教育 rss

日本の大学入試の問題点

沖縄大学教授 宮城 能彦 「運」が左右する一発勝負 複数回の資格検定試験実施を  今回が最後だと言われる大学入試センター試験が終わった。  しかし、来年度から新しく始まる大学入学共通テストに関して、かなりの混乱が生じてい…

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生存率を高めるためには「エコー検査」を

生存率を高めるためには「エコー検査」を

東京都健康長寿医療センター・松川美保氏 「ここまでわかった! 高齢者がんの予防と治療」  「ここまでわかった!高齢者がんの予防と治療」と題した老年学・老年医学公開講座(東京都健康長寿医療センター主催)が東京・王子の「北と…

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中学生の「1日スマホ60分」は非現実的?

 香川県議会が全国初となる「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」の素案を発表した。今月10日、公開されるや否や、中学生は「1日スマホ60分、夜9時まで」といった、制限部分だけが切り取られ、「非現実的で実効性がない」「行…

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希望到来、検査や療法が進歩でがんは治る時代に

東京都健康長寿医療センター・井上聡氏 「ここまでわかった! 高齢者がんの予防と治療」  「ここまでわかった!高齢者がんの予防と治療」と題した老年学・老年医学公開講座(東京都健康長寿医療センター主催)が東京・王子の「北とぴ…

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スポーツ・文化・観光、3庁連携で海外に発信を

スポーツ・文化・観光、3庁連携で海外に発信を

石川県金沢市で「スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」  スポーツ、文化、観光の3庁連携による「第4回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」が、このほど石川県金沢市で開かれた。スポーツと文化芸術資源を結び付け、地域ブランドの…

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年賀状から考えた家族の意味

 お正月は毎年、年賀状のやりとりをする。最近はメールなどで済ませる人も多いから、差し出す枚数も受け取る枚数も減ったが、年賀状で近況を知る親族や知人がいるから貴重である。  中に家族写真付きのものが数枚あった。筆者の子供の…

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伝統否定する厚労省「子育て革命」

麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 体罰と躾を混同するな 「不動の真理」放棄する暴挙  「子供の最善の利益」の名の下に、静かな「子育て革命」が厚生労働省のイニシアチブで進められている。背景には、相次ぐ児童虐待死事件やスポ…

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「“直す”指導から“育てる”指導への移行」をテーマに

「“直す”指導から“育てる”指導への移行」をテーマに

民間団体「北海道師範塾」が冬季講座を札幌で開催  教師による生徒への体罰や教師同士のいじめが話題になる昨今、あるべき教師の姿を追求し、さらに子供に寄り添う教師を育てることを目的とする民間団体「北海道師範塾」の冬季講座がこ…

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「ここまでわかった! 高齢者がんの予防と治療」

東京都健康長寿医療センター・北村明彦氏  「ここまでわかった!高齢者がんの予防と治療」と題した老年学・老年医学公開講座(東京都健康長寿医療センター主催)が東京・王子の「北とぴあ」で開かれた。同センター社会参加と地域保健研…

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無計画な便利さを追求した大きな代償

 新年を迎えて大きく変わったのは、地下鉄銀座線渋谷駅のホームが新しくなったことだ。通勤などで頻繁に利用しているが、昨年末の移設工事の時は半蔵門線を代用し、それほど不便を感じなかった。  ところがM字形のアーチ屋根が目を引…

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虐待被害児の養育、施設での生活から家庭中心へ

 改正民法が4月に施行され、特別養子縁組の条件が緩和される。虐待などで実の親と暮らせない子供に、温かい家庭を提供する狙いがある。これを機に、被害を受けた子供との養子縁組を考える夫婦が増えることを期待したい。 まだ少ない特…

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地方私立大学サバイバル

地域活性化に人材 札幌学院大学理事長 井上 俊彌氏に聞く  わが国において人口減少が指摘されて久しいが、地方に拠点を置く私立大学は今、大きな岐路に立たされている。グローバル化や価値の多様化など急速な社会変化の下、将来を見…

