編集局 rss

分裂した朝鮮時代の「党争」を反面教師に

韓国紙セゲイルボ  総選挙公認をめぐり与野党を問わず派閥分裂が絶頂に達している。与党セヌリ党の政治家に対しては「親朴」「非朴」「親朴」「親李」だけでなく「親劉承★(ユスンミン)系」「親金武星(キムムソン)系」という用語が…

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地ビールブームに沸く

地球だより  ここ数年、米国の地方都市を訪問する中で気付いたことがある。昼食や夕食で、ビール醸造施設付きのレストランに招待されることが多いのだ。こうしたレストランでは、独自醸造のビールが売り物。それ以外にも米国各地の地ビ…

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電力自由化、安定供給にも万全を期せ

 きょうから家庭向けを含む電力小売りが全面自由化された。競争を促し、料金低下やサービス向上で消費者利益を高めるのが狙いだが、電力の安定供給にも万全を期すべきだ。  266社が新規参入  これまでは65年間にわたって大手電…

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水上勉に『飢餓海峡』(1962年)という名作が…

 水上勉に『飢餓海峡』(1962年)という名作がある。65年に内田吐夢監督によって映画化されたが、原作以上との評価だ。  飢餓海峡とは津軽海峡のこと。21世紀の今、飢餓海峡などと呼べば差別語と言われるだろう。だが、原作が…

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内陸国パラグアイの挑戦 「魚の養殖」で持続可能な開発目指す

 南米の内陸国、パラグアイが養殖を通じて持続可能な開発を目指している。台湾の大学や日本からの技術協力を受けながら、養殖事業のさらなる拡大を模索している。(サンパウロ・綾村 悟) 新たな食文化浸透に取り組む 意義深い極僻地…

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『竹泉稿』の里帰り

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  旧韓末(朝鮮末期~大韓帝国)の改革派政治家、朴定陽が残した『美俗拾遺』(美は美国=米国のこと)はわが国初の西欧見聞記だ。初代駐米全権公使としてワシントンに赴任した彼が1888年1月…

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「卑語」繰り返す北朝鮮

韓国紙セゲイルボ 国の品格を自ら貶める結果に  北朝鮮が吐き出す卑語や穢(きたな)い言葉は傲慢(ごうまん)で無礼なだけでなく、ほとんど呪いといっても過言ではない。朴槿恵(パククネ)大統領に対する呪詛、卑語が2カ月近く続い…

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子宮頸がんワクチン集団提訴へ

国と製薬会社に賠償請求 全国4地裁で6月にも  子宮頸(けい)がんワクチンを接種した若い女性らが全身の痛みなどを相次いで訴えている問題で、被害者連絡会のメンバーらが30日、東京都内で記者会見し、国と製薬会社2社を相手に損…

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子宮頸がんワクチン 「副作用」被害訴える大学生

「なぜ起きた」明らかに  子宮頸(けい)がんワクチンの副作用被害を訴え、提訴することを決めた埼玉県の大学生酒井七海さん(21)は、5年前にワクチンを接種した後、失神や右半身のしびれ、記憶障害などの症状が表れるようになった…

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訪日客目標倍増、日本の魅力の発信強化を

 政府は、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年の訪日外国人観光客数目標を2000万人から4000万人に倍増させた。昨年の訪日客数が1974万人に達したことを受けてのものだが、新たな目標の達成に向けて日本の魅力をさ…

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イスラム過激派、キリスト教徒への攻撃継続を警告 Global war on Christianity feared as radical Islamists warn of more attacks

 イースター(復活祭)の日曜日、パキスタンで自爆テロが起き死者が出たことで、世界各地でキリスト教徒への攻撃が拡大するのではないかと懸念されている。攻撃の背後には過激なイスラム組織があり、キリスト教徒への攻撃を続けると警告…

