「血のコスト」を顧みず日米地位協定の不公平の是正を主張する左派紙


◆欧州で徴兵制が復活

 「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」「戦争しないとどうしようもなくないですか」。北方四島の「ビザなし交流」の訪問団に顧問として参加した丸山穂高衆院議員の発言である。

 これを聞いて、国際政治学者の三浦瑠麗(るり)氏の『21世紀の戦争と平和 徴兵制はなぜ再び必要とされているのか』(新潮社)を思い出した。3月に本紙と日経、読売が書評欄で紹介し、産経は4月27日付で「徴兵制が平和に向かう逆説」との見出しで、三浦氏のインタビューを載せていた。


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