メディア批評 rss

テレビが煽る新型コロナ、冷静な情報載せ「普通」の生活呼び掛ける新潮

◆検査過多で医療崩壊  新型コロナウイルスについて、連日の溢(あふ)れ返る報道を見ていれば、対処法も見通しも次第に明らかになっていく、はずだが、故意なのか、理解できないのか、テレビのワイドショーは相変わらず「政府の説明不…

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医療や政治体制が脆弱な中東各国での感染拡大に警鐘を鳴らす米紙

◆困難な感染者数把握  新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。発生源の中国では既に収束に向かっているとの見方がある一方で、中東・アフリカでは感染者数が急速に拡大している。欧米に比較すれば少ないものの、内戦や経済制裁で…

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「自由民主」党大会延期

政治に影響する感染拡大 運動方針で憲法改正を強調  自民党機関紙「自由民主」1面に同党にとって重要な行事の延期が連続して布告された。いずれも一般多数の参加が見込まれる。  「故中曽根元総理の合同葬を延期/新型コロナウイル…

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緊急事態宣言に反対「赤旗」

緊急事態宣言に反対「赤旗」

新型肺炎にデモ自粛せず 感染防止より安倍首相批判  改正新型インフルエンザ対策特別措置法が成立した。新型コロナウイルス対策でも同法で可能になる「緊急事態宣言」に反対している共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、「広範な人権へ…

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新型コロナ禍で「ベアゼロ」春闘に理解の読売、「便乗」と批判の毎日

◆日本型雇用の転機に  自動車、電機など大手企業の2020年春闘は、相場形成を主導するトヨタ自動車が13年以来7年ぶりに、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を見送る「ゼロ」回答とするなど、前年割れも相次ぎ、総じて厳し…

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保守紙は今こそ堂々と憲法改正と緊急事態基本法の必要性を説くべし

◆まさに泥縄の特措法  つい辞書を引きたくなった。泥縄=事が起こってからあわてて用意をすること。付け焼き刃=一時その場を間に合わせるために、にわかに習い覚えること。後手=手おくれになること(いずれも広辞苑)。  新型コロ…

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米民主党の「オバマ伝説づくり」の努力放棄を指摘するNW日本版

◆命名運動盛んな米国  「レーガンやブッシュとは大違い 人気のある大統領だったのに出身地ハワイにはオバマの名を冠した学校や通りがない」  ニューズウィーク日本版3月10日号「オバマ命名運動が振るわない理由」のタイトルで、…

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中国発の新型肺炎で延期された習主席国賓来日は論外とする遠藤誉氏

◆世界の経済に大打撃  「多くの国に感染が広がった今、パンデミック(世界的な大流行)の危機が現実味を増している」(世界保健機関〈WHO〉のテドロス事務局長)  中国・武漢市から感染が世界中に拡大した新型コロナウイルス肺炎…

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「人命より説明」を優先させ政府の感染症対策の足を引っ張る朝日

◆「司令塔喪失」の教訓  大地震、大津波、原発事故の三重苦が襲った東日本大震災。それから明日で9年。新聞はその教訓を今回の新型感染症に生かそうとしているだろうか。  安倍首相は緊急事態を宣言して感染症を封じ込める法整備を…

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新型肺炎という「有事」に日本の“欠陥”を指摘した「プライムニュース」

◆有事を想定せぬ憲法  中国共産党の情報隠蔽(いんぺい)が新型コロナウイルスの世界蔓延(まんえん)につながったことは明らかなことから、日本のメディアでは隠蔽体質をはじめとした中国共産党の一党独裁体制の「病弊」に焦点を当て…

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新型コロナウイルス報道で読み応えあるアエラと安倍批判ばかりの朝日

◆臨時休校の内幕暴露  新型コロナウイルスが猛威を振るっている。風評や偏見・差別も出てきている。これらは対象への無知と人間の心の弱さから生じるものだ。正しく知って冷静に対処する。そのためには正しい情報と知識が必要で、こん…

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目覚めよ沖縄県民、対中融和は侵略を招く

目覚めよ沖縄県民、対中融和は侵略を招く

《 沖 縄 時 評 》 南西諸島防衛めぐる論争 闊歩する沖縄版「白旗・赤旗論」 ◆武力侵攻辞さぬ中国  白旗・赤旗論をご存じだろうか。かつてロンドン大学教授の森嶋通夫氏が「もしソ連が侵略してくれば、白旗と赤旗を掲げて降伏…

