編集局 rss

昨年の訪日外国人数が「2400万人前後に達した」…

 昨年の訪日外国人数が「2400万人前後に達した」(石井啓一国土交通相、6日の閣議後会見で)。前年比で約2割増となる大幅プラスとなり、政府は「観光先進国としての取り組みを進め」て平成32年までに年間4000万人とする目標…

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争いのない生き方探し求道

西田天香と「懺悔」の思想 一燈園生活研究所長 村田正喜氏に聞く  宗教的覚醒の鍵になるのが、深い内省がもたらす「懺悔」の念である。懺悔を探求した代表的人物が浄土真宗の親鸞で、大正10年に『懺悔の生活』を著した一燈園の西田…

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両陛下が大相撲初場所を御観戦

 天皇、皇后両陛下は8日、東京・両国国技館を訪れ、大相撲初場所初日の取組を観戦された。  両陛下は2階の貴賓席で、八角理事長(元横綱北勝海)の説明を受けながら中入り後の取組計10番を御観戦。陛下は皇后陛下と時折話をしなが…

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新成人へ、不確実な時代こそ読書を

 きょうは成人の日。総務省統計局の推計では、今年の新成人は123万人だ。昨年と比べると2万人の増加だが、総人口に占める割合は7年連続で1%を割り込むという。  断片的なネット情報  大きな変化の予感とともに、2017年が…

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何のための「常在戦場」か

 昨年来、「常在戦場」という言葉をよく聞く。早期衆院解散・総選挙説が囁かれる中で、「政治家たる者、常に選挙に向け物心両面の準備を怠ってはならぬ」と自戒する声だ。安倍晋三総裁など自民党幹部だけでなく、民進党の蓮舫代表も昨年…

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日本のアニメは世界中で注目され、海外で…

 日本のアニメは世界中で注目され、海外で展開する「クールジャパン」の一つ。映画「君の名は。」は海を越えて中国でもヒット中だ。  その一方で、一昨年あたりから日本のアニメ制作キャパ(作画能力)の限界が見え始めたという。20…

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沈静化した年越し花火

地球だより  フィリピンで新年の風物詩と言えば、悪運を追い払う盛大な花火だが、今年はかなりおとなしくなった感じがした。  確かに日本では考えられない数の花火が住宅街のあちこちから一斉に打ち上げられ、話し声も聞こえないほど…

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釜山少女像設置、日韓合意の誠実な履行を

 韓国南東部・釜山市の日本総領事館前に市民団体がいわゆる従軍慰安婦を象徴する少女像を設置したことをめぐり、日本政府は長嶺安政駐韓大使の一時帰国など対抗措置を発表した。  世論の反発を理由に日韓「慰安婦」合意の履行に消極的…

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「松過(まつすぎ)のがらりと変る人通り」…

 「松過(まつすぎ)のがらりと変る人通り」(星野立子)。この時期は寒さが厳しく、関東地方では成人式の前後に雪が降ることも多い。今年はどうだろうか。そして、松飾りを取り除いた今は、正月気分も終わりである。  俳句の季語の「…

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デジタル技術で小規模化するテロ

 政府は機密報告で、「イスラム国」(IS)などのテロ組織は、9・11テロのような大規模な計画を完全に放棄したと指摘、ローンウルフ(一匹おおかみ)型の攻撃、殺戮(さつりく)がデジタル時代の恩恵を受ける「新たな状況」が生まれ…

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共謀罪創設、テロ対策強化に不可欠だ

 政府は、犯罪の計画段階で処罰可能とする共謀罪創設のための組織犯罪処罰法改正案を今月召集予定の通常国会に提出する方針だ。  2020年東京五輪・パラリンピックを控え、テロ対策強化は喫緊の課題だ。共謀罪創設法案は過去3度に…

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デジタル技術で小規模化するテロ Digital technology transforming terrorism to small-scale plots

