連載 rss

発泡酒、ワインも製造(福島県 二本松市東和地区)

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (6) 原発事故の風評乗り越え  2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災が発生、関元弘さんが福島・東和地区に移住して5年目のことだった。  関さんを含め、20人ほ…

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環境に優しい農業めざす

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (5) 東京から中山間地へ(福島県 二本松市東和地区)  「移住」の典型は、都会から田舎への転出そして就農というパターンだが、関元弘(もとひろ)さん(47)はそんな移住者の…

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若夫婦が作る名産スイカ(北海道・北竜町)

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (4) 就農フェア契機に夢実現  「今年の北海道は6月が寒く、天候不順でどうなるかと思いましたが、7月に入り晴天が続いているので美味(おい)しいひまわりスイカができています…

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子育て環境を求め(島根県・海士町)

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (3) 田舎の魅力子供たちも把握  海士町15歳未満の子供人口は2010年まで減少傾向にあったが、11年からは横ばい状態が続いている。その要因を町では移住者の増加や一連の少…

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IT企業から漁師に (島根県・海士町)

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (2) 生涯の仕事と子供を得る  海士町にある建設会社、飯古建設では海洋事業部門で定置網漁業を行っている。社員の漁師ほとんどが島外からの移住者だ。仕事現場を見ようと漁港に足…

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人口減少社会を超えて、“よそ者”が活性化の原動力に

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (1)  人口減少が止まらない。2015年から減少が始まった日本の総人口は、60年には8700万人弱になると予想され、このままでは国力減退は避けられない。人口減少にどうすれ…

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裏切った有識者たち、知事の権力におもねる

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (17)  偽善者には2種類がある。「自分があくどいことをやっていることを知りながら、赤信号、みんなで渡れば恐くない」とふんぞり返る偽善者。「自分があくどいこと…

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奪われるメモリアル構想、大田知事「蝋人形を作れ」

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (16)  1991年3月、筆者は具志頭村の上原文一氏、そして屋宜宣純村長と話を詰めた。その時、村長は「このメモリアル建立構想は全県的なものになるので、大田昌秀…

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若者の歪んだ歴史観、政治の方向性誤らせる恐れ

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (7)  「ばかげている、ばかげている」。共産主義の残虐な歴史を後世に伝える活動を行う米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」のマリオン・スミス事務局長は、本紙のインタビューの最中、険…

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甦るマルクスの亡霊、ミスリードするメディア

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (6)  この2年間で新会員を一気に増やし、影響力を拡大させている左翼政治団体「アメリカ民主社会主義者」(DSA)。そのオレゴン州ポートランド支部で共同議長を務める女性が今月初め、ツ…

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左翼政治団体の躍進、社会主義に惹かれる若者

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (5)  2016年の米大統領選以降、急速に勢力を拡大している政治団体がある。「アメリカ民主社会主義者」(DSA)という米国の社会主義化を目指す左翼団体だ。米メディアによると、500…

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立ちはだかる反戦平和、地元紙がメモリアル構想報道

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (15)  1990年にはロジャー・ピノー氏から海軍兵士戦死者約5000人の名簿が送られてきた。6月21日、慰霊の日の前に沖縄戦メモリアル建立の構想を友人たちと…

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被害者意識を超えて、黒人の成功物語に焦点を

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (4)  「私は今も昔もラディカル(急進論者)だ」。米バージニア州にあるジョージ・メイソン大学の研究室で本紙のインタビューに応じた黒人のウォルター・ウィリアムズ特別教授は、笑いながら…

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警察は黒人の脅威か、放置される「不都合な真実」

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (3)  黒人が警官に射殺された事件をきっかけに全米に吹き荒れた反警察運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」(BLM)。この運動により、人種的偏見を持つ白人警官が罪なき…

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「忠誠の誓い」を拒否、国家に反抗「かっこいい」

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (2)  米バージニア州のセンタービル高校で教師の怒号が響いたのは、昨年11月のことだった。  「ここはNFL(ナショナル・フットボールリーグ)ではない!」  米国の学校で毎朝行われ…

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米国の分断 NFL選手の「片膝抗議」

米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (1)  愛国心が強く、政治的には反共、そんな米国人のイメージを覆す現象が、特に若い世代の間で相次いでいる。米国が米国らしからぬ国に変わりつつあることを象徴する社会の分断の事例を報告…

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名簿探しに奔走、敵味方なく戦没者を刻銘

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (14)  筆者は自分が始めた1フィート運動という「世のため人のために役立つ」仕事を奪われ、しばらく怒り心頭に発し、放心していた。振り返ってみると、平和運動家を…

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沖縄戦メモリアル構想、反戦平和に乗っ取られる

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (13)  「平和の礎(いしじ)」をインターネットで検索してみよう。「沖縄県平和祈念公園」には敵味方関係なく、沖縄戦の死者全て24万1468人が刻銘されているこ…

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マスコミと自作自演、大田元知事にノーベル平和賞?

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (12)  話は核心に迫ったところだが、ここからは副題の「慶良間諸島の“集団自決”の真相」をしばらく棚上げにして、6月23日の慰霊の日に全県民が祈る「平和の礎(…

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梅澤隊長は軍命出さず、母の嘘の証言を娘が覆す

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (11)  『母の遺言』はこう締めくくる。  <1980年、母は梅澤元隊長と那覇市内で再会した。本土の週刊誌に梅澤隊長が自決を命令したという記事が出て以来、彼の…

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意気揚々の金正恩氏、「核全廃せず経済再建」に道

米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方 (4)  米朝首脳会談を終え、北朝鮮に帰国した金正恩朝鮮労働党委員長は今どんな思いを抱いているだろうか。北朝鮮の核問題を長く担当した元韓国政府高官は16日、「核を全て廃棄しなくて…

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日朝対話路線へ転換、拙速は足を掬われる恐れ

米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方(3)  「米朝の首脳会談を機会として捉え、後はまさに日本の問題として北朝鮮と直接向き合い、この問題を解決していく決意だ」  12日の首脳会談でトランプ大統領が金正恩労働党委員長に…

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自決者は“戦争協力者”、「援護法」を意識した母

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (10)  「援護法とのはざまで」の小見出しを付けた『母の遺言』を紹介しよう。  <母との話は1950年代にさかのぼった。沖縄への「援護法」(正確には戦傷病者戦…

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