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新型肺炎の感染拡大で景気減速、世界株安への対処を訴える各紙社説

◆中国に連携強化迫る  中国を発生源とする新型コロナウイルスによる感染が世界的に拡大し、いまだ終息の兆しが見えない。株式市場は、世界同時株安の様相を呈し、日銀の黒田東彦総裁は「市場への潤沢な資金供給」を表明。米連邦準備制…

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新型肺炎対策で安倍政権の後手を批判するなら、まず憲法を改正せよ

◆「雨の降る前」に箱船  2020年は早くも3月を迎えた。列島は新型コロナウイルス禍で持ち切りだ。この人命を脅かす危機を年頭に予想した新聞はあっただろうか。少なからず新聞人は新年の展望を論じたが、感染症の話はついぞ聞かな…

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世界的な視点で日本史を読み解こうと試みたダイヤモンドの歴史特集

◆単なる便宜上の区分  英国の歴史学者E・H・カーは、著書『歴史とは何か』(岩波書店)の中で「歴史とは、歴史家と事実との間の相互作用の不断の過程であり、“現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話”である」と語っている。そ…

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新型肺炎に“撲滅”か“共生”かの方針を政府に迫る「日曜報道」橋下氏

◆一斉休校を強く主張  中国湖北省武漢市で流行した肺炎をもたらす新型コロナウイルスが世界に広がり、わが国でも、学校の臨時休校や一部の地方では緊急事態宣言に踏み切っている。安倍晋三首相を本部長とする政府新型コロナウイルス感…

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新型肺炎で露呈したもの 中共独裁の隠蔽体質

日本の有事対応に重大欠陥  新型コロナウイルスのニュースであふれ返り、パニックのような状況が起きる中で、この欄で新型肺炎以外のどんなテーマを取り上げたとしても、読者の関心は引かないなと迷っていたら、26日発売の保守系の「…

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天皇陛下の御即位後初の御還暦の誕生日を慶賀した産経、日経、本紙

◆社論で祝意3紙のみ  本欄(18日付)で増記代司氏が「『消された建国記念日』。そんなフレーズが脳裏に浮かんだ」と嘆息したように11日の建国記念の日は、産経と本紙を除いて社説はもとより、この日を祝う記事が紙面のどこにも見…

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新型肺炎対策で「習氏先手」と報じる朝日はまるで「中国の宣伝機関」

◆政府の対応に後手感  マスクは売り切れ、学校は一斉休校。修学旅行を中止や延期した学校は全国で2000校に上り、京都や神戸の観光地や繁華街では客足が激減し大打撃を受けた―  これは2009年5月、豚インフルエンザから変異…

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新型コロナウイルスの「デマと真実」を検証し簡潔にまとめた朝日

◆淡々と40項目を羅列  新型コロナウイルスで不安や混乱が増している。人混みや電車の中で咳(せき)やくしゃみをされると体が反応して思わず身をよじる。こんな時こそ、正確な情報の周知徹底が必要だ。メディアの役割がそこにある。…

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イランの影響力が拡大するイラクの体制変革の必要性を訴える米誌

◆試練に立つ「民主化」  2003年の米軍侵攻で、フセイン独裁体制から解放されたイラク。国内多数派のイスラム教シーア派主導で進められてきた「民主化」が内外からの圧力で試練に立たされている。  昨年10月、イラクで民主化、…

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首相答弁に抗議「赤旗」 共産党の「暴力革命」方針

「分裂」にすり替え責任転嫁  安倍晋三首相が衆院本会議で13日に共産党の1950年代の破壊活動について答弁し、同党機関紙「しんぶん赤旗」(2・14)は「安倍首相の衆院本会議でのデマ攻撃に断固抗議する」と題して志位和夫委員…

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各党紙に新型肺炎 政府緊急対応策に向け提言

各党紙に新型肺炎 政府緊急対応策に向け提言

声が小さい「流行」への備え  中国湖北省武漢市で発生した肺炎をもたらす新型コロナウイルスの感染が世界に拡大し、世界保健機関(WHO)は1月31日に緊急事態を宣言。各党の機関紙上でも2月は感染対策記事の量が多くなった。  …

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