編集局 rss

北方領土交渉、ロシアの出方を見極めよ

 ロシアのシュワロフ第1副首相は、安倍晋三首相のロシア訪問が4月になるとの見通しを示した。  安倍首相は北方領土問題の解決に強い意欲を見せ、ロシアとの経済協力にも積極的だ。しかし、ロシアは領土問題に関して厳しい姿勢を崩し…

続き

都道府県魅力度ランキングというのが毎年…

 都道府県魅力度ランキングというのが毎年発表される。2016年度は、北海道、京都、東京、沖縄の順。一方、45位は群馬、46位が栃木、47位が茨城だった。いずれも北関東だが、中でも茨城の最下位が印象的だ。  ランキングで気…

続き

トランプ氏の早朝ツイッター

地球だより  20日にドナルド・トランプ氏が米大統領に就任する。全米に旋風を巻き起こしてきたトランプ氏は、既存の政治手法をそのまま踏襲しない型破りなスタイルが最大の特徴だ。それがよく表れているのが、ツイッターで意見や政策…

続き

米で大麻合法化が加速

「200億㌦産業」か「有害薬物拡大」か  昨年11月の米大統領選では大麻(マリフアナ)合法化がさらに一歩進んだ。現在、米国では8州で娯楽用大麻が、28州で医療用大麻が合法化されている。大麻をめぐっては健康や社会に有害との…

続き

選挙権年齢論争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  2003年、ドイツで“家族投票権”を導入しようという法案が提出された。赤ん坊はじめ全員に投票権を与え、12歳未満の場合は父母が代理行使できるようにする内容だ。12歳以上の子供は父母…

続き

潘基文氏の大統領選出馬は資格違反か

韓国紙セゲイルボ 望ましくない「総長退任直後」  潘基文(パンギムン)前国連事務総長は大統領選を意識したパフォーマンスを演じる前に明確にすべきことがある。自身をめぐる二つの疑惑、すなわち大統領被選挙権と国連決議違反だ。 …

続き

トランプ氏と中国、「関与」から「競争」の時代に

2017激動の世界を読む(14) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(下) トランプ次期米大統領は、台湾の蔡英文総統と異例の電話会談を行い、「一つの中国」原則にも縛られない姿勢を示した。トランプ氏の対中国…

続き

日本共産党大会、「本気の共闘」は望めまい

 日本共産党が党大会を3年ぶりに開催した。「自共対決」時代の始まりとした前大会とは異なり、今大会は「自公政権とその補完勢力に、野党と市民の共闘が対決する新しい時代が始まった」と指摘。次期衆院選に共闘して勝利し、野党連合政…

続き

米軍の覇権復活へ国防費増額求めるマケイン氏 McCain plans massive boost in defense spending to restore military dominance

 マケイン上院議員は16日、今後5年間、国防予算を年間850億㌦以上増額するよう求め、これは米軍の覇権を取り戻すための第一歩に過ぎないと語った。  白書に詳細に記された上院軍事委員長マケイン氏のこの計画は、重要な指標であ…

続き

フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー…

 フランス南西部ドルドーニュ県にあるラスコー洞窟は、クロマニョン人の描いた壁画で有名だ。1940年に発見されたが、バクテリアや菌類、藻類による劣化を防ぐため50年に入場制限され、63年閉鎖された。  訪れる観光客のために…

続き

逆風の中で新政権発足

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 就任前から大統領気取り 焦点定まらない移行チーム  新たに選出された大統領は就任後の100日、好意的な扱いを受け、少なくとも高邁(こうまい)な理想を掲げることが許されてきた。だ…

続き

トランプ外交、中東政策再構築へ対露接近

2017激動の世界を読む(13) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(上) トランプ次期米大統領の外交政策は、オバマ大統領と比べどう変わるか。  オバマ氏は内政目標の実現を優先するため、海外における米軍プ…

続き

首相4ヵ国歴訪、米国と地域を結ぶ役割果たせ

 安倍晋三首相はベトナムでの日程を最後に、フィリピン、オーストラリア、インドネシアなどアジア太平洋4カ国の歴訪を終えた。  今回の歴訪の最大の意義は、各国首脳との会談で「地域の平和と繁栄のためには、米国の関与が不可欠」と…

続き

荒れる成人式と反基地運動

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄県では今年、男性8908人、女性8272人の合計1万7180人(沖縄県調査)が成人の仲間入りをした。沖縄の成人式と言えば、毎年のように「荒れる成人式」が全国的に注目されてきた。…

続き

希望の変化 A change of hope

 時は矢のように飛ぶ。月ごとでは大した変化は無しに。しかし、変化のペースは早まって、一夜のうちに昔のすべてのことが、再び新しく見えたりする。2016年の大統領選は、突然の、息をのむような希望と夢の激変だった。米国人が、根…

続き

日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の…

 日本経済新聞社が約10年前に開いたIT通信の国際会議で、出席者の一人、韓国の大手新聞社社長が「韓国がネット先進国なのは、民主主義がより進んでいるから」という内容の話をしていた。  韓国の今の混乱した政情を見ると、インタ…

続き

ロシアのハッキングへ追加制裁求める下院民主党 House Democrats push for further sanctions over Russian hacking campaign

 下院民主党が13日に提出した法案は、米国の選挙プロセスに干渉したと判断された個人へ追加制裁を行う権限を国務省に与えている。ロシアは2016年大統領選に干渉したとされており、議会は、ロシアへの追加の報復措置を検討している…

続き

「寒の入り」である二十四節気の小寒は今月…

 「寒の入り」である二十四節気の小寒は今月5日で、先週末から厳しい冷え込みが身に染みるようになった。これから1年で最も寒気が厳しい大寒の20日を経て、月をまたいで節分までは「寒の内」である。  旧臘(ろう)21日の冬至を…

続き

活力ある北海道へ

JR存続、原点に返った議論を 前衆議院議員 清水誠一氏に聞く  2018年、北海道は開基150年を迎える。この間、原野だった北海道は先人の開墾によって整備され、道民は先進諸国並みの生活を営んでいる。昨年は北海道に新幹線が…

続き

左派の理念にうんざり

地球だより  フランスでは今春の大統領選に向け、昨年暮れ、最大野党の中道右派・共和党の予備選を実施したのに続き、1月には与党社会党など左派の予備選が行われる。だが、左派の予備選への関心は、高くない。  パリ市役所に勤める…

続き

安倍外交に注目する欧州メディア

願われる積極的情報発信  日本は米中両国に次ぐ世界第3の経済大国であり、欧州でも日本の経済活動や政府の経済政策については報じられてきたが、日本の外交政策が欧州国民の目に留まる機会はこれまで少なかった。ところが安倍晋三首相…

続き

第一生命保険が発表した「大人になったら…

 第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」のアンケート結果によると、男の子で「学者、博士」が2位となり、前回の8位から大幅に上昇した。「日本人のノーベル賞連続受賞の影響があるのではないか」と分析している。  …

続き

替え玉受験

地球だより  昨年末に実施されたタイ警察官採用試験で大掛かりな替え玉受験が行われた疑惑が浮上し、タイ警察が捜査に乗り出している。  バンコク首都警察では、受験者が大学生を替え玉として金で雇って受験させた疑いで、受験者約5…

続き