両陛下、ウクライナ大統領夫妻と御会見
チェルノブイリ原発事故も話題に
天皇、皇后両陛下は7日、来日しているウクライナのポロシェンコ大統領夫妻と皇居・御所で会見された。約20分の会見では、1986年に現在のウクライナ北部で起きた旧ソ連チェルノブイリ原発事故も話題に上った。
宮内庁によると、大統領は「桜の時期に訪日できて大変うれしいです」とあいさつ。天皇陛下は、東日本大震災当時にウクライナから送られた線量計や防護マスクなどの支援について感謝の意を伝えられた。
天皇陛下は「チェルノブイリ原発事故はその後いかがですか」と御質問。大統領は現在も半径30㌔圏内の立ち入り禁止が続いており、国際社会の支援で原発を覆うシェルターを建造しているなどと説明したという。