増 記代司 rss

旧民主党が政権奪取した09年総選挙から10年、相変わらず反自民を煽る朝日

◆当事者は「反省の弁」  十年一昔という。旧民主党が自民党から政権を奪取した2009年8月の総選挙から10年が経(た)った。もはや昔話か。これをテーマに社説を掲げたのは毎日1紙だけだった。  毎日30日付社説は「政権交代…

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国体を左右する肝心な時に本当に保守の矜持を示せるのか問われる読売

◆試金石は「皇位継承」  令和初めての「慰霊の8月」が終わろうとしている。心残りなのは今年も総理をはじめ閣僚全員が靖国神社に参拝しなかったことだ。安倍政権は「保守」とされるが、全閣僚不参拝は「あの悪夢の民主党政権」と同じ…

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戦没者追悼式で「被害」に言及した首相式辞に注目した産経と批判の朝毎

◆「加害」ないのは当然  令和初の全国戦没者追悼式が先週、開かれた。新聞が焦点を当てたのは2点だった。一つは言うまでもなく、初めての御参列となった天皇陛下の御言葉、もう一つは安倍晋三首相の式辞である。  天皇陛下は、御言…

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現実的方策を想像せず「核廃絶」のお題目を唱える朝日の空想的平和主義

◆現実顧みぬ禁止条約  「政治に責任を持つ者は現実の処理に全力を注ぐべきであって、理想などに煩わされてはいけない」と、立教大学元総長で参議院議員を勤めた故・松下正寿氏は忠告している(『聖徳太子 政治家として』ライフ出版)…

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新聞が京アニ放火殺人犯の家庭環境を書かぬのは戦後言論の悪しき風潮

◆罪犯す要因は家庭に  明治、大正期の慈善事業家、留岡幸助にこんな言がある。  「仮令(たとえ)父母ありと雖(いえど)も其(その)家庭紊乱(びんらん)して秩序なく、実に罪悪の練習所と異ならず。彼等は実に知らず識(し)らず…

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低投票率の参院選の自民の得票数減を大げさに報じる朝日の負け惜しみ

◆得票率では現状維持  先の参院選は与党が勝って安倍晋三政権が支持されたが、どうやら朝日は認めたくないらしい。投開票があった翌日の22日夕刊を見て、いささか呆(あき)れた。1面トップで「自民、勝ったけど 比例2000万票…

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左派紙は年金問題で盛んに不安を煽るが問われているのは家族の価値観

◆低年金者のお涙物語  参院選では野党と左派メディアは「老後2000万円不足」を持ち出し、盛んに不安を煽(あお)った。こんな令和の政治風景を天平の歌人、山上憶良ならどう見るだろうか。  そう思ったのは憶良に「貧窮問答の歌…

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ハンセン病家族訴訟めぐるフェイクニュースで選挙を妨害する朝日

◆「控訴する」と報じる  また朝日のフェイクニュース(虚偽報道)である。  元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決をめぐって、朝日は9日付1面トップで「政府は控訴して高裁で争う方針を固めた」と大きく報じた…

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自民圧勝を予測する共同の参院選序盤情勢はアナウンス効果が狙いか

◆過去に突出した予測  参院選が始まるや否や、各紙が一斉に「序盤情勢」を報じた(6日付)。どこも似たり寄ったりで「参院選 自民が優位」(読売)「自公、改選過半数の勢い」(朝日)なのだそうだ。  議席数の焦点は、53(自公…

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トランプ発言と日米地位協定 「血の同盟」が平等もたらす

トランプ発言と日米地位協定 「血の同盟」が平等もたらす

《 沖 縄 時 評 》 改憲、双務条約化が課題に 「不公平」な安保条約  沖縄県では基地問題が騒がれるたびに日米地位協定が米兵の特権を保証する「不平等協定」との批判が起こり、「沖縄差別」だと論じられる。沖縄革新県政はそれ…

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防犯カメラを「監視カメラ」と言い換えウソを羅列する信濃毎日社説

◆存在せぬ「共謀罪法」  「監視カメラの目から逃れることもできなくなった。国内には既に500万台が設置されているという。音声も同時に記録するカメラが増え、タクシーなどに備えつけられている。カメラの存在に違和感を覚えなくな…

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日経の説く「多様な結婚」の行き先は無責任な性行動が横行する無秩序社会