 政府は機密報告で、「イスラム国」(IS)などのテロ組織は、9・11テロのような大規模な計画を完全に放棄したと指摘、ローンウルフ(一匹おおかみ)型の攻撃、殺戮(さつりく)がデジタル時代の恩恵を受ける「新たな状況」が生まれ…

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政府は、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦…

 政府は、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、駐韓大使の一時帰国や日韓通貨交換(スワップ)協定協議の中断などを決めた。残念な事態だが、やむを得ない措置ではないか。  この…

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トランプ政権と日本、不健全な米依存から脱却を

2017激動の世界を読む(3) 米ペンシルベニア大学教授 アーサー・ウォルドロン氏 トランプ次期米政権下で日米関係はどうなる。  今まで以上に良くなるだろう。安倍晋三首相がそれを強く望んでいる。安倍氏がハワイ・真珠湾を訪…

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中国サイバー戦部隊、北京市内のホテルに本部

米WT紙 電子・情報戦担う秘密部隊  中国軍のサイバー戦部隊の本部が北京市内の二つのホテルにあることが米陸軍アジア研究分遣隊(神奈川県キャンプ座間)の報告によって明らかになった。米紙ワシントン・タイムズ紙のコラムニスト、…

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中国の海洋進出、急速な海軍力強化に備えよ

 2017年も、海洋強国を目指す中国の活動が止まらない。中国初の空母「遼寧」は南シナ海で艦載機の「J(殲)15」戦闘機や艦載ヘリの発着艦訓練を実施した。南シナ海での発着艦訓練は初めてとなる。  空母が南シナ海で訓練  今…

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「我々(小説家)は(略)、夢を見ていても…

 「我々(小説家)は(略)、夢を見ていてもそれが仕事でないとは言えない」と、村松友視氏の長編小説『永仁の壺』の中で小説家の男が言っている。この言葉は、夢という不思議な現象についての真実の一面を物語っている。  芸術の起源…

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“赤い鶏”の年

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  2017年は酉(とり)年だ。60 の干支(えと)のうち34番目の丁(ひのと)酉年だ。暦法では丁が火の気運を意味し、火は赤いという意味を持つので“赤い鶏”の年と解釈される。赤いという…

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中国の攻勢前に連携求めるトランプ、ドゥテルテ両氏

 ここはかつて、この地域内で最も強固で、永続的な米国との同盟関係を象徴する場所だった。長い間閉鎖されてきたこの巨大な海軍基地をめぐって今、新たな疑問が浮かび上がっている。両国で戦略的な大転換が進む中、両国関係も混乱し、変…

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悲劇の「シャペコエンセ」 奇跡の復活へ動きだす

 ブラジルサッカー史上最大の悲劇となったコロンビアでの墜落事故から1カ月――。監督と主要選手を事故で失ったブラジル全国1部「シャペコエンセ」は、来日予定も含めクラブ復活に向けて動きだしている。(サンパウロ・綾村 悟) サ…

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手痛い韓国外交の空白

韓国紙セゲイルボ トランプ時代到来に備えなし  新年が明けた。韓国は国政壟断と弾劾政局でかつてない道を行っている。国外の状況も複雑だ。米国でトランプ大統領時代が幕開けすれば、日本の安倍首相、中国の習近平国家主席、ロシアの…

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日米関係、尖閣防衛に不可欠なオスプレイ

2017激動の世界を読む(2) 国際評価戦略センター上級研究員 リチャード・フィッシャー氏(下) トランプ政権で米国の対日政策は変わるのか。  当選後にトランプ次期米大統領がいち早く安倍晋三首相と会ったことは非常に良かっ…

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17年の日本経済 「トランプ政策」の影響が焦点

  2017年の東証大発会は、日経平均株価の終値が前営業日比479円79銭高で1年の取引をスタートした。  今月20日に米国でトランプ氏が大統領に就任するなど17年は大きな変化が予想される。今年の日本経済はどのように推移…

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