増 記代司 rss

児童虐待防止を訴えつつ家庭教育支援法に反対する左派紙の二枚舌

◆26年連続で最多更新  子供への虐待や育児放棄(ネグレクト)、いわゆる児童虐待はれっきとした犯罪だ。児童虐待防止法は「何人も、児童に対し、虐待をしてはならない」とうたっている。  児童虐待は昔からあったが、統計が残って…

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軍備への努力伝えたスウェーデン報道も空しい朝日社説の危機感欠如

◆興味を引く現地取材  北朝鮮の核・ミサイル開発、中国軍の太平洋進出―、わが国を取り巻く安保環境は一段と厳しくなっている。  グアムへのミサイル発射の北の恫喝では島根、広島、高知などの上空を飛ぶことになるので、周辺9県で…

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「印象操作」批判に聞く耳持たず「フェイクニュース」の拡散続ける朝日

◆虚偽を32年間も放置  朝日の「あすへの報道審議会」(紙面論評)が「フェイク(偽)ニュース」が拡散する中でのメディアの役割について論じている(5日付)。テーマは「『トランプ時代』をとらえきれているか」。米国の話題だが、…

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前川氏の「嘘」に触れず読売の報道姿勢を批判した池上氏の朝日コラム

◆安倍政権つぶし狙い  加計学園の獣医学部新設問題をめぐる国会の第2回目の閉会中審査が行われた。前川喜平・前文部科学事務次官の「証言」から始まった加計問題だが、審査では大山鳴動してネズミ1匹どころか1匹も出てこなかった。…

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都議選を共産党の描く構図で「非自民総力戦」と分析した朝日コラム

◆民協路線堅持求める  今年1月、共産党は第27回党大会を開き、従来の「自共対決時代」という位置付けを捨て、「自公と補完勢力」対「野党と市民の共闘」という新しい対決構図を描いた。この話を思い出したのは、朝日が共産党の描く…

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加計学園めぐる閉会中審査で「加戸発言」に触れない朝毎の印象操作

◆偏向手法が浮き彫り  学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる衆参両院の閉会中審査が先週、行われた。それを伝える一部メディアの偏向ぶりには唖然(あぜん)とさせられた。  本紙読者なら16日付本欄で承知の通りだ。NHK…

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都議選で「受け皿」になれなかった民共路線の「大」惨敗に沈黙する朝日

◆来る総選挙に関心  都議選から1週間、自民党の歴史的惨敗の余波はまだ続いている。都議選は地方選とはいえ、有権者は1000万人を超え、しばしば国政選挙の先行指標となってきた。それだけに来る総選挙にどんな影響を及ぼすのか、…

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沖縄闘争の系譜 源流は「コミンテルン」

沖縄闘争の系譜 源流は「コミンテルン」

《 沖 縄 時 評 》 今も「渋谷暴動」を継続  「星一つ 落ちて都の 寒椿」  沖縄の人々が上京した折に、ぜひ訪ねてほしい場所がある。東京都渋谷区にある小さな慰霊碑である。  JR渋谷駅のハチ公前から、通称「文化村通り…

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地方紙「社説」のカラクリ触れずテロ準備罪に「大半が反対」とした毎日

◆「肯定的」は一社のみ  毎日メディア欄(22日付)が興味深い分析記事を載せた。6月に成立したテロ等準備罪を導入する改正組織犯罪処罰法について全国紙、ブロック紙、地方紙の大半が16日付(一部は17日)で社説・論説を載せ、…

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都議選を「安倍政権への審判」にすり替え偏向の馬脚あらわした朝日

◆都政への審判のはず  「安倍1強 首都の審判」。こんな大見出しが朝日24日付の1面トップを飾った。あれれ? 東京都議選って、安倍政権への審判だっけ。思わず、そう問いたくなった。小池都政の審判のはずの都議選がいつの間にか…

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安倍政権批判に客観報道を装い不破氏を登場させた毎日の編集手法

◆まるで野党の機関紙  「強行採決」の見出しが躍り、「言論失った国会」「社会の委縮 不安」「監視社会 流れ加速」といった野党の主張がそのまま紙面を飾っている。朝日と毎日の15日付夕刊はまるで野党機関紙だった。  同日朝に…

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天皇の在り方を戦後憲法による「社会契約」と捉える風潮を煽る朝日

