「人命より説明」を優先させ政府の感染症対策の足を引っ張る朝日


◆「司令塔喪失」の教訓

 大地震、大津波、原発事故の三重苦が襲った東日本大震災。それから明日で9年。新聞はその教訓を今回の新型感染症に生かそうとしているだろうか。

 安倍首相は緊急事態を宣言して感染症を封じ込める法整備を模索する。すると朝日5日付社説は「説明尽くし慎重判断を」と言った。感染症が広がるこの時期に説明を尽くせというのは反対宣言に等しい。また中韓両国からの入国を大幅に制限する措置を新たに打ち出すと、「自身の指導力を演出しようとする狙いが透けて見える」(6日付)と論(あげつら)った。


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