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コロナ後のボランティアの在り方
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 教育機関に義務付けを 参加者と地域社会双方に恩恵 春を迎え、例年なら世界各国で「ボランティア週間」が祝われる時期だ。地域サービス、献血、ビーチや路上の清掃…
『新しい公民教科書』検定合格に寄せて
『新しい公民教科書』代表執筆者 小山 常実 検定に名を借りた検閲 国民の「政治に従う立場」削除 本年3月24日、自虐史観打破の運動の先頭に立ってきた自由社の『新しい歴史教科書』は、不正検定を受けて正式に検定不合格となっ…
英国ユダヤ史の魅力
獨協大学教授 佐藤 唯行 世界の英植民地に雄飛 活躍生んだ寛容な社会風土 ユダヤ史を学んで46年。さまざまな国を舞台に執筆を続けてきた。その結果、英国が一番面白いことが分かった。ご理解いただくため、まずは合衆国と比べよ…
「伏魔殿」と化す文部科学省
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 歴史分野の学習目標軽視 偏向した「近年の学説」理由に 平成29年3月に告示された新学習指導要領において、育成を目指す資質・能力の柱を、①知識及び技能の習得②思考力、判断力、表現力等の…
ポスト・コロナ禍の世界に向けて
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 防疫戦争総括し教訓残せ 中国は共同現地調査に協力を 中国を発生源とするコロナ禍は世界に拡大し、450万人に感染し、死者も30万人を超えている。14世紀のペスト(黒死病)などに続くコロナ・パ…
尺八 民族違えば音色も変わる
海上保安大学校名誉教授 日當 博喜氏に聞く 広島県呉市の海上保安大学校で長年、教鞭(きょうべん)を執ってきた日當博喜氏は巡視船の汽笛の音だけでなく、もう一つの音と人生を共にしてきた。その音とは、尺八の音(ね)。幼少時か…
コロナ禍で進む世界の景気後退
鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫 マイナス成長続く日本 長期化なら金融危機の恐れ 新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、世界的に景気後退が進んでいる。 米国では1~3月期の実質成長率が前期比年率でマイナ…
コロナ禍に苦慮する露大統領
ロシア研究家 乾 一宇 国内全て自主隔離体制に 感染者拡大で支持揺らぐ恐れ 最近、ロシアで新型コロナウイルスの感染者が急増している。3月末に、感染者が2337人(死亡17人)だったのが4月中旬から一気に加速(14日2万…
台湾の新型コロナ対策に学べ
平成国際大学教授 浅野 和生 いち早く人的往来を断絶 冷静な判断力と決断・実行力 4月も最後になって、東京都の新型コロナウイルスによる新たな感染者数が、2桁となり、5月第2週に7日連続で2桁となったことは朗報であった。…
今こそ水産・卸売業の将来像描け
一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之 外国頼みから国内重視へ 安価な安定供給体制の強化を 新型コロナウイルスによる肺炎は2019年12月に中国・武漢で発生、世界保健機関(WHO)は20年1月30日に「緊急事…
「コロナ戦争」渦中のロシア
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 外出禁止措置に反対デモ 軍特殊部隊は医療施設を建設 昨年末以来、世界はまさに第3次世界大戦ならぬ「コロナ戦争」の最中である。4月末現在、新型コロナウイルス感染による全世界の死者が21万…
次期戦闘機へのF9搭載を期待
元統幕議長 杉山 蕃 高性能の国産エンジン 燃焼温度1800度の高温化を実現 先日、航空自衛隊次期戦闘機(F2後継)の開発に向け、日米両国企業で構成する作業部会を設置する方針を政府が固めた旨報道された。これは、一昨年末…
「死」の意味を考える
哲学者 小林 道憲 生と死は表と裏の関係 終わりではなく一つの過程 18世紀末のパリの墓地整理のため姿を消したサン・イノサン墓地は、教会広場と納骨堂からなる墓地で、パリの住人たちが幾世紀にもわたって埋葬された聖地であっ…
武漢ウイルス禍への「日本型」対応
東洋学園大学教授 櫻田 淳 諸外国は否定的な評価 問い質される戦後日本の歩み 武漢ウイルス禍の「パンデミック」に際して、日本政府の対応方針は、結局のところは、日本国民各層に「自粛」を要請することに集約されていた。 4…
コロナが揺さぶる米大統領選
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 米中関係の悪化に拍車 問われる医療、雇用、選挙制度 勢いが止まらない新型コロナウイルスの感染拡大、そして跳ね上がる死者数はアメリカの大統領選挙の動向にも影響を与…
「憲法の変遷」と日本の安全保障
日本大学名誉教授 小林 宏晨 「非常事態法」の制定を 新法の中に自衛隊位置付け 世界190数カ国の中、自国の安全保障に配慮しない国家は存在しない。カトリックの総本山バチカン市国でさえ、なかんずくスイスのカトリック兵士に…
令和の時代を生きる養生訓
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 大切な“心の穏やかさ” 「今・此処」を受け入れ専念 “降る雪や明治は遠くなりにけり”とは、中村草田男の句であるが、何時(いつ)しか昭和も遠くなりつつある思いが去来するこの頃である…
中小企業こそインターンを
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 人材確保の最良の方法 後継者不足による倒産回避へ 近年、日本でインターンシップが増え、その内容や機会が拡大している。リクルート社がまとめた「就職白書201…
鈴木貫太郎に学ぶ首相の重責
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 昭和天皇から厚い信頼 大東亜戦争幕引きの立役者 阪神・淡路大震災の時の村山富市首相、東日本大震災の時の菅直人首相、今回の武漢ウイルス対応に追われる安倍晋三首相。リー…
真の教育改革とは何か
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会名誉会長 久保田 信之 「教育そのもの」の議論を 広い視野と豊かな感受性育てよ 安倍晋三首相はかつて「教育再生会議」を招集して、緊急を要する教育改革の課題を①教員免許更新制度②…
チャーチルのシオニズム
獨協大学教授 佐藤 唯行 社会主義に対する解毒剤 ユダヤ人問題の別の解決策に 英国の政治家の中でチャーチルほどシオニズムを一貫して支持した者はいなかった。植民相在任中には、パレスチナのユダヤ人入植地で電化を中心とするイ…
金正恩政権の“貧者の虚勢”
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 「コロナ感染ゼロ」と吹聴 実際は病死者・餓死者続出か 中国武漢市で発生した新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっており、やがて地球の全国家・地域にまで感染する勢いだ。テレビや新聞に感…
コロナ禍の国際政治への影響
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米の対中抑止力が低下も 中国、海軍演習行い挑発的行動 中国武漢市を発症源とする新型コロナウイルスによる肺炎(コロナ禍)は、今日100カ国以上に伝播(でんぱ)が拡大し、感染者180万人、死者…