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文氏、演説で北政策称賛

平壌共同宣言の波紋 (下) 白頭山で北主導の統一話  北朝鮮で金日成主席が抗日パルチザン部隊にいた時の活動拠点で、金正日総書記が誕生したという中国との国境沿いにある白頭山(標高2774㍍)。その伝説は北朝鮮国内で今も語り…

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「生活向上」vs「反辺野古」で激突

’18沖縄県知事選ルポ (下) 公明「名護方式」の再現図る  「名護方式」で勝つ――。公明党沖縄県本部の金城勉代表は、決起大会のたびに、こう強調する。今年2月の名護市長選で自民、公明、維新が連携し、期日前投票…

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サムスンにも投資圧力か

平壌共同宣言の波紋 (中) 見切り発車の経済協力  今回の南北首脳会談では、サムスン電子の李在鎔副会長をはじめ随行した韓国の主要財閥トップや経済団体長ら17人が、外資誘致などに責任を持つ対外経済相を務め経済通として知られ…

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玉城陣営 「翁長」目立つ各種ビラ

’18沖縄県知事選ルポ (中) 革新色薄め「弔い」前面  「デニってる?」  若者の間で玉城デニーを流行させるために造られた言葉で、SNSで拡散されている。21日夜には、「デニってる?」を合言葉にしたトークイ…

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韓国抑止力削ぐ軍事合意

平壌共同宣言の波紋 (上)  韓国の文在寅大統領が北朝鮮の平壌を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長との3回目の首脳会談を行った。会談結果は文大統領支持者を中心に高く評価された一方、保守派からは安全保障面で危惧する声が上がるな…

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若者に照準の佐喜真陣営

’18沖縄県知事選ルポ (上) 自公 続々と議員投入 組織固め  翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選挙(30日投開票)が終盤戦に突入している。政権与党などが推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳(54)と、「オール…

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罪重い犠牲者数捏造、住民死者は最大5万5000人

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (23)  「平和の礎(いしじ)」の隠された真相については初めて明らかにした。そこに刻印された沖縄出身者のほとんどが沖縄戦とは関係ないことも理解できたものと思う…

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子供と親が抱える悩みに対処

フィンランド100年の児童支援 「ネウボラ」の現場 (下) ファミリー・ネウボラ  「ファミリー・ネウボラとは、ファミリー・カウンセリングセンターです」。フィンランド首都圏、エスポー市(人口約28万人)のファミリー・ネウ…

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フィンランド100年の児童支援 妊娠から就学前まで、担当保健師が支援

フィンランド100年の児童支援 「ネウボラ」の現場 (上)  わが国の2017年度の児童虐待件数は13万3778件で27年連続の増加となった。虐待死に至る痛ましい事件も絶えず、16年度は72人の子供が虐待死した。一方、ネ…

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沖縄戦戦没者 三つの数字 水増しされた住民死者数

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (22)  沖縄戦の「戦没者総数」として三つの数字が存在する。①1968年、琉球政府が発表した「20万656人」②大田昌秀氏が『沖縄戦とは何か』(85年版)で発…

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デタラメな調査で大広告、生存者も戦没者名簿に

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (21)  1995年1月16日、前代未聞の大広告が沖縄タイムスと琉球新報に出た。48ページにわたる「平和の礎(いしじ)に刻銘する沖縄県出身戦没者名簿」の広告だ…

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クロアチアとブルガリア、中国IT御三家が触手

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (8)  「クロアチアはBのつく首都の国にいつも支配されてきた」  首都ザグレブのドイツ系IT(情報技術)企業に勤めるデーヤン・シルコフスキー(42)氏は、クロアチアの歴史を語る…

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ウイグル人の避難所・トルコ、中国の圧迫逃れ6万7千人

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (7)  トルコ最大の都市イスタンブールの中心街から西へ約40㌔、アタチュルク国際空港に近い郊外に、ウイグル人が集まって暮らしているセパーキュイ地区がある。その一角にある、ウイグ…

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「平和賞」候補への推薦、無知な「文化人」の売名行為

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (20)  1992年の暮れは沖縄知事公室と県警本部は異常な緊張に包まれていた。ついに大田昌秀知事は「上原の告訴状を取り下げさせろ。そうでなければ、4月末に来沖…

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米ステルス機の残骸、先端技術狙い中国が買取り

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (6)  セルビアの首都ベオグラードの国際空港の側に、円盤状をした総ガラス張りの航空博物館がある。庭に並べている20機以上のソ連製ミグ21も壮観だが、目当ては二階に置かれている米…

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セルビアで増す中国人の存在感、町を歩けば「ニーハオ」

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (5)  セルビアの首都ベオグラードの官庁街の一角にある旧ユーゴスラビア軍司令部(国防省)ビルは、今なお崩れかかった無残な姿を晒(さら)している。セルビア政府は、破壊された同ビル…

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セルビア・ハンガリー高速鉄道建設、欧州委が調査に乗り出す

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (4)  人口約700万人のセルビアは、1990年代の紛争で崩壊した旧ユーゴスラビア連邦の七つの国の一つ。まだ欧州連合(EU)には正式加盟を果たしていないが、EUから「加盟候補国…

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ピレウス港の海軍基地化

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (3) 借金漬けから長期租借狙う  中国はスエズ運河からギリシャのピレウス港に至る航路を「アジアと欧州を結ぶ最短航路」(李克強首相)として重視している。  EU(欧州連合)は中国…

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中国主導「16プラス1」、EU「分断支配の道具」警戒

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (2)  中国が狙っているのは港湾だけではない。  中国国営企業の国家電網は一昨年末、ギリシャの国営電力会社が保有する送電線管理企業の24%の株式を3億2000万ユーロ(約380…

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中国「一帯一路」最前線 ギリシャ・ピレウス港の売却

中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風 (1)  「シルクロード経済帯」(一帯)と、「21世紀海上シルクロード」(一路)によってユーラシア大陸を包み込む巨大な経済圏をつくろうという中国の「一帯一路」構想。あちこちでつま…

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告訴取り下げ迫られる、天皇陛下警備と引き換えに

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (19)  1992年12月県議会で西田健次郎議員は代表質問に立ち、「上原正稔氏が大田昌秀県知事を被告人として暴行ならびに侮辱罪で県警本部に告訴した旨、(新里英…

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”郷土愛”で逆境乗り越え(福島県 二本松市東和地区)

人口減少社会を超えて 第1部・先駆けの地方移住 (7) 地域の人たちが開墾手助け  都会から移住者を呼び込もうと、多くの自治体が取り組みを強化している。移住情報や各種支援制度など移住希望者のサポートに取り組んでおり、農業…

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酔った知事が襲撃、「人間失格、心の底から軽蔑」

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (18)  事件は1992年9月13日に起きた。戦後、琉球政府の民生官を務めたロバート・フィアリー氏を歓迎する戦後史シンポジウムのパーティーが那覇市内のホテルで…

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