◆まるで子供はペット  この10日間の新聞で、筆者のイチオシ記事は「『多様な性』の実体 ゲイ相手『3桁』の無秩序」と題する本紙15日付「記者の視点」だ。森田清策氏が、「LGBT」(性的少数者)礼賛の他紙では決して知ること…

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凶悪事件をめぐる報道で「家庭の在り方」から目を逸らさせる左派紙

◆幼少期の家庭に問題  「凶悪犯のほとんどが幼少期の家庭に問題があった」。これは元米連邦捜査局(FBI)主任捜査官のロバート・レスラー氏の指摘である(『FBI心理分析官』早川書房)。川崎市の児童殺傷事件と、その直後の元農…

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宮中晩餐会での天皇陛下のお言葉全文を載せなかった伝統嫌いの朝日

◆読者に解釈権与えず  令和初の国賓としてトランプ米大統領が来日した。安倍晋三首相とのゴルフに大相撲観戦、首脳会談、宮中晩餐(ばんさん)会、横須賀基地訪問と、いずれも印象に残るシーンが続いた。晴天だったのはまさに天与で、…

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一党独裁の中国の裁判には沈黙し、民主主義国家の裁判はあげつらう朝日

◆弊害是正の本音忘却  裁判員制度が導入されて10年が経(た)った。殺人などの重大事件の審理に一般国民が裁判官と共に当たるが、なぜこの制度が採り入れられたのか。  新聞には「裁判への参加を通じ、司法に対する国民の信頼を高…

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「血のコスト」を顧みず日米地位協定の不公平の是正を主張する左派紙

◆欧州で徴兵制が復活  「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」「戦争しないとどうしようもなくないですか」。北方四島の「ビザなし交流」の訪問団に顧問として参加した丸山穂高衆院議員の発言である。  これを聞いて…

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女性・女系天皇を容認した「有識者会議」答申の復活をもくろむ朝日

◆譲位通常だった日本  令和の時代が始まり、10連休も明けて1週間余。いつもの生活に戻ったようだ。とはいえ、新天皇の儀式は10月の即位の礼、11月の大嘗祭へと続き、御代(みよ)替わりの話題はまだまだ尽きない。  天皇の譲…

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朝日と「慰安婦」反日工作を仕組み、今なお平然と嘘をつく元NHK・永田氏

◆偏向騒動引き起こす  10連休明けの7日、新聞が休みなので産経ネット版を見ると、人気記事のランキングに「元NHK・永田浩三氏『安倍君、憲法をいじるのはやめろ』」というのがあった。アップされたのは憲法記念日の3日夕刻。か…

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平成から令和の沖縄へ 「天皇に好感」県民の9割に

平成から令和の沖縄へ 「天皇に好感」県民の9割に

《 沖 縄 時 評 》 寄り添われ続けた40余年 県民意識大きく変化  平成が終わりを告げ、令和の御代(みよ)が始まった。4月末、天皇、皇后両陛下への感謝の念は全国を包み、各地で「令和ブーム」を呼び起こした。沖縄において…

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現行憲法を玉座に据え、天皇を「内閣の補佐」に貶める朝日の皇室報道

◆国民の思いに水差す  平成が今日で終わる。天皇陛下の御代替わりで、時代の移りを国民が共有する実感を改めて噛(か)みしめる一日である。そして明日、令和を五月(さつき)の光の中で迎えたい。  こうした国民の思いに水を差そう…

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「令和」に新鮮な光を当て“決定打”を放った読売の中西氏インタビュー

◆「麗しき和」表現する  新元号「令和」をめぐって新聞は百花繚乱(りょうらん)だったが、読売17日付が“決定打”を放った。考案者として有力視される国文学者の中西進氏のインタビュー記事を掲載し、令和に新鮮な光を当てている。…

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9条改正派が7割でも改憲支持が縮んでいるように伝える共同世論調査

◆改憲が「必要」は63%  共同通信社は憲法記念日の5月3日を前に実施した憲法に関する世論調査の結果をまとめた。在京紙では東京と産経、地方紙では多くが「9条改憲首相案支持40% 安倍政権下54%反対」との見出しで報じてい…

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恣意的な世論調査で元号を貶めようとする朝日のダブルスタンダード

◆元号反対の論調今も  新しい元号「令和」に国民は大いに沸いた。新年度が始まる4月1日の発表で、天皇のご譲位に伴う新元号だけに、まるでお正月を迎えるような風景だった。  朝日6日付メディア欄は「令和フィーバー 報道も過熱…

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