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高校生らが農業やITのビジネスモデルを提案

高校生らが農業やITのビジネスモデルを提案

県立球陽高校、“厄介植物”のツルヒヨドリの有効利用 優勝は国立沖縄高専、VRを使ったサンゴ礁育成ゲーム  「厄介者のツルヒヨドリの有効利用」「グリーンAIとゲームを組み合わせたサンゴ育成教育システムの開発」など、高校生ら…

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ポツンと山で暮らす喜び、日本人のDNA

 民放テレビ番組「ポツンと一軒家」が人気だ。山の中にある一軒家を訪ね、なぜ不便な山の中に住むのか、住民に暮らしぶりや半生を聞くという、至ってシンプルな番組だが、多くの人が見てしまう理由は分かる気がする。自然に溶け込み、働…

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薬物情報ネットで氾濫

「ダメ。ゼッタイ。」 日本薬物対策協会共同代表 樋田 麻由美さんに聞く  小中学生を中心に薬物の危険性などを訴える講演会を全国各地で開く日本薬物対策協会・共同代表の樋田麻由美さんに、若年層に大麻などの薬物が広がっている問…

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「プラチナ大賞」最高賞の大賞・総理大臣賞に選出

「プラチナ大賞」最高賞の大賞・総理大臣賞に選出

青森県、弘前市、弘前大が進める健康増進プロジェクト  弘前大学と青森県、弘前市が共同で進めている「産学官民一体型青森健康イノベーション創出プロジェクト」が11月、日本が目指すべき社会に向けた取り組みを表彰する「プラチナ大…

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便利な「駆け込み寺」、病児保育の怖さ

 今月13日、横浜市の大規模病児保育施設が約1億円の赤字を抱え、2年で閉鎖した。同施設は子供が急に熱を出しても医者の診断書なしで、朝7時から預かってくれるため、共働きの親には「駆け込み寺」のような存在だったという。  同…

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「自画像展」、自分自身を見つめるきっかけに

「自画像展」、自分自身を見つめるきっかけに

金沢市の「ふるさと偉人館」で開催、今回で12回め  水彩絵の具やクレヨン、鉛筆、版画、さらにパソコン画、切り絵を使って描いた顔、顔、顔……。金沢市の「金沢ふるさと偉人館」で開催中の「自画像展-自分を見つめ、自分を描く-」…

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ゲーム障害予防は難しい

 「三つ子の魂 百まで」と言われるように、両親や生活環境、立ち居振る舞いなど、幼少期に培った性格・性分は100歳になっても変わらないということだ。時間に追われる昨今、子供の「なに?」「なぜ?」を聞き取り、分かるように説明…

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中学1年生対象に「地域企業ガイダンス」

企業との出合い通じ将来の職業や働き方の意義考えて  地元企業との出合いを通して将来の職業や働き方の意義を考えてほしいと、秋田県では中学1年生向けに「地域企業ガイダンス」を3年前から開いている。このほど秋田市の外旭川(そと…

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増え続ける「いじめ」の病理現象

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 改めて教育の本質を問う 心と心の交流で人格を陶冶  全国の小中高などが2018年度に認知した「いじめ」は、前年度比12万9555件(31%)増の54万3933件で過去最多と最悪の状…

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小・中・特別支援学校が農業活動の記録を発表

小・中・特別支援学校が農業活動の記録を発表

「第37回秋田県学校農園展」で、感想文の随所に感謝の思い  「たくさんの努力があって、おいしいお米や野菜ができることに気付いた」「花を植えることで地域の人たちを笑顔にしたい」「将来の仕事に、やりがいのある農業を考え始めた…

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足りぬ子育てのための人材

 筆者の妻は、高齢者のデイケア施設で働いている。年明けに介護福祉士の試験を受けるため、現在は勉強真っ最中である。  介護の現場はとにかく人材不足だ。妻が繰り返しこぼしているのは、「今月も1人辞めた」というような話である。…

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