編集局 rss

オスプレイ、在日米軍は安全確保徹底を

 沖縄県名護市沖で不時着事故を起こした米軍新型輸送機オスプレイをめぐって、在日米軍は停止していた空中給油訓練を再開した。訓練は必要不可欠だが、安全確保を徹底しなければならない。  空中給油訓練を再開  米軍普天間飛行場(…

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トランプ大統領就任前にホルムズ海峡で緊張 Naval incident raises tensions with Iran ahead of Trump inauguration

 ホルムズ海峡を航行していた米駆逐艦が9日、接近してくるイランの艦艇に警告射撃を行った。物議を醸してきたこの海域ではこのところ平穏な状態が続いていたが、トランプ政権の発足を2週間後に控え、緊張が高まった。  国防総省のデ…

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米南部フロリダ州のフォートローダーデール…

 米南部フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で今月6日、元州兵による銃乱射事件があり、5人が死亡、8人が負傷した。容疑者は捕らえられたが、動機は不明だという。  容疑者は2016年8月までアラスカ州兵に…

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北朝鮮の非核化、米の中国圧迫カードが鍵

2017激動の世界を読む(7) 元韓国青瓦台外交安保首席秘書官 千英宇氏(下) 金正恩体制は中長期化するだろうか。  カギを握るのは米次期大統領のトランプ氏が、北朝鮮の非核化のためにどのくらい多くのカードを動員するかだ。…

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拉致問題、今年こそ解決の糸口見いだせ

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから今年で40年。めぐみさんをはじめとする拉致被害者、そして家族にとってもあまりにも長い歳月が過ぎた。  家族を引き裂いた北朝鮮に改めて激しい怒りを覚える。日本政府は今年こそ拉致問題解…

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翁長氏、年頭から国と対決姿勢

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  「建白書の精神に基づき、辺野古に『新基地』は造らせないことを県政の柱にし、県が持つあらゆる手法を使って取り組む」  翁長雄志知事は4日、県職員向けの年頭訓示でこう強調した。知事に就…

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チェンジのための絶好のチャンス A capital chance for change

 連邦議会が取り掛かるべき第一の仕事は、ドナルド・トランプが、しばしば繰り返して言っていたオバマケア(訳注:医療費負担を手頃で適正にする法という別称がある)を廃止し、オバマケアを事実上取り替えるという誓約を遂行するのを助…

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地球環境の悪化に対し、国連で1992年に採択…

 地球環境の悪化に対し、国連で1992年に採択された気候変動枠組み条約。この条約を基に途上国の地球温暖化対策支援のために設立された国際基金に「緑の気候基金」がある。  ところが、南太平洋の島嶼(とうしょ)国キリバスの名誉…

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辺野古移設、住民投票の陥穽

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 深刻な問題は設問内容 不毛な対立生む政治ショーに  翁長雄志沖縄県知事は、普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古(名護市)移設に伴う埋め立て承認を取り消した問題で国と争った。法律…

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北の金正恩体制、側近頼らず本人が判断

2017激動の世界を読む(6) 元韓国青瓦台外交安保首席秘書官 千英宇氏(上) 金正恩体制になって5年が経過した。権力をどの程度掌握したとみるか。  正確な判断を下すのは難しいが、基本的に権力を確実に掌握し、体制は安定化…

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もう天下取った気分

地球だより  韓国の正月は新暦よりも旧暦の1月1日(今年は新暦で1月28日)の方がはるかに盛大だが、昨年の国政介入事件で政権交代への道が一挙に開かれた国内の左派陣営は欣喜雀躍(きんきじゃくやく)するあまり旧正月を待たずに…

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釜山少女像設置、責任逃れに終始

機能不全漂う不甲斐なさ  昨年の国政介入事件をめぐる国会弾劾可決に伴い、韓国は朴槿恵大統領が職務停止で“不在”の中、外交にさまざまな支障が出始めている。いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意は昨年末、南部・釜山の日本総領…

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地球温暖化、米国は対策を後退させるな

 2020年以降の地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が昨年発効した。  しかし、トランプ次期米大統領はパリ協定からの脱退を公言している。世界2位の温室効果ガス排出国の米国が脱退すれば、温暖化対策は大きく後退することに…

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土壇場で規則乱発するオバマ政権 The ‘most transparent’ president in history issues record number of ‘midnight’ regulations

 オバマ大統領は、ドナルド・トランプ氏が勝利した選挙の後、210億㌦の費用を要する145本の「ミッドナイト」規則を発表した。これはレームダック(死に体)大統領としては過去数十年で最多になるという。  保守系のアメリカ・ア…

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昨年の訪日外国人数が「2400万人前後に達した」…

 昨年の訪日外国人数が「2400万人前後に達した」(石井啓一国土交通相、6日の閣議後会見で)。前年比で約2割増となる大幅プラスとなり、政府は「観光先進国としての取り組みを進め」て平成32年までに年間4000万人とする目標…

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争いのない生き方探し求道

西田天香と「懺悔」の思想 一燈園生活研究所長 村田正喜氏に聞く  宗教的覚醒の鍵になるのが、深い内省がもたらす「懺悔」の念である。懺悔を探求した代表的人物が浄土真宗の親鸞で、大正10年に『懺悔の生活』を著した一燈園の西田…

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両陛下が大相撲初場所を御観戦

 天皇、皇后両陛下は8日、東京・両国国技館を訪れ、大相撲初場所初日の取組を観戦された。  両陛下は2階の貴賓席で、八角理事長(元横綱北勝海)の説明を受けながら中入り後の取組計10番を御観戦。陛下は皇后陛下と時折話をしなが…

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新成人へ、不確実な時代こそ読書を

 きょうは成人の日。総務省統計局の推計では、今年の新成人は123万人だ。昨年と比べると2万人の増加だが、総人口に占める割合は7年連続で1%を割り込むという。  断片的なネット情報  大きな変化の予感とともに、2017年が…

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何のための「常在戦場」か

 昨年来、「常在戦場」という言葉をよく聞く。早期衆院解散・総選挙説が囁かれる中で、「政治家たる者、常に選挙に向け物心両面の準備を怠ってはならぬ」と自戒する声だ。安倍晋三総裁など自民党幹部だけでなく、民進党の蓮舫代表も昨年…

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日本のアニメは世界中で注目され、海外で…

 日本のアニメは世界中で注目され、海外で展開する「クールジャパン」の一つ。映画「君の名は。」は海を越えて中国でもヒット中だ。  その一方で、一昨年あたりから日本のアニメ制作キャパ(作画能力)の限界が見え始めたという。20…

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沈静化した年越し花火

地球だより  フィリピンで新年の風物詩と言えば、悪運を追い払う盛大な花火だが、今年はかなりおとなしくなった感じがした。  確かに日本では考えられない数の花火が住宅街のあちこちから一斉に打ち上げられ、話し声も聞こえないほど…

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釜山少女像設置、日韓合意の誠実な履行を

 韓国南東部・釜山市の日本総領事館前に市民団体がいわゆる従軍慰安婦を象徴する少女像を設置したことをめぐり、日本政府は長嶺安政駐韓大使の一時帰国など対抗措置を発表した。  世論の反発を理由に日韓「慰安婦」合意の履行に消極的…

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「松過(まつすぎ)のがらりと変る人通り」…

 「松過(まつすぎ)のがらりと変る人通り」(星野立子)。この時期は寒さが厳しく、関東地方では成人式の前後に雪が降ることも多い。今年はどうだろうか。そして、松飾りを取り除いた今は、正月気分も終わりである。  俳句の季語の「…

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