現実的方策を想像せず「核廃絶」のお題目を唱える朝日の空想的平和主義
◆現実顧みぬ禁止条約
「政治に責任を持つ者は現実の処理に全力を注ぐべきであって、理想などに煩わされてはいけない」と、立教大学元総長で参議院議員を勤めた故・松下正寿氏は忠告している(『聖徳太子 政治家として』ライフ出版)。
理想を云々(うんぬん)すると偉そうに見えるかもしれないし、自分でも偉そうな気がするかもしれない。しかしそれは自己欺瞞(ぎまん)、自己陶酔であって、そんなものに利用される衆生こそいい迷惑である。政治家は徹底的現実主義者で全力を現実の処理に注入すべきである、と。
...【全文を読む】