これを受け中国も報復措置を発表するなど、「貿易戦争」へ…
最新調査で国境警備捜査官の大多数がトランプ氏の壁建設を支持 Border Patrol agents overwhelmingly support Trump’s wall in new survey
国境警備の捜査官たちは、米・メキシコ国境沿いへのさならなる壁建設に最大限の支持を表明している。 捜査官たちの労働組合「全米国境警備協議会(NBPC)」が行った調査によると、捜査官の大多数が戦略的な場所に「壁」を増やす…
米大統領の政策を全否定する日本版NW「日本を救う小国の知恵」特集
◆具体策の提示はなし 少子高齢化、人口減少、地方消滅…。わが国の暗い未来を示す言葉がメディアで繰り返し報じられる中、それでも花の便りに全国が浮き立ち、街では判で押したようなそろいのスーツを着た新入社員の集団を見掛け、ま…
ロシア原子力推進ミサイル実験に失敗か
米情報機関は、ロシアが過去数カ月以内に原子力推進巡航ミサイルの試験発射を行ったが、失敗していたことを把握していた。国防当局者が明らかにした。 試射は、ロシアの北極地方で2度行われ、そのうち1度はロシア空軍基地と核実験…
EPA長官、腐敗指摘に「雑音」と反論 Pruitt decries ‘noise’ about corruption as ‘distraction’
非難にさらされている米環境保護局(EPA)のプルイット長官は4日、反論し、出張や住居をめぐる非難は、トランプ大統領の政策実行で上げた実績から関心を逸らすためのものだと訴えた。 プルイット氏はワシントン・タイムズのポッ…
フェイクに巨額の罰金
地球だより マレーシアでもフェイク(偽)ニュースが出回り、いわゆる炎上騒ぎが起きている。写真投稿サイト・インスタグラムに、整形手術にはまったアニメ好きの青年に対して根拠のない噂(うわさ)が流されたり、人間の顔に似た獣が…
“民族の血脈”南北鉄道、一日も早い復元を望む
韓国紙セゲイルボ 南北間の緊張緩和の雰囲気を迎えて、足踏み状態の南北鉄道の連結、離散家族の対面など、これまで中断されていた南北交流協力事業が本格的に推進されるように願う。特に実質的な統一のための準備作業という面から、最…
平昌五輪で訪問の北幹部、韓国に協力基金拠出迫る
2月の韓国・平昌冬季五輪で応援団一行に交じり密(ひそ)かに訪韓していた孟京一(メンギョンイル)・統一戦線部副部長が滞在中、韓国側と非公式会談を重ね、国連をはじめとする国際社会の北朝鮮制裁が強化される中で執行が難しい「南…
エジプト大統領選、シシ氏が再選
投票率アップへあの手この手 3月26日から3日間行われたエジプト大統領選の結果が4月2日に発表され、シシ大統領が有効票中97%を獲得、再選された。有力対抗馬のいない選挙で政府は、投票率を上げようとあの手この手の動員策を…
実りの秋は来るのか
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 金正恩・朝鮮労働党委員長が「秋には実りを持って『秋が来た』という公演をソウルで開催しよう」と言った。一昨日、東平壌大劇場で開かれた韓国芸術団の公演『春が来る』を観覧した後に、語った…