編集局 rss

香港行政長官選挙、有力候補一本化できず激戦に

 香港政府トップを選出する行政長官選挙を3月26日に控え、12日、政府ナンバー2の林鄭月娥政務官(59)が出馬を前提に辞任表明し、先月にナンバー3の財政官を辞任して出馬準備を進める人気度の高い曽俊華氏(65)、出馬表明し…

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「月冴ゆるばかりに出でて仰ぎけり」(高浜年尾)…

 「月冴ゆるばかりに出でて仰ぎけり」(高浜年尾)。寒さが一段と身に染みる時期となった。歳時記には、この時期の季語として「凍る」「冴ゆる」「悴(かじか)む」「霜焼」などが並ぶ。  「雪見」「雪掻(ゆきかき)」「雪卸(ゆきお…

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「野」お題に歌会始

 新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が13日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「野(の)」。天皇、皇后両陛下や皇太子殿下ら皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしうど)、選者、約2万首の一般応募の中から…

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米中関係、本格的な対決の時代に

評論家 石 平氏(上) トランプ氏は20日に米大統領に就任する。トランプ政権下の米中関係はどうなるのか。  本格的な対決の時代に入るのではないか。当選以後、トランプ氏の一連の行動や言動を見ると、本気で戦おうとしている相手…

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トランプ氏、一方通行でない情報発信を

 トランプ次期米大統領はニューヨークのトランプ・タワーで記者会見に臨んだ。  トランプ氏は共和党の大統領候補に選ばれた翌週の昨年7月27日以降、記者会見を一度も開いていない。メディアへの不信感が理由の一つだとされ、新聞、…

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悲惨な未来予測-情報機関報告 Intelligence report predicts dire future

 ゲーツ元中央情報局(CIA)長官はかつて、情報アナリストが花の匂いを嗅ぐときは、霊柩車を探しているときだと言った。国家情報会議(NIC)が最近作成した長期情報予測はまさにこれだ。  調査・情報分析機関NICは今週、今後…

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トランプ次期米大統領が大統領選後、初めて…

 トランプ次期米大統領が大統領選後、初めて記者会見を行った。選挙中はともかく当選後、その過激発言も少しは穏やかになるかと期待されたが、会見の様子を見る限り、簡単には変わりそうにない。  外交的応酬の場では時には荒っぽい表…

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新型信号が次々出現

地球だより  エジプトの交通事情が変化しつつある。信号なしの交差点に、信号がお目見えし、あっと言う間に至る所に設置されだしたのだ。  今まで信号なしで済ませられた最大の要因はロータリー交差点。  車が少ないうちは、スムー…

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国定教科書に「進歩派」教育長と歴史学会反発

韓国紙セゲイルボ  朴槿恵(パククネ)政府が重点的に推進してきた歴史教科書の国定化論議が熱い。政府は先月27日、国定教科書適用方針について「現場適用猶予1年、2018年に国定・検定混用案」を発表し、猶予期間中に国定教科書…

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サイバー選挙妨害、米大統領選を教訓に対策急げ

 米国家情報長官室が米大統領選をめぐるサイバー攻撃にはロシアのプーチン大統領が指示したものがあると結論付けた報告書を6日に発表し、米メディアはトランプ次期大統領に対しても疑惑の目を向けていることが、同氏の11日の記者会見…

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作家舟橋聖一は昭和51年のきょう亡くなった…

 作家舟橋(ふなはし)聖一は昭和51年のきょう亡くなった。享年71。文壇の大御所として、同い年の丹羽文雄(平成17年没、享年100)と終生のライバル関係にあった。  雑誌の同じ号に両者の作品が並ぶことも多かった。目次のト…

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米のシリア政策失敗顕わに

 丸6年を迎えようとするシリア内戦は、「ロシア主導、トルコとイランの協力」により収束に向かう可能性が出てきた。そこには反体制派を支援し、内戦に大きく関わったはずの米国の姿はない。オバマ大統領のシリア政策が完膚なきまでにた…

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「正しい政党」だって

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昨年の第20代総選挙に旗を掲げた政党は大部分消え去った。吹き抜ける風のように、使い捨てのおむつのように、その時一回だけ使って捨てるのにちょうどいい名前の政党が少なくなかった。「改革…

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“タフガイ”に囲まれた韓国

韓国紙セゲイルボ 司令塔不在で外交安保の危機  朴槿恵(パククネ)大統領弾劾政局の中で“タフガイ”に囲まれた韓国の外交安保が危機に直面している。  サード(高高度防衛ミサイル)、慰安婦問題での日韓合意をめぐる中国と日本の…

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皇居で講書始の儀

 天皇、皇后両陛下が年頭に学界の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」が11日午前、皇居・宮殿で、皇太子殿下や秋篠宮殿下御夫妻、皇族方も出席され行われた。  今年の進講者とテーマは、塩川徹也・東京大名誉教授(71)フ…

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独裁国家・中国、世界制覇の危険性認識せよ

2017激動の世界を読む(8) 東京福祉大学国際交流センター長 遠藤誉氏 今年、注目されるのは米中関係だが、米大統領就任式後、中国が仕掛けてくるシナリオをどう読むのか。  米中は厳しい緊張関係に入るだろう。シナリオは中国…

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オスプレイ、在日米軍は安全確保徹底を

 沖縄県名護市沖で不時着事故を起こした米軍新型輸送機オスプレイをめぐって、在日米軍は停止していた空中給油訓練を再開した。訓練は必要不可欠だが、安全確保を徹底しなければならない。  空中給油訓練を再開  米軍普天間飛行場(…

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トランプ大統領就任前にホルムズ海峡で緊張 Naval incident raises tensions with Iran ahead of Trump inauguration

 ホルムズ海峡を航行していた米駆逐艦が9日、接近してくるイランの艦艇に警告射撃を行った。物議を醸してきたこの海域ではこのところ平穏な状態が続いていたが、トランプ政権の発足を2週間後に控え、緊張が高まった。  国防総省のデ…

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米南部フロリダ州のフォートローダーデール…

 米南部フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で今月6日、元州兵による銃乱射事件があり、5人が死亡、8人が負傷した。容疑者は捕らえられたが、動機は不明だという。  容疑者は2016年8月までアラスカ州兵に…

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北朝鮮の非核化、米の中国圧迫カードが鍵

2017激動の世界を読む(7) 元韓国青瓦台外交安保首席秘書官 千英宇氏(下) 金正恩体制は中長期化するだろうか。  カギを握るのは米次期大統領のトランプ氏が、北朝鮮の非核化のためにどのくらい多くのカードを動員するかだ。…

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拉致問題、今年こそ解決の糸口見いだせ

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから今年で40年。めぐみさんをはじめとする拉致被害者、そして家族にとってもあまりにも長い歳月が過ぎた。  家族を引き裂いた北朝鮮に改めて激しい怒りを覚える。日本政府は今年こそ拉致問題解…

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翁長氏、年頭から国と対決姿勢

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  「建白書の精神に基づき、辺野古に『新基地』は造らせないことを県政の柱にし、県が持つあらゆる手法を使って取り組む」  翁長雄志知事は4日、県職員向けの年頭訓示でこう強調した。知事に就…

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チェンジのための絶好のチャンス A capital chance for change

 連邦議会が取り掛かるべき第一の仕事は、ドナルド・トランプが、しばしば繰り返して言っていたオバマケア(訳注:医療費負担を手頃で適正にする法という別称がある)を廃止し、オバマケアを事実上取り替えるという誓約を遂行するのを助…

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