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今回の俳人協会評論賞は「未来図」同人の…

 今回の俳人協会評論賞は「未来図」同人の依田善朗さんによる『ゆっくりと波郷を読む』(文學の森)。石田波郷と作家横光利一との関係や、波郷の季語意識、韻律の問題など、先行研究のなかった分野を開いた評論。  都内で開かれた受賞…

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与那国陸自部隊、南西諸島の防衛体制強化を

 日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)で陸上自衛隊の「与那国沿岸監視隊」が創設され、任務を開始した。  1972年の沖縄の日本復帰後、同県内で新たな自衛隊施設を設置するのは初めてだ。中国の海洋進出をにらみ、南西諸島の防…

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多国籍軍事演習から帰任

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  在沖米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)に所属する海兵隊員と海軍水兵の計2200人は22日、タイ、韓国における多国籍軍事演習を終えて帰任した。  31MEUは地上部隊、航空部…

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開いた手と握り締めた拳 An open hand, the clenched fist

 ハバナでカストロ兄弟に向けたオバマ大統領の開いた手は、握り締めた拳で迎えられた。驚いたのは、ホワイトハウスのおめでたい人たちだけのはずである。西半球の歴史上最高に抑圧的な政権に抗議しているキューバ人は、大統領の訪問――…

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虐待が疑われるとして、全国の警察が児童相談所…

 虐待が疑われるとして、全国の警察が児童相談所(児相)に通告する件数が急増している。そんな中、両親から虐待を受けたとして神奈川県相模原市の児相に保護を求めていた中学2年の男子生徒が自殺を図り死亡した。  「保護してほしい…

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「支持率100%」の強み

地球だより  このところ韓国のニュース番組は半月後に迫った総選挙の話題で持ち切りだ。与党は公認選びをめぐる内紛、野党陣営は難航が予想される候補一本化でいずれも波乱含みだが、勝った方は来年の大統領選に弾みがつく。世論調査で…

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両陛下、ジンバブエ大統領夫妻と御会見

 天皇、皇后両陛下は28日、来日しているジンバブエのムガベ大統領夫妻と皇居・宮殿で会見し、昼食を共にされた。昼食会には皇太子殿下と秋篠宮殿下御夫妻も同席された。  宮内庁によると、大統領は1989年、天皇陛下が即位後初め…

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安保法施行、今後も法制整備が必要だ

 集団的自衛権の限定行使などを容認した安全保障関連法が施行された。これで「防衛法制の整備は完了した」との見方もあるが、主要諸国の法制と比較すると依然として欠陥が多い。国家の安全確保のため、今後も一層の整備を忘れてはならな…

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強い信仰が薬物使用を抑制 Strong religious beliefs linked to lower rates of drug abuse

 ワインが重要な役割を果たすキリスト教だが、薬物使用の抑制には非常に効果的であることが研究から明らかになった。  DrugAbuse.comが「薬物と信仰:信徒と非信徒の間の薬物乱用比較」で行った分析によると、信仰と麻薬…

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週末の一日、JR仙山線で仙台から山形に、…

 週末の一日、JR仙山線で仙台から山形に、山形からは米沢を経て福島まで山形線(奥羽本線)で巡った。東京では桜の開花宣言が出て月末から来月初めに満開になろうというこの時期になると、まだ雪国では残っている雪景色を見たくなる。…

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セカンドキャリアづくり大切

スポーツを「科学」する(上) スポーツを「科学」する(下) 武蔵丘短期大学学長・順天堂大学名誉教授 川合武司氏に聞く 「選手後」の不安解消を/大学も応援体制つくる 選手育成は人格教育と共に/海外遠征時は名所見学を 改めて…

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立ちションに罰金

地球だより  ベトナム最大の商都ホ-チミン市で3月から、立ちション取り締まりが始まっている。その現場を押さえられれば、罰金20万ドン(約1000円)とベトナム人にしてみれば結構な高額だ。しかも、20万ドンというのは初回の…

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