◆「本源的契約」を重視  天皇陛下の退位を実現する特例法が成立した。昨年8月に陛下がお気持ちを表明されてから、1年近くにわたった論議にようやく結論が出た。  その中で強調されたのは「国民の総意」だったが、「総意」は果たし…

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テロ等準備罪で毎日にはない視点で野党の主張を批判した「風知草」

◆10年続く名物コラム  風知草。カゼシリグサ、あるいはフウチソウと読む。本州の崖や尾根によく見られる多年草で、正式名は「裏葉草(ウラハグサ)」。葉の裏側に光沢があって美しく、花名になった。が、風になびく姿に風情があるの…

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万感の思いこもる統幕長発言を「自衛官は黙れ」とばかりに難じる左派紙

◆「逸脱」と決めつける  「自衛官は黙れ」。まるでそう言わんばかりの左派紙の論調だった。自衛官トップの河野克俊統幕長の発言をめぐってのことだ。  河野統幕長は日本外国特派員協会で開いた会見で、自衛隊を憲法9条に明記しよう…

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「暴力」と「言論」を峻別せずに右派の主張を暴力のように論じた朝毎

◆赤報隊事件から30年  1987年の憲法記念日の夜、散弾銃を持った男が朝日新聞阪神支局に押し入り、小尻知博記者(当時、29歳)が銃撃され死亡した。同事件からさる5月3日で30年が経(た)った。「赤報隊」を名乗る犯行声明…

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「議院内閣制」を忘れ首相改憲発言の肩書き使い分けを批判する朝毎

◆提起が憲法論議に喝  2020年を新しい憲法が施行される年にしたい、それも9条改正で。そんな安倍晋三首相の提起が憲法論議に“喝”を入れた。  その一撃となったのは読売3日付の安倍首相のインタビュー記事だ。改憲の目標時期…

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国民の危機には目を向けず「憲法の危機」と言い募る朝日の護憲社説

◆護憲のオンパレード  「憲法70歳。何がめでたい」。憲法記念日の各紙3日付で印象深かったのは産経だ。1面にこんな見出しを掲げていた。  阿比留瑠比氏(論説委員兼政治部編集委員)が現行憲法の草案は占領下に連合国軍総司令部…

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琉球新報の「出自」 米軍が創刊した宣撫新聞

琉球新報の「出自」 米軍が創刊した宣撫新聞

《 沖 縄 時 評 》 人民党の巣窟、左翼が闊歩  那覇市の与儀公園に隣接する沖縄県立図書館は、「知識の泉」だけでなく、散策のついでに新聞を読みに来る人もいて「憩いの場」の趣がある。 ◆大田氏の著作が証す  数年前、筆者…

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中国脅威論を真っ向から否定する主張で中国を代弁した毎日コラム

◆論者を感情的に批判  北朝鮮の核・ミサイル開発に大半の国民は脅威を感じているのではなかろうか。  実際、産経の世論調査では脅威を「感じる」と答えた人は91・3%に達し、「感じない」との回答は8%にすぎなかった(18日付…

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「家族」抜きに子供の貧困の「政治的矛盾」論じ安倍批判に利用する朝日

◆「貧困物語」への疑問  朝日は社外の声を紙面作りや取材に生かす趣旨で編集幹部が読者らと論じ合う「あすへの報道審議会」を設けている。その3月会合が1日付に掲載された。興味深かったのは連載記事の「子どもと貧困」をめぐる論議…

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戦争へ駆り立てた報道に頬かむりして教育勅語をやり玉に挙げる朝毎

◆教育勅語批判に転化  安倍内閣は、学校での教育勅語の扱いについて「憲法や教育基本法に反しない形」で教材として使用を認める閣議決定を行った(朝日1日付)。  3月以降、一部の野党やメディアは森友学園問題を教育勅語批判へと…

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普通の近代国家の法整備を「戦前復古」と決め付けた毎日夕刊コラム

◆「右翼校長」の人生訓  毎日夕刊のコラム「牧太郎の大きな声では言えないが…」で、客員編集委員の牧氏が「『右翼校長』と『教育勅語』」と題し次のような話を紹介している(3月27日付)。  60年前のこと。牧氏は第1志望の中…

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拉致40年、社会主義幻想で親北・反韓的「言論空間」を牽引した朝日

◆拉致報道に他紙黙殺  北朝鮮による拉致被害者の家族会が結成されて3月25日で20年となった。拉致発生からは40年。産経は「拉致40年 家族の慟哭」(22日付~)、読売は「闘いの軌跡 拉致家族会20年」(24~26日付)…

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